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フクロウ 2016.6.7 釧路市

今回の特集は4年前に釧路市の森で観察したフクロウです。

日差しを受けている樹上にたたずむフクロウ

フクロウの可愛さと緑の背景は、目にも心にも優しい空間でした。

 

 

 

動画も撮れたので、どうぞ。※最後に脚の手入れをするスロー再生あり。

探鳥記 2020.6.10 金井遊水地 11:00〜12:00 晴れ

前回観察したイカルチドリのその後の様子が気になるので金井遊水地へ。

本日は風が強いため、オオヨシキリは地上近くにいるのか声はすれども姿は見えず。

イカルチドリは前回と同じ場所に立っていて動きなし。
工事現場入り口から撮影 60倍スコープで識別できる距離

別角度から観察すべく自転車道路脇を移動中にジジッ、ジジッと鳴くオオムシクイを発見。

反対側の場所からイカルチドリを再観察すると、ここからも前回と同じ場所でしゃがみこんでいた。

卵や巣は見えなかったが、抱卵中と判断して良いだろう。

さきほどとは反対側の道路沿いから撮影 どちらからも遠い!

※以下は証拠動画。前半は6日に後半は10日に撮影。2日間とも同じ場所にいた。

コチドリは本日は堤防上で観察した。


アイリングが太いので雄


頭掻きは間接法。脚の上にあるのが肩羽で、下にある影のように見えるのが翼。

出会ったバーダーの方によると、数日前にコヨシキリが確認されたとのこと。

オオヨシキリコヨシキリの合唱を聞きたかった!

短時間であったが、収穫ある探鳥であった。

見聞きした野鳥(観察順)

オオヨシキリ、カワウ、カイツブリ、カルガモ、ウグイス、ヒヨドリ、イカルチドリ、オオムシクイ、アオサギ、コチドリ 計10種

オオヨシキリ 2020.6.6 金井遊水地

今回の特集は先日の金井遊水地で撮影したオオヨシキリです。

樹上でさえずる個体Aとアシ原でさえずる個体Bがいました。

このフィールドの良い点はオオヨシキリを近くから同じ目線あるいは見下ろして観察できることです。

まずは個体Aです。

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次は個体Bです。

アシ原でけたたましく鳴くオオヨシキリの姿は、この季節になると見たくなる光景です。

 

参考動画 コヨシキリのさえずり
口の中の色は、オオヨシキリはオレンジ色、コヨシキリは黄色です。

探鳥記 2020.6.6 金井遊水地 9:30〜11:30 晴れ

コチドリの繁殖の有無のチェックとオオヨシキリを観察すべく、金井遊水地へ。

前回4月12日に観察したコチドリ達のその後の様子が気になっていた。前回の金井遊水地の探鳥記

金井公園前の遊水地付近から「ギョギョシ、ギョギョシ」とインパクトのあるオオヨシキリの声が早速聞こえてきた!

オオヨシキリが樹木とアシ原の2ヶ所でシャウトしている。

後ろにあるマンションの住人も大変だなぁと思うほどの大音量である!


オオヨシキリ

オオヨシキリを十分観察できたので、次はコチドリの繁殖状況の調査である。

現在、金井公園を挟んで2箇所の広大な工場跡地があるが、どちらも立ち入り禁止であり、ここでコチドリが繁殖すると推察している。

下流側の跡地ではセッカヒバリの声がするも、コチドリは発見できず。

上流側では簡単にコチドリを見つけることができたが、跡地内をウロウロしており、繁殖活動中という感じではなかった。

別の場所から再探索したところ、ウロウロしているコチドリとは別に、遠くの方でじっとして動かないイカルチドリを見つけた。

イカルチドリは立ったままずっと同じ場所を動かず、暑いのだろう時々くちばしを大きく開け閉めしていた。

その後、その場所にしゃがみこみ、私が立ち去るまで動くことはなかった。


イカルチドリ コチドリよりくちばしが長く、アイリングが目立たない

この状況は、抱卵中に気温が上がったので卵を冷やすために抱卵を一時中止していたのでは?

くちばしを開け閉めする行動は暑い状況であったことを意味することからも。

そして、しゃがんだのは再び抱卵に入ったのではないか?と推察した。

スコープを使ってやっと観察できる距離なので、巣や卵の有無は分からず、繁殖の真偽は不明のままである。

ちなみにイカルチドリは横浜では冬季に観察できる鳥で、この時期にまさか観察できるとは思わなかった。

そのため発見当初はコチドリと思い込んでいたが、コチドリにしては長いくちばしで、黄色のアイリングが目立たないので違和感があった。

イカルチドリの横浜での繁殖の有無は未解決だが、この時期に観察できたことは有意義であった。

見聞きした野鳥(観察順)

メジロ、シジュウカラ、オオヨシキリ、バン、カワウ、カルガモ、スズメ、アオサギ、トビ、ムクドリ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、コゲラ、セッカ、ヒバリ、コチドリ、ハクセキレイ、イカルチドリ 計18種

 

 

 

 

 

シジュウカラ 2020.6.6 円海山周辺

今回の特集はシジュウカラの幼鳥です。

にぎやかな3羽の幼鳥と出会うことがことできました。

観察時の幼鳥の分かりやすい特徴は体下面が黄色っぽく見えることと胸から腹にかけての縦線が細いことでした。


幼鳥の目は特に可愛いですね!


成鳥に比べて幼鳥は胸から腹に続く黒い縦線(通称ネクタイ)が細いです。また、くちばしの一部が黄色です。


体の下面は成鳥のように真っ白ではなく黄色味があります。

次の動画はシジュウカラが枝と脚の指の間に捕まえた幼虫を挟んで少しづつ食べている場面です。

シジュウカラなら丸飲みできる大きさの幼虫ですが、この幼鳥はこの幼虫が食べることのできるものなのか?慎重に吟味しているのかな。

 

トウネン 2018.5.6 浦安市

今回の特集は、前回のミユビシギに続き、東京湾最奥部で出会った夏羽のトウネンです。

動画①では2個体のトウネンを、動画②ではトウネンと他のシギとの大きさの違いに注目してください。

動画①

まずは動画の前半に登場する個体です。

動画の後半に登場する個体です。この個体には宮城県の鳥の海で装着された足環がありました。

動画②

次は他のシギとの大きさ比較です。

手前からトウネンハマシギミユビシギトウネンの順。夏羽のトウネンミユビシギは体色や体型が似ていますが、大きさは一回り違います。ミユビシギハマシギは胴体の大きさはほぼ同じに見えます。

それではどうぞ。

 

ミユビシギ 2018.5.6 浦安市

今回の特集は以前に東京湾最奥部で出会ったミユビシギです。

早速、動画をどうぞ。

※後半にスロー再生あります。

ミユビシギは夏羽(繁殖羽)へ換羽する時期が遅いと言われていますが、この動画に登場する個体は夏羽と言えるでしょう。

この個体はもう少し赤みが増すかもしれませんが。

ミユビシギの冬羽はシギの中で体全体が最も白く見える装いですから、夏羽になるとガラッと変わりますね。

胴体の大きさは一緒に登場するハマシギとほぼ一緒に見えます。

以下は現場にいた他のミユビシギ達です。

換羽の時期なので、進行程度によって様々な装いのミユビシギがいました。


夏羽で問題ないです。


雨覆に灰色っぽい生え始めると思われる夏羽があります。後ろにいるのはトウネンです。


足環の付けられた場所は東京湾(千葉県・東京都)でした。

次の2個体は動画付きでどうぞ。

※後半にスロー再生あります。

コアジサシ 2020.5.31 金沢臨海部 ベイサイドマリーナ

今回の特集は横浜コアジサシです。

今季何度もベイサイドマリーナで探索するも、観察できずにいるコアジサシ

ここ以外では平潟湾や野島の伊藤博文別邸付近でも目撃されていますが、ご縁がない。

到着して祈るように湾内を探索するも姿なし。

今回も駄目かと諦めかけた時、上空からコアジサシの「キリリッ、キリリッ」という鳴き声が降ってきました。

急いで見上げると3羽のコアジサシ

今季も無事に観察できたと安堵してしまい、撮影が遅れてしまった。


急いで撮影するも後ろ姿を見送ることになってしまいました。

上空を飛び去った後、しばらく行方不明。

ようやく遠くの海上でフワフワ飛びながら、突如急降下して海中にダイブする姿を再発見。


体上面は青灰色ですが、腰と尾は白色です。


海面めがけて、ほぼ垂直に降下中

フワフワした飛び方と豪快なダイブの緩急ある行動は観察するのは楽しいですが、撮影するのは大変です。


魚を見事捕まえて、飛び去っていく

この魚は雌への求愛プレゼント?ヒナへ給餌?としたら繁殖地はどこなのか?聞きたいことがたくさんあります!

カモシギチドリも繁殖地へ旅立った臨海部ですが、これからの時期はコアジサシの観察が楽しみです。

 

 

オオルリ 2020.5.30 二子山

今回の特集は二子山のオオルリです。

一年ぶりの探鳥となった二子山。

例年この時期はオオルリのさえずりが一時不活発になる傾向ですが、林道入り口から終点まで頻繁に聴くことができました。

更に声だけでなく姿までも何度も観察することができました(シロハラヒタキ状態のことが多かったですが)。

個体A 画像と音声と動画の3連発です。

※動画は2回繰り返しています。

個体B 画像と音声と動画の3連発です。

※ピンボケ動画ですが、3回繰り返しています。

ゴイサギ幼鳥 2020.5.27 円海山周辺 

今回の特集は瀬上池で出会ったゴイサギ幼鳥です。

歩きながら対岸の水際をフワッと見ていると、突然そばの樹木から褐色の大きな鳥が水際に着地した。

オオタカ幼鳥?トビ

正体はゴイサギ幼鳥(通称ホシゴイ)であった。

繁殖シーズンに入ったとはいえ、巣立ちヒナにしては時期が早過ぎるし、体色も黒味が強くない。

なので昨年生まれの幼鳥と判断しました。

このゴイサギ地表や水面を盛んに突いたり、何かを咥えたりしていました。

よほどカエルや魚が多いと思いきや、じっくり観察してみると採食行動の他に枝を咥えては離す行動が目に付きました。

エサ取り訓練なのか?遊んでいるのか?

巣材を選んでいるようには見えませんでした。


不鮮明画像ですが、これは川エビ?にも木くず?にも見えますね(笑)

※動画後半では水際で何度も枝を咥える行動をしています。