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オオカラモズ 2020.3.12 さいたま市見沼周辺

今回の特集は先月に埼玉県の見沼地区で観察・撮影したオオカラモズです。

2019.1.20諫早干拓地(※バックナンバーはこちら)で初見して以来の再会となりました。

初見の時と同じく長い尾と体下面の白さが印象に残りました。


長い尾・スマートな体形・体色がサンショウクイに似ていませんか?


オオモズとの分かりやすい違いは翼の白帯が次列風切まであることです。


翼がたたまれている状態では上下に白い部分があります。上が次列風切で下が初列風切です。


睨まれる?と猛禽類の雰囲気があります。

1月5日に野辺山高原でオオモズを見ているので、この冬は似たもの同士でしかも珍しい2種に出会え、両者の違いが分かる良い勉強になりました。

最後に動画です。後半は首を伸ばして周囲を見る場面をスロー再生しました。

野鳥 オオカラモズ 諫早干拓地 2019.1.20

まだまだ続く諫早干拓地の特集、最後を飾るのはオオカラモズです。

諫早干拓地に到着するまで、諫早干拓地と佐賀県の大授搦の後背地のどちらにいるか?分からないままでした。

到着して早々に出会ったバーダーから諫早干拓地にいることを聞いた時の喜び様はナベコウ発見時と同じくらいでした。

改めて、バーダーSさんに感謝!感謝!

このオオカラモズ、発見時の第1印象は思っていたより小さい!でした。

全長が31㎝ですから、モズより10㎝も長いです。

実際観察するまではハトぐらいのモズというイメージでいたのですが、長い尾を含めての31㎝ですから胴体は思っていたより小さくて驚きました。

観察していた限りではモズと同じような行動でした。

白と灰色と黒の3つの体色なので、その大きさを差し引いてもモズよりも目立ち、見つけやすかったです。

以下はペリットを吐く様子です。

ペリットとは、猛禽類などが動物を丸呑みにして、その後に消化できなかった骨や毛などを塊にして口から吐き出す固形物です。

気持ちの良い動画ではありませんが、なかなか動画に収めるのは難しいので掲載しました。

※音声消去&スロー再生あり。