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コシジロウズラシギ 2019.8.14 上総一宮

今回はコシジロウズラシギの特集です。

国内記録4例目と言われている珍鳥で、本来の生息区域は繁殖地は北アメリカの北部、越冬地は南アメリカの南部とのこと。

遠目からだと、①大きさはトウネンメダイチドリの中間くらい②くちばしと脚の長さは現場では思っていた以上に長く見えました③白い眉斑と太い目先線が目立ちました。


脚が特に長く見える画像です。ヨーロッパトウネンを思い出しました。


くちばしが特に長く見える画像です。


初列風切が尾羽から長く突出しているので、初列風切がハッキリと交わっています。

スコープで詳細に観察すると、上面には灰色の冬羽が一部あること、胸には密度の濃い細い縦斑があること、脇に細い縦斑が何本もあることが分かりました。


整った胸の模様はアメリカウズラシギを思い出しました。

動画

さて、この辺りで名前の由来である肝心の腰の白い画像を掲載したいのですが、、、ハッキリと撮影できませんでした。


2枚とも尾羽を手前の方に曲げている状態で右初列風切から白い腰の一部が見えています。

飛翔する動画の中に白い腰が映っていました!

周囲にいるミユビシギより小さいのがコシジロウズラシギです。後半のスロー再生の最後の画面右端にコシジロウズラシギの白い腰が見える状態に設定しました。

動画を一時停止してPC画像を撮影したのが下の画像です。

次の再会はいつの日か?

珍鳥とはいえ、これからはフィールドにコシジロウズラシギがいると思って探索していきたいですね。