野鳥 コチドリ 2015.3.29 横浜市 柏尾川

今回は3年前の今の時期に横浜市で観察したコチドリを特集します。

今シーズンも例年通り3月に入って、神奈川県内の各地でコチドリが観察されています。

神奈川県ではコチドリツバメが夏鳥の渡りの先陣を切る代表でしょう。

かれらを観察すると一足先に夏を意識してしまいます。


正面顔はちょっと怖いですね。


コチドリと言ったら、黄色のアイリング! 遠くにいても目立ちます。


この画像は特に胴体が丸っこく見えてカワイイです。


左手前がイソシギで全長20㎝、右奥のコチドリの全長が16㎝。

全長は5㎝も差があるのにコチドリの方が大きく見える?あるいは差ほど変わらないように見えるのは、胴体が丸っこいからでしょう。

当時の現場での記憶では、コチドリの方が画像以上に大きく見えて、図鑑で全長を再確認したほどです。


カルガモペア?を横目にスタスタと移動中。

カルガモと比べると大きさの差は歴然としていますね。

この週末、河川沿いを中心にコチドリを探してみてはいかがでしょうか。

 

野鳥 ミヤマホオジロ 2018.2.18 多摩森林科学園

今回は先月観察したミヤマホオジロの特集です。

特に初めて観察することになった若鳥の顔は、若いのにお爺さんのような顔つきで気に入っています。

動画は探鳥記では未掲載を使用しています。

雄 成鳥


以上、3画像は同一個体です。

 

雄 若鳥

若鳥は成鳥に比べて冠羽や頭部や胸がまっ黒になり切っていません。


2枚とも同一個体。
下のピンボケ画像撮影時、この個体は上空を警戒していました。
偶然か冠羽を寝かせている状態になっています。今回たくさんの個体を観察しましたが、冠羽を寝かせた状態はこの時だけでした。
通常、冠羽を持つ鳥は警戒中やライバル出現時などに冠羽を立たせるイメージがありますが、意図して寝かせたのでしょうか?
それとも単なる気まぐれだったのでしょうか?


動画

探鳥記 2018.3.4 水元公園 12:45~14:15 晴れ

葛西臨海公園から水元公園へ。

実は水元公園は今回が初探鳥である。

その存在を知ってから約20年。

来なかった理由を考えると交通の便が悪いくらいしか思い当たらない。

水元公園で熱心に野鳥観察を行っている方のブログが気に入っているので定期的に閲覧している。

ブログから周年様々な野鳥が観察されていることが分かり、知っている場所から行きたい場所へと変わった。

ちなみに20年前は関東では珍しくコイカルが繁殖する場所として有名だったと記憶している。

葛西からセブンイレブン定食を済ませて駐車場に到着。

まずは公園利用者の多さに驚く。


葛西で男の子から聞いた情報ではアメリカコガモは水生植物園付近の川面で観察されているとのこと。

そこで、川沿いにバードサンクチュアリー経由で水生植物園へ向かうことにする。

川面ではヒドリガモオオバンがポツポツと浮いているだけで、葛西同様ここでもカモは少なかった。

バードサンクチュアリーに入る。

最初の観察窓では水元公園の主役?カワセミに御挨拶。

次の観察窓ではカワウの日光浴する姿を観察した。


立派な観察小屋

この辺りの森からシジュウカラのさえずりが盛んに聞こえてくる。

目標のハスが自生する川面に到着。

アメリカコガモはもちろん、カモの姿が見えない。

困った!困った!とさらに上流に向かって少し進むとコガモの群れを発見する。

この中でしょ!と祈りながら1羽1羽確認して、ようやく胸と脇の境にある縦の白線が入ったコガモを見つけた。

アメリカコガモだ!


コガモ


次の瞬間、白い縦線が見えた!


正面からでも白線は目立つ

動画

動画に一緒に登場するコガモと比べると、
コガモは体の側面に水平に白線があるのに対して、アメリカコガモは縦線が入る。
②また顔の緑色帯を縁取るクリーム色のラインがアメリカコガモの方がコガモより細くぼんやりと見える。
③の薄橙色はアメリカコガモの方がコガモより濃く見える
ということが分かる。

このアメリカコガモの頭部の形は、後髪が膨らんでいてヨシガモのようで違和感があった。

アメリカコガモの特徴にはないので個体差なのか?

このアメリカコガモ、日本ではコガモの亜種扱いであるが、海外では別種扱いとなっている。

繁殖地と越冬地を含む生息地もコガモはユーラシア大陸、アメリカコガモは北アメリカ大陸であり、ハッキリと棲み分けができている。

日本でも別種扱いされる日が来るのだろうか、今後の動向が気になる。

目的のアメリカコガモをじっくり観察できたので、今度は来た道を戻ってアメリカヒドリヒドリガモの交雑個体を見ることに決めた。

しかし、この日は強風で野鳥観察のコンディションが悪く、またメンバー全員お疲れ状態だったので、ここでお開きとすることにした。

今回は珍しく2つの目的を完遂できて気持ちよく帰路に着いた。

見聞きした野鳥(観察順)

ムクドリ
モズ
ハシボソガラス
カルガモ
ハクセキレイ
ヒドリガモ
オオバン
アオサギ
ダイサギ
カワウ
シジュウカラ
カワセミ
ヒヨドリ
シメ
ハシブトガラス
コガモ(亜種アメリカコガモを含む)
オカヨシガモ

計18種

探鳥記 2018.3.4 葛西臨海公園 7:30~11:30 晴れ

この冬、葛西臨海公園ではサンカノゴイが越冬しており、時々幸運なバーダーに目撃されている。

また近隣の水元公園ではアメリカコガモが越冬しており、まだ観察したことがないので是非見に行きたい。

そこで今回はこの2種の観察を目標に都内の公園をはしご探鳥することにした。

サンカノゴイは午前中の方が観察されやすいとのことなので、まずは葛西臨海公園へ。

今回は東西なぎさに行かず真っ直ぐ鳥類園の上の池に向かう。

歩道から上の池のアシ原が見えてた所で本格的な探鳥モードになる。

今回の舞台となった上の池(淡水湖)

サンカノゴイは①擬態をするなど隠れ上手である②ゆっくりとした動作である③日中は活発に動き回らない④体色もアシ原と似ているなど、探索難易度が非常に高い鳥である。

以前、大井野鳥公園で観察した時も非常に苦労した思い出がある。

とりあえず根気よく視界に入るアシ原を何度もじっくり観察するしかない。

アシ原の下部を凝視する時間が続く中、アシ原の上部では時々オオジュリンの小群が現れてはアシの表面をむしって中に潜む虫を捕食する光景が見られた。


オオジュリン

動画

上の池に沿って進み、センター前に到着。

今シーズンはここからサンカノゴイを最も多く観察できるそうだ。

冬鳥シーズン終盤でカモの姿もまばらだ。

視界に入るアシ原をくまなく探したが見つからず。

再度逆コースをたどって探索を続けることにする。

通り道の通称クイナ池でアシ原を注視しているとガサゴソと動く気配を察知した。

双眼鏡でチェックするとまさにクイナであった。

警戒心が強いため直ぐに奥に引っ込んでしまったのは残念だったが、サンカノゴイ探索の良い練習となった。

今日は行けるぞ!

続いて向かったアメダスポイント前のアシ原では再度クイナが、その後直ぐにヒクイナが一瞬現れては引っ込む光景が目撃された。

また気分転換にアメダスポイントから東なぎさを観察すると、ウミアイサクロツラヘラサギアオアシシギなどを観察することができた。

今日はやはり観察は難しいか?あるいはもう繁殖地へ飛び去ってしまったのか?と諦めモードの中、未練たらしくもう一度センター前に行くと、、、。

ひょっこりと首を伸ばしているサンカノゴイがついに登場したのだ!

全長が70㎝でチュウサギとほぼ同じだが、ずんぐりしているので大きく見える。

また同じ体型であるヨシゴイの約2倍の全長だから、単純計算で2×2×2=8倍の体積比であるが、見た目の印象と比べても悪くはない数字ではある。

最初は周囲を警戒しているのか首を伸ばしてじっとすることが多かったが、徐々にアシ原の中を動き始めた。

ちょっと目線を外すと、いるのは分かっているのに再度見つけるのに苦労した。

以上、3枚ともSさん撮影

動画

しばらくして手前の死角のアシ原に飛び去ってしまい、これ以上の観察はできなくなった。

その後、どうにか飛び去った場所が見える場所を探しては探索したが駄目だった。

駄目元で葛西臨海公園に来たが、幸運にも目的のサンカノゴイを観察できて良かった。

気持ちよく、次の目的地の水元公園へ向かった。

見聞きした野鳥(観察順)

ツグミ
ハクセキレイ
シジュウカラ
ウグイス
ジョウビタキ
ヒヨドリ
オオジュリン
セグロセキレイ
ホシハジロ
バン
オオバン
アオサギ
カイツブリ
コガモ
ムクドリ
ハシブトガラス
キジバト
ミサゴ
カンムリカイツブリ
ウミアイサ
スズガモ
ヒドリガモ
ウミネコ
ハジロカイツブリ
ハシボソガラス
アオアシシギ
オカヨシガモ
カワウ
ハシビロガモ
ハクセキレイ
キンクロハジロ
メジロ
アオジ
クイナ
ヒクイナ
サンカノゴイ
シジュウカラ
カワラヒワ
カルガモ
クロツラヘラサギ
イソシギ

計41種

探鳥記 2018.2.25 新横浜公園 9:15~11:15 曇り

今回は新横浜公園で野鳥の会神奈川支部の探鳥会を行った。

初心者向けということで、参加者の皆さんにはカモを中心に水辺の野鳥をじっくり観察してもらえたら嬉しい。

小机駅からスタートするいつものコース。

まずは空き地で食べ物を探すツグミムクドリを観察。

ツグミの立ち止まっては胸を反らして周囲を見渡す動作が参加者の注目を集めていた。

公園内に入り、いよいよ池の前に出て本格的な探鳥が始まった。

前日探鳥した参加者からミコアイサ雌がいるとの話を聞いていたので、まず探すことにした。

というより、目の前に見えていた。

体は小さいが胴体は明るい色なので直ぐに分かる。

岸に上陸した羽繕いを始めたので、じっくり観察できた。

他のカモというと、オオバンが数羽浮いていて、岸辺にたった1羽のハシビロガモ、数羽のコガモホシハジロペアのみと寂しすぎる状況であった。

もちろん今回の目玉のクビワキンクロ雌も見当たらず。

ホシハジロ 左)雌 右)雄 

カモ達はもう北へ旅立ってしまったのか?と思わせるぐらいの少なさだった。

カモ類以外ではノスリカワセミアオサギなど常連さんを今回も観察できた。

個人的に嬉しかったことは、ここで初めてオオジュリンの群れを対岸の草原で観察できたことだ。

横浜市内では境川遊水地での観察が多いが、新たな観察場所を見つけた。

まだ観察する機会が多いオカヨシガモを観察していない。

いくらカモが少ないといってもオカヨシガモはどこかにいるはず。

ようやく遠く離れた奥の水面に2ペアを発見する。

探鳥会の終わり間際に、オカヨシガモマガモペアの上空飛翔、モズが登場して無事終了となった。

この日は曇りで風も強く、しかも水鳥達の数も少ないということで、決して良い観察状況ではなかった。

が、移動距離も短く観察に多くの時間を割くことができて密度の濃い探鳥会はできたと思う。

また参加者の多さから多くの野鳥を見つけることができて、新横浜エリアの野鳥力を伝えることはできた。

※参加者の皆さん、寒い中での探鳥会、お疲れさまでした!

見聞きした野鳥(観察順)

ツグミ
ムクドリ
ヒヨドリ
ダイサギ
アオジ
オオバン
ミコアイサ
ハシビロガモ
コガモ
カワウ
ホシハジロ
アオサギ
ノスリ
カワセミ
ハクセキレイ
スズメ
ハシボソガラス
ジョウビタキ
キジバト
オオジュリン
シジュウカラ
オカヨシガモ
カイツブリ
ハシブトガラス
モズ

計25種  目撃談: タヒバリ、バン、カルガモ

探鳥記 2018.2.24 舞岡公園 9:25~12:15 晴れ

舞岡公園ではアリスイが年末から観察され続けている。

昨年に続き2年連続で越冬しているので、しばらく観察が途絶えて舞岡バーダーを悲しませていた暗黒期は脱したようだ。

とはいえ私個人は今シーズンは毎回アリスイにフラれ続けており、今日こそはお会いしたいものだ。

アリスイは早朝の方が観察されやすく、9時を過ぎると動きが鈍くなるとのことだが、9時過ぎに到着。

どうも近所だと緊張感に欠けてしまう。

いつものように大原谷戸と大原おき池周辺でヤマシギ探索を行う。

今シーズンは大原谷戸にいることが多いが、今回は見当たらず。

アリスイポイントのきざはし湿地周辺に移動。

最近は道を挟んでヤマシギアリスイ観察とでバーダーが分かれているが、本日はアリスイ側に多い。

到着時にちょうどアリスイが地面に降りてしまった後で、アリスイとの相性の悪さが続いているようだ。

しばらく草地を眺めていると、突然アリスイが飛び出して草原の奥へ飛び去ってしまった。

後姿を見送るだけとなってしまったが、観察できたから良しとしよう。

アリスイの次は定番のヤマシギ探しである。

今日は観察されていないとのことだが、前回も死角の窪地から出て来たところを見つけたので今回もその窪地から探索開始。

すると瞬殺ならぬ瞬観で正に同じ場所からひょっこり顔を出して食事を開始し始めた。

動画

そばにいた外国人バーダーも念願のヤマシギを観察できてご満悦の様子。

この後、このバーダーの方と舞岡公園の簡単な案内を兼ねて探鳥することにした。

さくらなみ池ではカワセミが獲物を狙っている、この池での主食は川エビである。


カワセミ

宮田池奥の湿地では「チョッ、チョッ、チョッ」と甲高いミソサザイの声がした。

冬季、この付近での目撃談が多い。

またここでの観察例の多いルリビタキシロハラアカハラなどを探索するも、観察できず。

瓜久保を回って、きざはし湿地の戻るとヤマシギの食事が続いていた。


頭部の黒褐色の太い帯が目立つ。

反対側の草地にはいつものようにタシギが食事中。


観察できない鳥が多い中、毎回いつも同じ場所で食事をしているタシギ 

舞岡公園ではヤマシギタシギを間近で普通に観察できるので、この経験を下に基にアマミヤマシギオオジシギチュウジシギ、ハリオシギ観察に役立つことになろう。

外国人バーダーの方はヤマシギへの関心が高かったので、公園内のヤマシギポイントを中心に回り、観察アドバイスを伝えられたと思う。

外国人バーダーの方との野鳥談義は新鮮で、野鳥を通しての異文化交流は有意義な時間であった。

見聞きした野鳥(観察順)

ウグイス
メジロ
ハシブトガラス
アオジ
エナガ
シジュウカラ
ヒヨドリ
ジョウビタキ
アリスイ
カシラダカ
タシギ
ヤマシギ
アオゲラ
カワセミ
カルガモ
バン
ミソサザイ
シメ

計18種

探鳥記 2018.2.18 多摩森林科学園 10:00~14:30 晴れ

前日に野鳥の会神奈川支部の事務所でホオジロ類の談話会を先輩方と行った。

探鳥経験が豊富な先輩達との談義は面白く勉強になる内容であった。

談話会を終えて、ミヤマホオジロのこと、特に地鳴きをきちんと把握しておきたいと考えた。

ミヤマホオジロは関東では珍鳥ではないが、観察機会が多い鳥でもない。

どこで観察しようか?

そこで思い浮かんだ場所が高尾にある多摩森林科学園だ。

高尾山の近くにあり高尾山と同じくらい野鳥が観察できる場所として以前から関心があった。

最近はミヤマホオジロの越冬場所として有名で、個体数も多いようなので観察頻度も高いことだろう。

今回は時間があれば高尾山と両方行くつもりで出発。
入口にある森の科学館

JR高尾駅から歩いて10分もかからずに到着、アクセスの良い場所だ。

入場料は300円(桜の開花時期は400円)で駐車場はない。

ここは全国の主要な桜を集めたサクラ保存林があり、3月後半から4月下旬まで楽しむことができる。

この時期は入園者が多く、野鳥観察に不向きといえよう。

広大な園内のため、入園時にミヤマホオジロの観察されやすいポイントを聞くと、柳沢林道沿いが良いとのこと。

そこで柳沢林道でミヤマホオジロをじっくり観察してから、園内をできるだけ観察することにする。

入口付近で遠くからイカルの朗らかな声が聞こえて、目の前にはジョウビタキの雌を観察。

第2樹木園の中は、週末であるが人影がなく静かな雰囲気である。

森の中を抜けると、斜面に植えられているたくさんの桜の樹木が目に入り、一足早く桜の開花状態を想像してみた。

道沿いでは桜や野鳥の案内板が設置されており、種の識別点はもちろん、他種との相違点も丁寧に記載されている。

ここまで詳細に記載した掲示板はあまり見たことがない

ここの職員の方のおもてなしの気持ちが伝わってくる掲示板であった。

柳沢林道に入ると初めて人と出会った。

やはりバーダーの皆さんである。

観察・撮影の先には斜面で採食中のミヤマホオジロが見える。

まずは雌が目に留まり、カシラダカとの違いを意識してじっくり観察する。

ミヤマホオジロ雌 

動画

次は雄の観察に移る。

発色の良い黄色と黒のコントラストが良い!

ミヤマホオジロ

動画

盛んに地面に降りたり草木の周囲で動き回って実などを食べている様子だった。

画像の日陰部分でミヤマホオジロが採食していた

当初、数羽しかいないと思っていたが、じっくり観察してみると少なくとも8羽を確認した。

30分ぐらい観察しただろうか、群れが奥の茂みに入って行ったので、一旦観察を止めて園内を回ることにする。

園内を見渡せるくらいまでの高さを登り、園内の外周を進む。

桜の満開の頃は良い眺めであろう

緑が濃いのでヤマドリアオゲラアカゲラカケスなどの登場を期待したが、見聞きできたのはカラ類やモズジョウビタキであった。

鳥影が少ないので先ほどのミヤマホオジロのポイントに戻ると、ミヤマホオジロが歩道に出てきて採食中であった。

これは絶好のチャンス!と興奮を必死に抑えて、こちらに近づくように念じながら動かないでいると、だんだん近づいて来た。
動画

最後は3mくらいまで接近して、おいおい!こんなに近づいて大丈夫?と思ってしまうほどだった。


ミヤマホオジロ雄 右脚に足輪が付いている

念願の地鳴きもたくさん聴くことができた。

カシラダカの優しい「ティッ」とアオジの鋭い「チッ」とは違い、その中間?の感じに聴こえた。

しばらくすると、ミヤマホオジロの群れは隣の樹林帯へ移動したが、移動する際に数を確認したところ、30羽くらいだった。

「えぇ、そんなにいたの!」と驚いてしまった。

関東地方ではミヤマホオジロが一番多く越冬している場所ではないかと思った。

雄・雌・若鳥・地鳴き・採食行動などミヤマホオジロを堪能できて、当初の目的も達成された。

その後、ここで出会ったバーダーさんとしばらく楽しい鳥談義となった。

私と同様にミヤマホオジロに絞って観察に来た方で、お住まいの千葉の探鳥地を聞いたり、神奈川の探鳥地を紹介したりした。

ふと時計を見ると13時を過ぎており、次の目的の高尾山へ行くか微妙な時間となった。

それでもせっかくだから、行って見よう!とバーダーさんと別れて50mを過ぎたところで、ミヤマホオジロをまたまた見つけてしまった。

その時、おそらくミマホオジロを探しているだろう若者2人が目に入った。

ここにいるよ!と手招きすると、やはりミヤマホオジロ目的の二人であったので一安心。

2人にとってはミヤマホオジロは初めての出会いだったので、声を掛けて良かった。

2人は野鳥観察を始めて間もないようで、野鳥観察を楽しさが言葉の端々から感じ取れた。

こういう方々との野鳥談義も大好きで、しかも爽やかで感じの良い若者達である。

先ほど野鳥談義を終えたばかりなのに、まさかの第2幕の開幕である。

高尾山探鳥は置いといて、楽しい時間を過ごした後、真っ直ぐ帰宅した。

ビギナーの若者2人が今後も楽しく野鳥観察を続けて、いつかどこかで再会できたら嬉しいな!

見聞きした野鳥(観察順)

イカル
ジョウビタキ
アオジ
シロハラ
ミヤマホオジロ
コゲラ
シジュウカラ
ヤマガラ
ヒヨドリ
エナガ

計10種  目撃談:カシラダカ、ルリビタキ

この冬の観察情報:ヤマドリ、アオバト、ツミ、ノスリ、トラツグミ、カワセミ、ウソ、ミソサザイ、カケスなど

探鳥記 2018.2.17 富岡総合公園 10:30~13:30 晴れ

今シーズン、レンジャクにフラれっぱなしの富岡へ。

先週末からレンジャクの飛来が続いているので、今日は観察できるだろうと足取り軽く現地に到着。

今回は見晴らしの良い広場でレンジャクの飛来を待とう!

何人ものバーダー達がすでに現場にいたが、朝から観察されていないとのことで、今日はもう駄目だろうという雰囲気である。

到着してしばらくすると、ルリビタキウグイスが目の前に登場して、我々を楽しませてくれたが、すぐに姿が見えなくなった。

さらにしばらくすると、ノスリが遠くの方で、ミサゴが頭上をソアリングしてくれるなど、レンジャク目的でなかったらご満悦な状況が続いた。

11時20分、目の前のヤドリギが群生している樹木に2羽の鳥影が!

一同、注視すると、待望のヒレンジャクだった。

直ぐにもう1羽飛来して3羽でしばらくヤドリギを採食している。

バーダー達も今までの停滞感から解放されて興奮して撮影・観察開始である。

更なるレンジャクの群れが飛んで来ないか?ふと左手を見るとオオタカが飛翔している姿が目に飛び込んで来た!

オオタカオオタカがいますよ!」と周囲のバーダーに向かって叫んでも全員が無反応、、、。

オオタカ好きなので視界から消えるまで観察し続けた後に、ヒレンジャク戦線に復帰。

逆光状態で撮影はもちろん観察もしにくいが、ヒレンジャクの尾羽の先端の赤はハッキリと分かる。

動画

ヒレンジャクは種子を含むネバッとした糞をしてくれるサービス?までしてくれた。

この種子が発芽して、ここで新しいヤドリギとして生長することになるのだろう。

3羽のヒレンジャクは、しばらくすると下の道路の方へ降りたので後を追ったのだが、再度上に上がった姿を見た後を最後にしばらく行方不明となった。

広場に戻ってレンジャクの再登場を待つも現れず。

キレンジャクを含む後発隊の飛来もなかった。

ここで現場のカメラマンの方としばらく鳥談義に花を咲かせた。

今日はここにいても観察できないだろうと下の道路沿いに移動すると、先ほどの3羽が奥の観察しにくいところで枝止まりしていた。

動画 

しばらく3羽の観察をした後、道を渡って今度は総合公園の中を探鳥した。

アオゲラのみならずアカゲラも時々観察されるようなので期待したがで2種とも観察できず。

小鳥類ではエナガヤマガラシジュウカラの群れと出会って、活発に動き回る姿を楽しんだ。

最後に再度ヒレンジャクポイントに行くもすでに飛び去った後であった。

今回は久々に富岡公園でヒレンジャクを観察できて良かった。

調べてみると最後に富岡公園で観察したのが2015.2.7なので、実に3年ぶりの観察であった。

見聞きした野鳥(観察順)

ムクドリ
シジュウカラ
エナガ
ヒヨドリ
ハシボソガラス
ルリビタキ
ウグイス
ノスリ
ミサゴ
ハシブトガラス
オオタカ
ヒレンジャク
キジバト
ヤマガラ
ツグミ
ジョウビタキ

計16種

野鳥 カラムクドリ 2016.2.13 みなとみらい地区

今回の特集は今から2年前みなとみらい地区の臨港パークで観察したカラムクドリ雌です。

1月中旬のガンカモ調査中に偶然発見され、私が最後に観察した2月28日までは滞在していました。

発見の一報を耳にした時は非常に驚きました、というのもカラムクドリの飛来は九州や南西諸島ならともかく関東地方では非常に珍しいからです。

しかも横浜みなとみらい地区!

このカラムクドリムクドリと一緒に行動していることが多かったので、おそらくムクドリの群れに混じって飛来したのではないでしょうか。

2年前のカラムクドリ観察以後は、ムクドリの群れを見つけると珍しいムクドリがいると思って探すようになりました。

横浜のみなとみらい地区で観察されたのなら、もはやどこにでもいる可能性はあります。

今回のみなとみらい地区の探鳥も2年ぶりにカラムクドリと会えるイメージで探索しました。

ちなみに、この冬はカラムクドリ雄が谷津干潟でしばらく観察されていましたね。

以下は2016.2.13に臨港パークで撮影したものです。

動画 ※3つの場面を合わせています。最後に飛び出しスロー映像付きです。

カラムクドリの全長は19㎝でコムクドリと同じ大きさです。

最初の場面から分かるように全長24㎝のムクドリに比べて、一回り小さい感じに見えました。

飛び出し画像を付けたのは、有名な図鑑には雌の飛翔している姿の記載がないので、見づらいですが添付しました。


ムクドリと一緒に行動している場面を多く目撃しました。これのみ2016.2.28撮影

野鳥 スズガモ 2018.2.12 みなとみらい地区

今回は先日のみなとみらい地区でのスズガモを特集します。

この冬はカモの特集をずいぶんと掲載しましたが、スズガモはまだでしたね。

スズガモの名前の由来は、鳴き声が鈴の音に似ているからです(鈴鴨)。

英名はGreater Scaupで、Scaup自体がスズガモという意味があり、直訳すると大きいスズガモです。

ちなみにGreater⇔Lesserということで Lesser Scaupはコスズガモの英名です。

オオメダイチドリメダイチドリもGreater⇔Lesser Sandploverで同じパターンです。

スズガモというと海ガモの代表として東京湾岸では見慣れたカモですが、沖合で大群となって浮かんでいるような場面が多く、意外と間近で観察する機会は少ないような気がします。

今回は6羽のスズガモを5mくらいの距離で観察できました。

間近で改めて観察すると、雄の深緑色の頭部の美しさと目つきの悪さが気に入りました!

成鳥 雄 繁殖羽

 

雄 第1回冬羽と推定

今さっきまで脇羽に褐色斑が残っているのでエクリプスから繁殖羽へ移行中の個体と思っていました。

が、胸を見ると特に水面付近に幼羽があるように見えるのですが、どうでしょう?
※下段の参考文献 P212 ♂1年目冬 P215 画像

この時期の移行中の成鳥なら、胸は繁殖羽のように水面部分まで黒くなっていることが多いと思います。

下の参考画像の手前の2羽は繁殖羽の成鳥雄で、が脇腹に褐色斑があるので繁殖羽へ移行中の成鳥雄と思います。
この右個体の胸の色模様と上の画像個体と比べると違いが分かると思います。

参考画像

2018.1.27 野島にて ちなみに奥の雌は虹彩が黄土色なので幼鳥と思われます。

成鳥 雌

成鳥雌の虹彩は黄色です。一方、雌の幼鳥の虹彩は黄土色で上の参考画像で比べて見てください。

目先とくちばしの基部との間に広がる白い大きな斑は遠くからでも目立ちます。

この白斑はまれにキンクロハジロの雌にも現れますが、スズガモに比べて面積は小さいです。