「オオメダイチドリ」カテゴリーアーカイブ

オオメダイチドリ 2019.9.1 三番瀬

先週末9月1日に三番瀬で観察したオオメダイチドリです。

この夏は何度もオオメダイチドリを観察する機会(後日、上総一ノ宮で観察した個体も投稿予定です)に恵まれましたが、何度見てもテンションが上がります。

メダイチドリに比べて、首都圏では観察機会が少ないという珍しさもありますが、干潟を高速で駆け回ってカニを食べる姿が好きなのです。


やはり脚の長さが目立ちます!

左)オオメダイチドリ 右)メダイチドリ 足の長さや体型の違いなど差がハッキリと分かりますね。

以下の動画では、①カニを捕食する行動と②駆け出す動き方に注目です。※最後にスロー再生があります。

真横から見ると長いくちばしがハッキリと分かりますね。

カニを捕まえた後、くちばしを横に振るのはカニに付着している砂を振り払っているように見えます。

オオメダイチドリ 2019.8.3 九十九里浜

今回は前回と同じ九十九里浜で撮影したオオメダイチドリ幼鳥です。

窪地に入って、じっとしています。

メダイチドリより頭部に占める目の割合が大きく見えませんか?

やはり脚の長さが目立ちます。

以下、まとめ動画です。

久々に間近で見るオオメダイチドリの走り。

腰を低くしてストライド&ピッチ走法を兼ね備えた?独特の素早い走り方です。

ずいぶんと動画を撮影してきましたが、この走りをフレームに入れ続けるのは厳しいですね。

野鳥 オオメダイチドリの採餌

以下の動画は前回の続きで、三番瀬の同一個体のオオメダイチドリです。

通常移動の採餌

周囲にいるメダイチドリと動きに差はないように見えます。

高速移動採餌 (1倍、0.5倍、0.125倍の三本立て)

 

0:07に高速走りから一時停止して直角の左ターン!

0:09に穴に引っ込んだカニをほじくり出して捕まえる。
カニをそのまま飲み込むには足が邪魔で飲み込みづらいので、振り回したり地面に落としたりして足を取り除いている。胴体から外れた足をまず食べてから胴体を食べているように見える。

0:32に食べた後は飲み込みやすくしているのか?口内をきれいにするのか?水を飲んでいます。何回も食後に水を飲む行動を観察したので、行動パターンといえるかも知れません。

やはりカニを採餌するには、ゴカイを採餌するのとは違うスピードが要求されるのでしょう。

野鳥 オオメダイチドリの高速移動⇒頭掻き⇒採餌

以下は2017.8.11に三番瀬で撮影したものです。

2017.8.6掲載回でカニの捕食動画が見当たらない話をしましたが、こんなに早くカニの捕食動画を掲載できるとは!

動画

想像以上に高速で移動するのでカメラで追いつけずに何度も画面から消えてしまいました。

やはり今回もオオメダイチドリは姿勢を低くして走っていますね。

0:34に頭を脚で掻く頭掻きはチドリなので、翼の上から脚を伸ばして頭を掻く間接法をしています(反対側なのできちんと見えませんが翼を下に垂らしていますのが分かります)。

0:43にカニを瞬時に捕って、その後に丸呑みしています。

画像

やはり、くちばしの長さが目立ちます。

追加動画

メダイチドリの採餌の様子です。

もちろんオオメダイチドリも、高速移動してカニを採餌しているだけではなく、ゴカイなどを採餌する際はこのような動作をします。

採餌場面を0.125倍でリプレイしています。麺類をすするような動作をしているのが分かります。

 

野鳥 オオメダイチドリの採餌

以下は2014.8.2に三番瀬で撮影したオオメダイチドリの幼鳥です。

このオオメダイチドリ、小走りと急な方向転換で撮影するのに苦労した記憶があります。

オオメダイチドリは小型のカニが好物なのですが、幸運にもこの撮影の前後でカニを採る動画も撮ることに成功しました。

しかし不幸にも探しても探してもその動画のマスターが見つかりません!

見つかり次第、掲載します。

動画


小走りする時に姿勢を低くする姿は、獲物に気付かれないようにするためでしょうか?それとも空気抵抗を意識してのことでしょうか?

メダイチドリこのような姿勢と動き方をするのを私は見たことがありません。

画像

くちばしと脚がやはり長い。

 

下の画像はメダイチドリ(2014.5.1平潟湾)です。

特にくちばしはオオメダイチドリに比べて短いですね。