カワセミ 2021.1.27 横浜駅そばポートサイド地区

今回の特集は横浜駅周辺のガンカモ調査の際に出会ったカワセミです。

ポートサイド地区の岸辺から遠くに浮かぶキンクロハジロホシハジロを観察中、ふと目の前にある鉄柱を何気なく見ると何とカワセミが止まっているではないですか!!!

まさか横浜駅そばで観察するとは思わなかったので、久々にカワセミを見て仰け反ってしまいました。


下くちばしが赤いので雌ですね。


カワセミのいる風景 画像中央の支柱上にいます。

アオサギ 2021.1.13 三ツ池公園

今回の特集は苦労に末にウシガエルを飲み込んだアオサギです。

すでに何度も飲み込めずに苦労している様子のアオサギ

最後は意地で飲み込みました!


ウシガエルをがっちり咥えて、飲み込む準備完了!


前のめりで飲み込み開始!と思いきや、飲み込めないと悟ったのか、一時停止。


飲み込み失敗!飲み込むべきか?諦めるべきか?しばし思案中か。掴み方は流石に上手ですね。


再挑戦の瞬間を撮れず!もう半分飲み込んでいました。


今度は大丈夫か?喉の膨らみが凄いですね。


ピタッと動きが止まりました。今回もダメなのか!


アオサギに角が生えているみたいですね。


もう、後には引けねぇ~!顔付きにアオサギの覚悟を感じました。


必殺・天空回し飲み!そんな技はないでしょうが、大学時代の飲み会でアオサギと同じ格好で「天空回し飲み!と叫んでビール瓶を回しながら飲んでいた先輩を思い出しました。


この状況でアオサギを見つけたバーダーは何事かと思うのでしょうね。


ラストスパート!


無事に収納完了!

最後におさらい画像です!

 

ヒメウ 2021.1.17 八景島

今回の特集は八景島で観察したヒメウ幼鳥です。

ガンカモ調査中に八景島に立ち寄った際、岸辺から20mくらいの海面に浮かんでいる黒い塊のように見えるヒメウ幼鳥を発見。

近くにいるので絶好の撮影チャンスと思いきや、漁船が近づいては逃げるのを2回繰り返して沖合に飛び去りました。

冬季の金沢区臨海部では、カワウに比べてヒメウの数は圧倒的に少ないものの幸運にも観察する機会が多いです。


細長い黒褐色のくちばし

幼鳥は全身が黒褐色なので、分かりやすいですね。

 

 

ハシビロガモ 2021.1.11 谷戸山公園

今回は氷上に着地した際に滑って尻もちをついたハシビロガモをお見せします。

池が結氷したため、下りる場所に困りながらのハードランディングとなりました。


滑りながらも、ポーズは決まっています。


体を起こして、いつもの姿勢へ。


安堵感からか?直ぐにウンチ!


立つ鳥、後を濁さず! ウンチの前でしばし思案中


あんた、見てたの?

とはハシビロガモは思っていないでしょうが、個人的には滑った場面とウンチの場面を見ることができて楽しかったです。

以上

 

ハイタカの睨み合い 2021.1.11 谷戸山公園

今回は先日、谷戸山公園の探鳥の際に観察した2羽のハイタカです。

鳥を捕まえて地面で抑え込んでいる個体A(画像の左個体)前に、右側から別の個体B画像の右個体)が登場。

個体Aは獲物を奪われないように隠す?威嚇?のため、翼を広げています。
個体Bの拡大画像

個体Bが着地して、双方の睨み合いがスタート!

長期戦と思いきや、意外と早く諦めて飛び去ってしまった個体B

個体Bに獲物を奪われないと見切ったのか?別方向を注視する個体A

 

個体Bの飛び去った方向を見る個体A  眼光が鋭いですね!

どこか誇らしげに見える個体A

ちなみに個体Aは体下面の横斑の幅が不規則で乱れ気味であることや眉斑が太いので幼鳥と思います。

個体Bは体の上面が青灰色(特に頭部は濃い)で眉斑も細く不明瞭に見えるので雄成鳥と思いました。

が、体下面に赤褐色の横斑がなく、胸や脇に赤橙色の部分がない、、、。

もちろん雄でも赤みの無い、あるいは少ない個体もいます。

現時点では成鳥雄と思っていますが、皆さん、どう思われますでしょうか?

どちらにせよ、同時に2羽のハイタカを観察できて嬉しい!(この日はその後の磯部堰でも1羽、帰りの車窓からも1羽と合計4羽を観察!まさにハイタカDAYでした)

探鳥記 2020.1.11 金井遊水地 15:25~16:20 曇り

境川遊水地から金井遊水地へ。

開始0分でアシ原の際をちょこちょこ歩くヒクイナを観察。


ヒクイナ登場!赤褐色の体色は遠目からだと黒っぽく見える。下腹から下尾筒部分の白黒の横縞模様は尾を立たせていると一際目立つ。

2014年2月にここでヒクイナを観察した時は、19年ぶり!しかも横浜市内!ということで感激したことを覚えている。

今季も境川遊水地・金井遊水地・舞岡公園・新横浜公園など、横浜市内でもクイナがいるような場所では同時に観察されており、丁寧に探索(静かにゆっくりとヒクイナがいると思って探すこと)すれば出会える可能性は高い。

水面にはオカヨシガモハシビロガモをおり、特にオカヨシガモは32羽もおり、横浜市内でも屈指の多さと思う。

アシ原が浅く刈られた場所ではイカルチドリタシギが盛んに採食行動中。


イカルチドリ第1回冬羽 ちなみに昨年春に金井遊水地そばで繁殖した場所は建設工事が始まり、消滅することになった。


タシギ 見つけるまでは苦労するが、1羽見つけるといつものように次々と発見できた。

ここはタヒバリが観察しやすい場所であるが、本日はいまだお目にかかっていない。

と、思った矢先、直ぐに群れで登場してくれて、気持ち良くお開きとした。


夕暮れの金井遊水地 

見聞きした野鳥(観察順)

ツグミ、ムクドリ、ヒクイナ、オカヨシガモ、ハシビロガモ、メジロ、シジュウカラ、イカルチドリ、タシギ、カイツブリ、ダイサギ、アオサギ、オオバン、アオジ、モズ、ウグイス、タヒバリ、カワラヒワ 計18種

探鳥記 2020.1.11 境川遊水地 13:30~15:00 曇り

相模川の磯部堰から境川遊水地へ。

次の目的地の金井遊水地での探鳥も考慮して、俣野と下飯田エリアを簡単に探鳥した。

まずは俣野エリア。

今回は珍しく?イカルチドリがいつも観察する河原以外のビオトープ内、野球場、河川敷で目撃した。


イカルチドリ第1回冬羽

ビオトープは例年通りの微妙な(笑)なアシ原の刈り方だったが、野鳥観察には良いかどうかは3月までの楽しみである。


俣野ビオトープ 昨シーズンはヨシゴイシベリアジュリンが登場した

冬の常連さんはタシギバンだけで、クイナ、ヒクイナ、オオジュリンとは会えず。


バン まだ嘴と額板は赤くなっていない

下飯田エリアでは珍しくヨシガモオカヨシガモがいた。

今田遊水地から移動した個体だろうか。

鷺舞橋ではクイナヒクイナの登場をしばし待ったが、出会えず。

厳しい寒さと消化不良感がある探鳥となったが、仕方なしか。

金井遊水地へ移動。

続きは次回。

見聞きした野鳥(観察順)

スズメ、イカルチドリ、ツグミ、ウグイス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、カイツブリ、シジュウカラ、ヒヨドリ、キジバト、アオジ、キジ、バン、カワセミ、コガモ、カルガモ、マガモ、ムクドリ、アオサギ、キセキレイ、オオバン、カワウ、ハクセキレイ、タシギ、コサギ、ヨシガモ、イソシギ、オカヨシガモ、キンクロハジロ、メジロ、ハシボソガラス 計31種

探鳥記 2021.1.11 相模川磯部堰 11:45~12:30 曇り

谷戸山公園から相模川の磯部堰へ。

到着して、まず目に付いたのは上空を乱舞するヒメアマツバメ達。

この辺りでは普通にみられる光景なのかも知れないが、新鮮だった。

目の前の堰にはマガモの大群、そして休憩中のハイタカ
ハイタカは先の谷戸山公園で観察した2個体を合わせて一日で3個体も観察してしまった!


ハイタカ幼鳥 肩羽から雨覆にある淡色の羽縁や太い眉斑が目立つ。頭部が大きく見えるので雄かも。

肝心のトモエガモは堰の下流で雄2雌2を発見!


トモエガモ雄 繁殖羽


トモエガモ雌 脇の羽が尖って見える(黒褐色の▲部分)ので幼鳥

ようやく観察できて、寒さを忘れて喜びに浸った。

対岸の方では5羽からなるホオジロガモの群れがいた。


トモエガモを観察した後は、この5羽の群れが気になった。

探鳥の終盤にオオタカが登場!


オオタカ雄 先ほどのハイタカと比べると明らかに体の大きさ、そしてオーラの違いを改めて実感。

カモも猛禽類も楽しめる素敵なフィールドで、じっくり腰を据えて定点観察したい場所であった。

見聞きした野鳥(観察順)

ヒメアマツバメ、マガモ、コガモ、カルガモ、ハイタカ、オカヨシガモ、トモエガモ、キンクロハジロ、オオバン、オナガガモ、ホオジロガモ、オオタカ、ミサゴ、ハシブトガラス、カワウ、ジョウビタキ 計16種

探鳥記 2020.1.11 谷戸山公園 9:30~11:15 曇り

今回はトモエガモを観察すべく座間市の谷戸山公園へ。

トモエガモは神奈川県では珍しいカモで、神奈川支部のガンカモ調査でも例年1、2羽程度しか記録されていない。

このトモエガモが昨年11月29日に谷戸山公園で観察された、しかも20羽近い群れで!

トモエガモとの距離が遠くて観察・撮影しにくいとの話だったので、ずっと現地入りを保留していたのだが、そろそろ結氷していなくなる頃、、、。

ということで、やっと重い腰を上げての現地入りであったが、2日前から結氷という重すぎる現実が待ち構えていた!

トモエガモのいただろう池では、氷上のハクセキレイキセキレイ、降り立つ場所に困って頭上を飛び交うカモ達、強行着陸して滑ってしまったハシビロガモなどがいた。

トモエガモは残念であったが、公園内では様々な野鳥を見聞きすることができた。


小鳥を捕まえて周囲を警戒するハイタカ


氷上を慎重に歩くキセキレイ


池そばの樹上に止まるリュウキュウサンショウクイ


寒い中でもエナガの群れは動き回っていた


ツグミの成る木 横浜では見かけない光景である

探鳥中もトモエガモはどこに移動したのか?と時折思いを巡らせていたが、探鳥終盤に助け舟が!

現地の親切なバーダーの方から近くに流れる相模川の磯部堰付近にいる可能性があるとのアドバイスを受けたのだ。

トモエガモを求めて、磯部堰に急行した!

次回に続く。

見聞きした野鳥(観察順)

シメ、ウグイス、シジュウカラ、ハイタカ、ヒヨドリ、コゲラ、ハシボソガラス、ハクセキレイ、キセキレイ、ハシビロガモ、エナガ、アオサギ、リュウキュウサンショウクイ、ツグミ、メジロ、ミソサザイ、オカヨシガモ、ハシブトガラス、ヤマガラ、ルリビタキ、アオジ 計22種

探鳥記 2020.1.8 新横浜公園 11:10~13:30 晴

今回も新横浜公園へ。

ミコアイサをじっくり観察したくなったのだ。


本日もミコアイサ雄は一緒に行動していた。


こちらはオカヨシガモの雄(右)と雌(左) すでにペアとなっているのだろうか?


突然、タシギが目の前を横切って、飛び去って行った! 公園外の畑に着地したようだ。


ミコアイサの(雌)が姿を見せたので、急いでチェック! 背景にタシギが写っており、まさかのツーショットとなった。このミコアイサ、前頭部の一部に白い部分があるように見える、、、実は雄で換羽中の個体? この観察が本日の目的であったのだが、今後の展開が楽しみだ。


ミコアイサ雄 パタパタ中の一コマ


ホシハジロ雌 本日は4羽のホシハジロ雌を確認した。4羽もいるのは珍しいのでは? カモの中で一番優しそうな表情に見えて、ホッコリしてしまう。

見聞きした野鳥(観察順)

タシギ、モズ、ミコアイサ、ヒドリガモ、オカヨシガモ、ホシハジロ、ハシビロガモ、コガモ、オオバン、キンクロハジロ、ハシボソガラス、カイツブリ、バン、タシギ、ハクセキレイ、ムクドリ、ヒヨドリ、アオサギ、ツグミ、ノスリ、ハシボソガラス、スズメ、シジュウカラ、カワラヒワ、ベニマシコ、アオジ 計26種