探鳥記 2021.2.21 金井遊水地 12:10~14:00 晴

2日ぶりの金井遊水地。

今度こそはホオアカと出会いたいところであったが、

今回も会えず、、、。

本命に出会えなくとも、ここはクイナタシギヒクイナなどを探索する喜びが味わえる場所なので、いつもながら楽しい。

本日はチラ見であったがヒクイナを観察できた!


左)オカヨシガモ雄、右)雌


カワセミ雄 本日は背中にコバルトブルーが特に綺麗に見えた


カワウ いつの間にか繁殖羽へ


ダイサギ(亜種オオダイサギ) そばにいたアオサギより大きいかった


体色の濃淡に差があるタシギ

まだまだ日没まで時間があるので、そばにある舞岡公園へ移動。

続きは次回に。

見聞きした野鳥(観察順)

ツグミ、カワラヒワ、ハシビロガモ、オカヨシガモ、カイツブリ、カワウ、タヒバリ、タシギ、ハクセキレイ、スズメ、ダイサギ、アオサギ、コガモ、マガモ、カルガモ、カワセミ、オオバン、バン、ハシボソガラス、カイツブリ、ヒクイナ、イソシギ、ヒヨドリ、シジュウカラ 計24種

探鳥記 2021.2.21 円海山周辺 8:10~10:50 晴

久々となった地元の円海山での探鳥。

2月とはいえ、柔らかい陽射しを受けながらの心地良い天気であった。

鳥は種数ともに少なかったが、今季ようやく横浜カヤクグリを観察できたので、大満足!


久々の横浜カヤクグリ!もう1羽いることが判明


池周りでは常連のキセキレイ 


珍しくクロジを明るい場所で観察した


本日は終了間際に登場したノスリ幼鳥

次はホオアカを探しに金井遊水地へ。

見聞きした野鳥(観察順)

ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、コゲラ、アオジ、モズ、シジュウカラ、シロハラ、エナガ、キセキレイ、オオタカ、クロジ、カケス、ノスリ、カヤクグリ、ホオジロ 計16種

アリスイ 2021.2.19 舞岡公園

今回の特集は先日舞岡公園で観察したアリスイです。

到着時、すでにきざはし湿地の通路側で活発に採食行動中でした。

その後、周辺を飛び回っては小休止を繰り返していました。

冬枯れの野に溶け込む模様ですね

以下は長い舌を収納する連続画像です。


体羽を膨らませています。

不鮮明ですが、飛翔シーンです。

以下の動画には採食行動、舌出し、体羽を膨らませてから戻すしぐさ、、排泄などの様々な場面が登場します。

 

探鳥記 2021.2.19 舞岡公園 9:30~11:30 晴

元旦以来の久々の舞岡公園。

本日の舞岡公園は工事が各地で行われており、きざはし湿地を中心に探鳥することにした。

まずはお約束のヤマシギ探索。

今回は到着して0分で無事に発見!

奥で1羽が食事中。

奥の暗がりにいたヤマシギ 

もっと近くで見たかったが、近年のヤマシギとの相性の悪さを考えると観察できただけでも良しとしよう。

本日に主役は何といってもアリスイ


ポカポカ陽気でサービス満点であったアリスイ

珍しくきざはし湿地側の直ぐそばで採食行動やのんびりした姿を披露してくれた。

通路を挟んで向かいの草原ではクイナヒクイナを探すも見つからず。

気分転換に狐久保まで足を運んでクロジをパチリ!


クロジ雄 鉛色の渋い体色と可愛い目が魅力的で大好きな鳥の一つ

再びきざはし湿地に戻ると、、、ヤマシギは2羽に増えており、先ほどより見やすい位置で食事中であった。


盛んに採食行動中の2羽のヤマシギ でっぷりとした体形は存在感抜群である 

反対側の草原ではタシギが登場していた。


最近は観察頻度が高いタシギ

短時間の探鳥であったが充実した中身であった。

見聞きした野鳥(観察順)

シジュウカラ、コゲラ、アオジ、ウグイス、ヤマガラ、コガモ、ヤマシギ、アリスイ、モズ、メジロ、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ツグミ、クロジ、エナガ 計15種

探鳥記 2021.2.18 柏尾川 大船駅~金井遊水地~戸塚駅 11:50〜13:30 晴れ

鳥仲間が金井遊水地でホオアカを観察したとのこと。

大船駅から柏尾川を北上しながら現地入りすることにした。

柏尾川は意外にも水が澄んでいる川で、水鳥の潜水する様子や脚使いの様子が分かるので勉強になる川である。

川岸にはイソシギの姿が目立った。

遊水地に着くまでに5個体はいたと思う。

もう一月もすると、渡って来たばかりのコチドリを探す楽しみが増える。


イソシギ

マガモヒドリガモは少なくなったが、コガモはいつもの感じ。


コガモ雌 綺麗なエメラルドグリーンの翼鏡をしばし観察

20分くらいで金井遊水地へ到着。

相変わらずオカヨシガモが多いが、ハシビロガモの姿もちらほら見える。


ハシビロガモ雄 成鳥にしては換羽が遅い個体

本日の目的のホオアカは遊水地と隣接する広大な工場跡地の草原を行き来している模様。

工場跡地の方は観察しにくいので、遊水地内を中心に探索することに。

探索中にアシ原ではオオジュリンクイナを、アシが刈り取られた水辺ではタシギタヒバリを見つけたが、ホオアカは最後まで発見できず。



オオジュリン 水を飲みに地面へ

ひっそりと採食行動中のクイナ 探索する喜びを味わえる鳥であ


タシギ 相変わらず見つけにくい


茶色の繁殖羽になってきたカイツブリ 例年ここで繁殖する

ホオアカ探索はタイミングもあるので、潔く断念して金井遊水地から戸塚駅へ。

戸塚駅までの遊歩道はコガモなど鳥が少なくなっていたが、川面を見ながらのんびりと歩ける気持ち良いコースである。

※桜が川沿いにあるので、桜の咲く頃の散策をお勧めします。

見聞きした野鳥(観察順)

ダイサギ、オオバン、ハクセキレイ、コガモ、カワセミ、イソシギ、マガモ、ヒドリガモ、オカヨシガモ、コサギ、ツグミ、ムクドリ、ヒヨドリ、アオサギ、バン、シジュウカラ、カルガモ、カイツブリ、オオジュリン、タヒバリ、クイナ、ハシビロガモ、キセキレイ、スズメ、ウグイス、ジョウビタキ、ホオジロ、カワウ、ハシブトガラス、ハシブトガラス、アオジ 計31種

 

探鳥記 2021.2.14 横浜市金沢区臨海部 

海鳥の様子を知りたくなり金沢臨海部へ。

まずはベイサイドマリーナ。

湾内にはスズガモの小群とカンムリカイツブリの小群を発見。

スズガモは数年前までは300羽400羽ぐらいいたので残念。

カンムリカイツブリの中には繁殖羽に近い個体がいた。

拡大画像
右)から左)へ進むにつれ、繁殖羽への換羽が進んでいる。

ミサゴが低空で登場しで水面付近にいる魚を襲うが何度も失敗した後、飛び去っていった。


魚を取り損ねたミサゴ 後ろには着水時の水しぶき!

奥の防波堤ではセグロカモメの群れの中にヒメウを発見。


ヒメウ

カワウに混じるウミウも確認。


休憩中のウミウ達 中央手前はヒメウ

本日はクロサギは見つからず。

マリーナグラブ前の防波堤ではいつもの場所にキョウジョシギの群れがおらず焦ったが、かなり奥にいるのを無事発見、本日は17羽を確認した。


拡大画像

キョウジョシギの群れ

次にリネツ前へ移動。

堤防工事中(完成したら水鳥観察には厳しい堤防の高さである)ではあるが、海が見渡せる場所を見つけた。

海面には20羽程度のカンムリカイツブリの小群。

例年は渡去前に200羽近い群れが集結するが、工事の影響で今季はどうなるのか。

アカエリカイツブリの目撃談があったので、見える範囲を執拗に探索した結果、ついに1羽を発見!


アカエリカイツブリ非繁殖羽

1月に野島沖での観察で実感したが、遠くからでも黄色の嘴は有効な識別ポイントとなる。

その後もウミアイサクロガモビロードキンクロの姿を求めて探索するも見つからず。

今季はこのまま海鳥の不作が続くのか、、、。

見聞きした野鳥(観察順)

スズガモ、カンムリカイツブリ、ミサゴ、カルガモ、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、カワウ、ウミウ、ヒメウ、キョウジョシギ、イソヒヨドリ、ハシボソガラス、アカエリカイツブリ 計14種
 

トラツグミ 2021.1.20 こども自然公園 

今回の特集は採食行動中のトラツグミです。

普通種でありながら間近でじっくり観察しにくい鳥と言えるトラツグミ

今回は私見を見事に覆してくれました!


身をかがめて狙いを定めているような感じですね。

以下はムカデのようなものを捕まえて食べる連続画像です。

以下の動画では、足踏みをして地面の下にいる生き物が地面に出て来るところを捕まえる採食行動をしています。

 

 

探鳥記 2021.2.10 酒匂川 河口~鬼柳付近 8:10~11:10 晴

今回は久々に酒匂川へ。

越冬中のカワアイサの様子が気になるところ。

国道1号線そばの広場から探鳥スタート。

眼の前の河川敷では早速お目当てのカワアイサ達の姿が、その数20羽!

浅瀬に顔を埋めて遡上しながら狩りの最中。

時々くちばし付近に銀色に光る魚が見えるので、まずまずの成果があるのだろう。

もう少しじっくり観察したかったのだが、無情にも上流へ飛び去ってしまった。


上流へ向かって飛び去るカワアイサ

国道1号線付近の中州はカモメたちを観察できるポイントだが、今回は見当たらず。

代わりにいつもよりカモ達が集結していた。

パッと見でヒドリガモカルガモが目立っていたが、じっくり観察してみるとヨシガモオカヨシガモホオジロガモなどもいるではないか。

更には対岸で採食行動中のマガンを発見!

前回フラれていたので、念願のご対面となった。

河口の海岸では残念ながらクロガモハマシギミユビシギなど期待した鳥はいなかったが、3羽のシロチドリと出会えた。


シロチドリ

岸辺の草原ではジョウビタキを間近で観察。

尾を小刻みに振る姿はいつ見ても可愛い!

オオジュリンベニマシコなどは見当たらず。


ジョウビタキ

冬の酒匂川は猛禽類の観察が楽しいところ。

常連さんのノスリチョウゲンボウが登場してくれた。


ノスリ
一通り、河口エリアは観察したので、今度は中流の左岸を簡単に観察することにした。

狙いはカワアイサクサシギではあったが、、、。

飯泉取水堰を始め酒匂川の中流域は河川工事が何か所も進行中で鳥が多い中州の草地などは更地に造成されていた。

また車の通行できる個所も限られてしまい、泣く泣く途中で引き返すことになった。

帰り際に飯泉取水堰の中州にいるカモメ類を簡単に観察してお開きとした。

見聞きした野鳥(観察順)

ツグミ、タヒバリ、イソシギ、ハクセキレイ、カワアイサ、ダイサギ、コサギ、ヒヨドリ、オオバン、カルガモ、ヒバリ、ハシビロガモ、ホオジロガモ、オカヨシガモ、ヨシガモ、カルガモ、マガモ、マガン、アオジ、アオサギ、セグロセキレイ、イカルチドリ、カワラヒワ、ジョウビタキ、シロチドリ、ハシボソガラス、カワウ、ホオジロ、キセキレイ、ムクドリ、ノスリ、トビ、モズ、ユリカモメ、カワセミ、シジュウカラ、スズメ、ハシブトガラス、チョウゲンボウ、カンムリカイツブリ、ウミネコ、オオセグロカモメ、セグロカモメ 計43種

※5月1日(土)にホビーズワールド主催の観察会をここ酒匂川河口で行うことが決定しました。詳細が決まり次第、改めて告知させていただきます。

 

 

 

 

 

トモエガモ雄 2021.2.7 恩田川

今回の特集は恩田川に登場したトモエガモです。

この個体は脇の部分に褐色の羽根が残っているので、まだ繁殖羽へ換羽中です。

しかもその形状は、成鳥の特徴である丸みのある形ではなく、幼鳥の特徴である先が尖るV字の形です。

つまりこの個体の状況は幼鳥から第1回繁殖羽へ換羽中といえます。


上方に尖った羽根が連なっています。


お約束の巴模様の頭部


ユーモラスな正面顔


左)トモエガモ雄 右2羽)コガモ雌 コガモより大きいのが分かりますね。(全長:トモエガモ40cm・コガモ38cm)


上の拡大画像 脇羽根の形状に注目!

最後に動画をどうぞ。

 

探鳥記 2021.2.7 恩田川 14:40~15:30 晴

鳥仲間から恩田川にトモエガモがいるとの連絡を受けて急行。

鳥仲間からは親切にもトモエガモは右岸で寝ているので左岸からの観察を勧められた。

中山大橋の左岸からスタート。

スタート直ぐに恩田川では今季初観察のタヒバリを発見。

タヒバリ 恩田川ではセキレイの仲間で見る頻度が少ないので出会うと嬉しくなる

しばらく進むと通行人の方から「この鳥なんですか?」 正体は枝影に潜むゴイサギ幼鳥だった。

ゴイサギ幼鳥(通称ホシゴイ)

現場に近づいたので、川面を更に集中して探索。

お導き通り、左岸から無事にトモエガモを発見、運よく川面の中央に出て来て採食行動中。

今回、右岸左岸と詳細に記載したのには理由がある。

1月22日に神奈川支部のガンカモ調査で恩田川を担当した私は右岸から調査をしていたので、右岸の水際は見えにくい。

つまり、もし調査時点でトモエガモがいたとしたら見逃していたのではないか?という疑念が生じたのだ。

もちろん2週間も間が空いたので、調査後に移動してきた可能性もあるが、次回は更に注意深く調査をしたいものだ。

このポイントでは今季ヨシガモの雄雌が珍しく滞在していたが、しばらく見ていない。


オカヨシガモのペア?

本日は十日市場方面には進まず、ここで引き返すことに。

往路では何もいなかった中州ではタシギイソシギイカルチドリを登場。


いつもよりスマートに見えるタシギ 実は恩田川では初めての観察となった。

コサギをあちこちで見たが、繁殖羽が生えている個体もいた。


コサギ 胸飾りに春の到来を感じた

短時間でしかも短いコースであったが、相変わらず鳥との距離も近く、楽しい探鳥だった。

見聞きした野鳥(観察順)

ヒヨドリ、カワセミ、タヒバリ、コガモ、ゴイサギ、コサギ、カワラヒワ、キジバト、ハクセキレイ、オナガ、カルガモ、ヒドリガモ、
キセキレイ、トモエガモ、オカヨシガモ、スズメ、シジュウカラ、ジョウビタキ、イソシギ、タシギ、イカルチドリ、カイツブリ、オオバン、バン、アオジ 計25種