今回の特集はまたまた新横浜公園でのオオタカの食事の動画です。
おそらく今季ここに定着しているオオタカと思われ、前回(⇒2020.10.21)と同じ個体と思います。
今回もオオタカはオオバンを食べており、この個体はオオバンが好物のようです。
前回同様に長時間キョロキョロと周囲を気にしていました。
ようやく食事を開始!
動画です。
今回の特集はまたまた新横浜公園でのオオタカの食事の動画です。
おそらく今季ここに定着しているオオタカと思われ、前回(⇒2020.10.21)と同じ個体と思います。
今回もオオタカはオオバンを食べており、この個体はオオバンが好物のようです。
前回同様に長時間キョロキョロと周囲を気にしていました。
ようやく食事を開始!
動画です。
今回の特集は新横浜公園の自称横長池付近で今季観察機会が多いチョウゲンボウです。
成鳥雌と幼鳥(雄雌の識別は簡単ではありません)は非常に似ているので現場では、雌タイプと呼んでいました。
どっちでも良いでしょ!という声が聞こえてきそうですが、今回撮影した画像を分析してみました。
この画像から上尾筒部分が灰色でないため幼鳥と思います。雄成鳥は上尾筒部分が無斑の青灰色で、雌成鳥は上尾筒部分が青灰色に黒い横斑があります。ちなみに文一総合出版の「新訂ワシタカ類飛翔ハンドブック」のP78の上段には、1月に撮影された幼鳥で上尾筒部分と頭部が青灰色となっている個体が撮影されており、この個体は第1回冬羽の雄と識別されています。もう少し時期が経過すれば、幼鳥の雄雌の識別がもっと簡単になるかと思います。今後もこの個体を注視していきたいと思います。
本日は主にヨシガモを観察すべく皇居へ。
皇居はヨシガモを間近で簡単に観察できる素敵な場所である。
このヨシガモ、神奈川県では観察する機会が不思議と少ない。
この1月に野鳥の会神奈川支部で行った県内一斉ガン・カモ調査では38羽しか記録されなかった。
昨年の観察時でも桜田門付近のお堀では神奈川支部の調査記録以上はいたと思う。
東京駅から真っすぐ皇居を目指して、突き当たる日比谷濠から探鳥をスタート。
キンクロハジロがまず目に付いた。
例年このお堀にはキンクロハジロが多い。
水面には2羽のカイツブリ。
カワセミが鳴きながら、水面近くを行き来している。
松の木の隙間からはアオサギと思いきやゴイサギが佇んでいた。
凱旋濠では待望のヨシガモとオカヨシガモの群れが30羽近くいた。
ヨシガモ雄 この2羽も繁殖羽へ換羽中 頭部の換羽状況は3羽とも明らかに差がある。
桜田濠でもヨシガモの姿が目立つ。
ここから桜田門を通って、二重橋へ。
この辺りではヨシガモの他、キンクロハジロの姿も目に付く。
ヨシガモ雄で繁殖羽へ換羽中の個体 2羽とも雌に似ているが雄である。奥の個体は三列風切は鎌のような繁殖羽になっている。
キンクロハジロ 手前)雌幼鳥と推定 奥)雄成鳥 ※手前の個体は①奥の雄より体が小さいこと②虹彩が成鳥に見られる黄色ではなく黄土色③羽色の黒味が弱いことから雌幼鳥と推定。
カモ観察を堪能した後、本丸跡のある東御苑へ。
園内のお堀では本日初めてのマガモ、樹上ではジョウビタキが盛んに鳴いている。
樹木に囲まれた庭園ではウグイス、アオジ、ツグミ、カケス?の声を耳にした。
まさに都会の喧騒を忘れてしまうくらい静かな場所である。
本丸跡は石垣の台座だけは残っており、台座まで上がることができる。
皇居で1番高い場所であり、見晴らしが良い。
突然、前方の樹上からハイタカが現れ、右奥に流れていった!
いつもながらの不意を衝く登場であるが、皇居という場所柄で大興奮であった。
興奮が落ち着いた頃、同じ目線に止まるジョウビタキを発見。
時々尾を揺らす仕草が可愛い。
台座を降りる間際に今度はオオタカが登場!
撮影する間も無く、林の中に消え去った。
ハイタカに比べて、太い胴体と下面の白さが目立っていた。
本日はハイタカとオオタカまでも観察できるとは!
気持ち良く探鳥を終えることができた。
キンクロハジロ、ヒドリガモ、カワセミ、カイツブリ、ゴイサギ、ハクセキレイ、オオバン、ヒヨドリ、ヨシガモ、オカヨシガモ、ホシハジロ、マガモ、トビ、カルガモ、アオサギ、ジョウビタキ、ウグイス、アオジ、ハイタカ、ムクドリ、オオタカ 計21種
聖蹟桜ヶ丘から約30分の電車移動で登戸へ。
前回の探鳥は2018年11月18日なので、2年ぶりということになる(⇒2018,11,18探鳥記)
聖蹟桜ヶ丘では消化不良であったカモ観察であったが、ここ登戸では十分に堪能できた。
ここはカモの他に越冬シギ・チドリの観察も楽しめる。
今回も無事にオジロトウネンやハマシギを観察できた。
特にオジロトウネンは定期的な越冬地としては関東地方では登戸と稲敷しか私は知らない。
その特徴である黄色の脚を見ると、今年も無事に飛来してくれて有難う!という気持ちになる。
ちなみにオジロトウネンは向こう岸近くにいることが多いので、スコープで観察しても小さく見えるのが残念ではある。
ハマシギも三番瀬では数百羽も毎年越冬するが、ここでは1羽しか観察したことがなく、その分思い入れが強くなってしまう。
残念ながら本日はイカルチドリは見当たらなかった。
本日は登戸でもハヤブサが登場!
こちらは幼鳥である。
カワセミ、ユリカモメ、カワウ、オオバン、ヒドリガモ、オカヨシガモ、ヨシガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、キンクロハジロ、オナガガモ、カイツブリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ、タヒバリ、イソシギ、オジロトウネン、ハマシギ、ジョウビタキ、ハシボソガラス、ダイサギ、アオサギ、コサギ、ハヤブサ、シジュウカラ、モズ、ヒヨドリ、スズメ 計30種
次週に行われるホビーズワールド主催の観察会の下見のため、現地へ。
コースは多摩川中流域の聖蹟桜ヶ丘駅付近から多摩市交通公園までを往復する。
同行者はこの夏に三番瀬でご一緒しました、大学のサークルの先輩。
先輩のご出馬で接待探鳥の雰囲気が漂う中、探鳥開始!
ここは先輩の小学生時代からのホームグラウンドとのことで、今昔物語や探鳥ポイントを聞きながらの探鳥となった。
最近の河川工事の影響によりカモが著しく減少したそうで、水面にはカモの姿が見当たらず!
少なくとも90年代はミコアイサの飛来地として有名で、ミコアイサを始め、たくさんのカモを見た記憶がある。
カモがいないと嘆いていたら、30羽近いマガモの群れが上空に出現!
広大な中州ではアオサギやダイサギが点在し、ハクセキレイやセグロセキレイが活発に動き回っていた。
交通公園そばの大栗川の合流地点では、先輩の予想通り、猛禽類の観察する機会に恵まれた。
特にハヤブサそのは水浴び、水飲み、飛翔、枝どまりと様々な場面を観察できた。
遠くでカラスが水浴びをしていると思いきや、よく見るとハヤブサではないか!!
遠くの崖で枝どまりするミサゴを発見!
オオタカ幼鳥も最後に登場。
なぜか?画像がないが、見とれていたのか。
小鳥はジョウビタキとモズを見る機会が多かった。
まだまだ日が高い。
越冬カモとシギチドリを求めて、ここから下流にある登戸駅付近へ移動。
続きは次回。
ハクセキレイ、カイツブリ、ダイサギ、アオサギ、カワウ、スズメ、イソシギ、ジョウビタキ、マガモ、セグロセキレイ、シジュウカラ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、アオジ、モズ、ミサゴ、ハヤブサ、カワセミ、トビ、ツグミ、カワラヒワ、オオタカ、エナガ、ウグイス、ヒヨドリ、ホオジロ 計26種
今回の特集は何と横浜サンカノゴイ!
時々長浜公園でも渡り途中にヨシゴイが観察されることはありますが、まさかサンカノゴイが降臨なさるとは!
私の知る限りでは横浜での記録は2016年11月に境川遊水地で死体が回収されたことがある。
その時は横浜でもサンカノゴイが飛来するのか!と驚きはしたものの、境川遊水地くらいの規模なら越冬?立ち寄り?しても不思議ではないかなと納得しましたものでした。
しかし今回は長浜公園のD観察舎の前にある狭いアシ原。
あの大きな体を隠すには余りにも狭いアシ原ではないか!
野鳥の出現において私は妄想気味と鳥仲間からは指摘されることが多いのですが、今回は妄想限界を超えました!
まだまだ妄想不足のようです。
到着してすぐにアシ原の中を動くサンカノゴイを無事発見!
その後、見え隠れしている状態が1時間続き、ようやく水際に出て来てくれました。
その時の動画をどうぞ。
アシ原でじっとしているイメージが強いので、意外と速く歩くことができて驚きました。
再びアシ原の中に隠れると思いきや、なんと対岸の水際まで歩いていくではないですか!
ここでは全身を披露してくれました。
その時の動画をどうぞ。※最後に飛翔のスロー再生あります。
コガモとの大きさの差は一目瞭然!
ちなみにサンカノゴイの全長は70cmですからチュウサギ(全長68.5cm)とほぼ同じくらい。
胴体ががっしりしているのでカワウくらいの大きさに見えました。
飛翔まで撮影することができて大満足!
その時の興奮を動画に収めてしまいました。
ちなみに境川遊水地も長浜公園も11月の記録です。
長浜公園に立ち寄るのなら、横浜市内でいえば新横浜公園で観察されても不思議ではありません。
来年11月の新横浜公園・境川遊水地・長浜公園は要チェックですね。
10日ぶりの新横浜公園。
ようやくオカヨシガモが飛来したとのこと。
大好きなカモなので、早くこの目で確かめたい。
自称横長池へ向かう途中、グランド脇の水路から「ジェッ!」といきなりタシギが飛び出した!
タシギもビックリしたと思うが、こちらもビックリ、撮影機会を逸した!
予想外の形で今季の新横浜公園でのタシギの初認となった(冬の新横浜公園では見つけにくいタシギとクイナを探索することが楽しみに一つ、特に初認は格別であります)。
横長池ではようやくオカヨシガモを初認、念願の再会となった。
飛翔するオカヨシガモ雄 黒い上尾筒だけでなく翼鏡が白いのも特徴の一つ
横長池の右奥の投擲場そばの池(自称奥池)ではハシビロガモの群れを観察、今期は横長池より奥池でのカモの観察が多い。
再び横長池へ移動。
地上近くを飛翔するチョウゲンボウを目撃!
今季、横長池周辺ではチョウゲンボウの雌or幼鳥が住み着いており、頻繁に会うことができる。
現在、横浜で最もチョウゲンボウが観察しやすい場所では?
水面にはオカヨシガモの群れの中に2羽のヨシガモ雌が混じっていた。
オカヨシガモがようやく到着、次のカモの関心事はミコアイサがいつ到着するか?
例年、ノスリが観察できる頃だが、いまだ観察できず。
おそらく越冬するだろうヨシゴイやクイナも探したい。
11月に入り、ますます楽しみが増える新横浜公園であった。
ハクセキレイ、ヒヨドリ、タシギ、モズ、シジュウカラ、ハシブトガラス、オオバン、カワセミ、バン、カワラヒワ、オカヨシガモ、アオサギ、コサギ、ハシビロガモ、ジョウビタキ、カワウ、コガモ、カルガモ、チョウゲンボウ、ヨシガモ、ヒドリガモ、アオジ 計21種
カモを観察すべく本牧市民公園へ。
今回初めて正式名称を知ることになったが、場所は三渓園で探鳥した方はご存じの三渓園と首都高速湾岸線の間に位置する池周辺である。
冬季は様々なカモを間近で観察できるので、三渓園での探鳥の際には必ず立ち寄る場所である。
到着して直ぐ、上空を飛ぶ2羽のチョウゲンボウを発見!
そのまま本牧の方へ流れていった。
池のカモの状況は最盛期に比べると種数ともに少なくかったが、今回はオナガガモの換羽の様子を間近で観察することができて良かった。
オナガガモ雄 エクリプスから繁殖羽へ換羽中 翼鏡は湘南電車の配色
オナガガモの他には奥の草陰でひっそりと休むマガモや換羽中のコガモを観察した。
園内ではジョウビタキの「ヒィッ、ヒィッ」という声が聞こえ、渡って来たばかりで縄張り宣言なのか?頻繁に鳴いていた。
一時間であったが、充実した探鳥であった。
ベイサイドマリーナから長浜公園へ。
飛来情報のあるオシドリを含めてカモの様子を見に行った。
D窓から探鳥開始!
早速のぞき込むと、幸運にもちょうど2羽のオシドリ雌が目の前の水面に登場。
オシドリといえばド派手な雄の方が注目されるが、雌は雌で渋くて良い。
今年1月以来のオシドリをじっくり観察したかったが、右手の崖下へ流れるように移動して視界から消えていった。
正面を見ると中の島に1羽もいない不思議な光景が!
例年ならオカヨシガモやハシビロガモなどのカモ達が多くいるのだが。
地元の先輩バーダーの方の話ではカワウの群れが占拠することがあるようで、カモ達が敬遠しているようだ。
それでは水面にカモがいるのかというと、5羽のホシハジロと対岸で休んでいるコガモの群れのみ。
この時期ならカモ達の姿をもっと見ることができるのだが、今年は飛来が遅いのだろうか。
隣接する淡水池ではヒドリガモとハシビロガモを確認。
カモ類以外では、夏鳥のササゴイ幼鳥、冬鳥のジョウビタキ、繁殖羽になっているカワウ、上空を乱舞した5羽のヒメアマツバメ、にぎやかに鳴くエナガの群れなど、様々な野鳥と出会えた。
ヒメアマツバメ 想定外の登場!しばらく5羽で上空を乱舞していた
シジュウカラ、メジロ、オシドリ、コガモ、オオバン、コサギ、カワウ、ヒヨドリ、ハシボソガラス、キジバト、ホシハジロ、ササゴイ、アオサギ、ジョウビタキ、イソシギ、トビ、カワセミ、アオジ、カルガモ、ヒメアマツバメ、エナガ、ハシビロガモ 計22種
およそ一か月ぶりのベイサイドマリーナでの探鳥。
今回の目的は、前回(⇒探鳥記2020.9.29)観察したキョウジョシギのその後と、毎年ここで越冬するスズガモの飛来の有無を確かめること。
湾内を囲む堤防上では常連のミサゴ、カワウ、ウミネコ、更にはオオセグロカモメとセグロカモメが加わっていた。
前回観察したクロサギは見当たらず。
湾内では75羽のスズガモの群れがあり、群れの中には2羽のホシハジロのがいた。
今年も無事にスズガモが飛来してくれた!
これからどんどん数が増えて、数百羽の大群となることだろう。
スズガモの群れ
次はキョウジョシギの探索だ。
ヨットハーバーに近づくとキョウジョシギの声が周囲に響いており、思わずニンマリ。
何羽いるか?と急いでテトラポットを探索すると、相当数いることが分かった。
3回カウントして最大値が30羽!
テトラポットの裏に入り込んで確認できない個体もいるとは思うので、30羽以上は固いでしょう。
例年このくらいの数がここで越冬するので、おそらく彼らは越冬隊として春先まで滞在するだろう。
冬季の探鳥の楽しみが増えたベイサイドマリーナだった。
イソシギ、ミサゴ、ウミネコ、カワウ、ハクセキレイ、スズガモ、ホシハジロ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、カルガモ、ヒドリガモ、キョウジョシギ 計12種