カリガネ 2019.12.14/15 登米市

今回は伊豆沼で撮影したカリガネです。


マガンに比べて、くちばしが赤く小さいです


金色のアイリングが目立ちますね

群れの中には白い部分が頭頂近くまで達していない、あるいは白い部分がほとんと見えない個体もいました。
その違いは個体差より年齢差と思われます。


左から3番目の個体は幼鳥と思われます

 


 

探鳥記 2019.12.15 伊豆沼探鳥⑤ 6:15~17:00 晴れ

蕪栗沼周辺 14:40〜17:00

まだガンのねぐら入りは始まっていないようだ。

駐車場から奥の沼と手前の沼の間を通る小道を進むことにした。

奥の沼では昨日の午前中とは違い、オオヒシクイが活発に行動している個体が多かった。

ガンの本格的なねぐら入りを待つ間、エナガの群れがやって来て、ホッコリした雰囲気を作ってくれた。

順風満帆のこのツアー、大好きなシギチドリを見ていないのが心残りであったのだが、最後の最後でツルシギが登場!

時々ピュイ!と仲間を呼んでいるのか、ガンの大音量の鳴き声の中でも寂しそうな鳴き声が夕暮れの沼に響いていた。

それにしてもツルシギも大型のシギではあるが、オオハクチョウと比べると小さすぎる!あまり意味のない比較であるが。

 

ここからは怒涛の動画6連発!たっぷりとどっぷりと蕪栗沼のガンのねぐら入りをお楽しみ下さい!

 

ここにいると鳥の世界に自分たちがお邪魔している不思議な気持ちになる。

素晴らしいねぐら入りしを堪能し、気持ちよく帰ることができた。

見聞きした野鳥(観察順)

ハシブトガラス
マガン
オオヒシクイ
オオハクチョウ
アカゲラ
ジョウビタキ
シメ
ベニマシコ
ノスリ
ウグイス
コガモ
トビ
チュウヒ
マガモ
カルガモ
ホシハジロ
エナガ
シジュウカラ
ツルシギ

計19種

最後に今回はいつもお世話になっております鳥仲間の御夫婦の情熱と行動力のおかげで素晴らしい探鳥となりました。
改めて有難う御座いました!

探鳥記 2019.12.15 伊豆沼探鳥④ 9:15~16:00 晴れ

 

伊豆沼北部 10:20~12:20

シジュウカラガンを観察できたので、残りはハクガンとなった。

鳥仲間が前日にハクガンを伊豆沼北岸で観察したので、向かうことにした。

が、その前に前日アオガンがいた場所に行って様子を見たくなったので急遽、寄り道することに。

途中でミヤマガラスを発見、本日は上空ではなく地上で食事中だった。

今回はコクマルガラスに出会えなかったが、ミヤマガラスの群れに混じっていることが多いので要チェック!

昨日のアオガン観察ポイントに到着。

昨日に比べてマガンの数が数倍多く、しかも周囲に広く散らばっている。

この状況で探すのは大変だと思いつつ探索したが見つけられず。

伊豆沼北岸に移動。

到着時、広大な農耕地を見渡してもマガンは点々としている状況であったが、時間の経過とともに北東方向からマガンの群れがやって来た。

休憩中のマガン このまま伊豆沼へのねぐら入りまで待機しているのかな

ハクガンが見当たらないので、鳥仲間に連絡して再度ポイントを教えてもらい、無事出会えることとなった。

お休み中のハクガンは農耕地に点在する白いビニール袋と間違えることがあるので注意でございます

 

成鳥は体色が白、幼鳥は灰色です

成鳥3羽、幼鳥5羽を確認した。

ちなみに今季アオハクガンというハクガンの亜種もいるとのこと。

残念ながら観察できなかったが、これから探鳥予定のバーダーの皆さんは要チェックです!
見聞きした野鳥(観察順)

マガン
ミヤマガラス
ハシボソガラス
タヒバリ
ハクセキレイ
オオハクチョウ
トビ
ミコアイサ
マガモ
ハクガン

計10種

 

伊豆沼南部 13:20~14:00

新田駅近くの地元の食材を集めたくんべるに立ち寄った。

前回は夕食をここで食べたのだが、豚肉料理や日本酒が美味しいと評判だった。

今回は行動食として、最中(美味しかった)やメンチカツ(行動食?)などが特に美味しかった。

くんべるから入って伊豆沼へ向かって南岸を探鳥した。

ここではようやくチョウゲンボウを観察することができた。

昨年ここで観察したハヤブサオジロワシは本日も観察できず。

タゲリが群れでヒラヒラと飛んできて目の前の農耕地に着地、じっくり観察できた。

見聞きした野鳥(観察順)

オオハクチョウ
スズメ
エナガ
コゲラ
シジュウカラ
ハシボソガラス
マガン
アカゲラ
ツグミ
カワアイサ
チョウゲンボウ
カシラダカ
ベニマシコ
タゲリ
ムクドリ

計15種

 

登米市南方 14:15~14:30

蕪栗沼でガンのねぐら入りを見る前に昨日観察したカリガネを再度見に行くことにした。

カリガネは昨日より近く、しかも39羽もいたので立ち寄って正解だった。

シジュウカラガンハクガンも珍しくぬかりなく観察できたので、気持ちよく最後の舞台・蕪栗沼へ移動。

見聞きした野鳥(観察順)

マガン
カリガネ39
ハシボソガラス
トビ
ノスリ

計5種

 

探鳥記 2019.12.15 伊豆沼探鳥③ 6:15~17:00 晴れ

2日目の朝を迎えた。

本日は昨日観察できなかったハクガンシジュウカラガンをなるべく早い時間帯に見た後、精神的余裕を持ってガンのねぐら入りを堪能して帰還するプランである。

まずはガンのねぐら立ちを見に蕪栗沼へ。

 

蕪栗沼周辺 6:15~7:45

日の出前に到着したが、すでに遠くへ飛び去って行くガンの群れがあちこちで見られる。

 

 

日の出後しばらくして大規模なねぐら立ちが起きた。

一段落したので、湖面に浮かぶ水鳥や周囲の樹木にとまる猛禽をチェック。

枝止まりしているオオタカを発見、凛とした姿に気持ちが引き締まる。

オジロワシの姿は見えなかった。

 

 

蕪栗沼の近くに切伏沼という沼がある。

シジュウカラガンを見に化女沼へ向かうコース上にあるので立ち寄ることにした。

見聞きした野鳥(観察順)

マガン
ハシボソガラス
カシラダカ
ホオジロ
モズ
スズメ
オオヒシクイ
マガモ
ホシハジロ
オナガガモ
ハシビロガモ
ミコアイサ
オオバン
トビ
ノスリ
チュウヒ
オオタカ

計17種

 

切伏沼周辺 8:10~8:25

前回探鳥した時から気になっていた沼である。

ガン類がいるかと思ったが見当たらないが、オオハクチョウや様々なカモを観察。

 

見聞きした野鳥(観察順)

スズメ
ベニマシコ
カワラヒワ
オオハクチョウ
コガモ
マガモ
オナガガモ
マガモ
オナガガモ
ホシハジロ
ミコアイサ
ハシビロガモ
ウグイス
オオバン
ツグミ
シジュウカラ
ノスリ

計17種

 

化女沼周辺 8:50~9:30

化女沼に入る手前の農耕地でシジュウカラガンの大群と遭遇。

前回の探鳥では数羽しか観察できなかったので、大群にニンマリした。

シジュウカラガンは今季4000羽以上も飛来しているそうだ。

確か1990年代辺りは数羽?十数羽くらいだったと思う。

渡来してしばらくは蕪栗沼をねぐらにしていたようだが、化女沼に移動したとのこと。


 

年々飛来数が増加しているシジュウカラガン

別の農耕地にいるマガンの群れの中にマガンの幼鳥を見つけた。

成鳥に比べて顔の正面にある白色部分が小さく、また腹に太い横斑がない。

右の個体がマガンの幼鳥

化女沼を見下ろすに駐車して観察。

シジュウカラガンを含むガン類は見当たらなかったが、カワアイサミコアイサなど潜水系の水鳥を多く観察。

ここではカケスの不意の登場が嬉しかった。

見聞きした野鳥(観察順)

シジュウカラガン
マガン
ハシボソガラス
カルガモ
カワウ
ホシハジロ
マガモ
コガモ
ミコアイサ
カワアイサ
アオサギ
ダイサギ
カケス
ベニマシコ
ヒヨドリ
ハクセキレイ

計16種

次回に続く。

探鳥記 2019.12.14 伊豆沼探鳥② 9:15~16:00 晴れのち雨

伊豆沼南岸周辺 11:50~12:25 晴れ

前回の探鳥ではマガンの大群を観察できた場所なので、アオガンも一緒にいる光景を妄想していたのだが。

到着して周囲を見渡すも、1羽もガンがいないのには驚いた。

広大な農耕地にポツンと3羽のオオハクチョウがいるのみ。

それならばと岸から水面に浮かぶガンを探すも見つからず。

ガン類は水面のどこかに必ずいるはず!と遠くまで再探索してみたところ、伊豆沼西岸部にガン類の大群がいるのを発見。

この中が怪しいと西岸へ移動。

見聞きした野鳥(観察順)

ノスリ
オオハクチョウ
オオバン
ハシボソガラス
カワアイサ
ハジロカイツブリ
カンムリカイツブリ
ミコアイサ
ホオジロ
トビ
ヨシガモ
カイツブリ
カワウ
タゲリ

計14種

 

中沼周辺 12:35~12:45 晴れ

移動中に車窓から中沼が見えたのでチェックしたところ、意外と水面に水鳥が多い。

もちろんアオガンがいる可能性があるので立ち寄ることにした。

駐車場そばの岸辺から観察。

目の前では観光客の与えたエサにオオハクチョウオナガガモが群がっている。


オオハクチョウ 左)幼鳥 右)成鳥

水面にはミコアイサ雄が何羽もおり、繁殖羽の白黒模様が映える。
今シーズン初めて見たミコアイサ雄のパンダ模様(繁殖羽)

遠い水際の草原に見え隠れするようにオオヒシクイの群れがいるのを発見!

この光景を見てふと思ったことは、もしアオガンがこのような所でじっとしていたら見つけることは極めて難しいことだ。

これはアオガン探索は相当厳しいな、と現地入りして初めて弱気になった。

早々とこの場を切り上げて伊豆沼西岸に行こうと駐車場から出ようとした時である。

別行動している御夫婦から携帯に連絡が入った。

待望のアオガン発見の一報である!!

急いで御夫婦の観察場所へ馳せ参じることに!

見聞きした野鳥(観察順)

オナガガモ
オオハクチョウ
ミコアイサ
オオヒシクイ
コガモ
カンムリカイツブリ
ハジロカイツブリ
ユリカモメ

計7種

栗原市志波姫 13:10~14:20 晴れ

移動中の車窓から空高く舞うカラスの群れを発見。

その様子からミヤマガラス?と思い、とっさに撮影したら正解。


ミヤマガラスの特徴の1つである、鉛色の筆先のようなくちばしが分かります

ちょっと得した気分で嬉しかった。

飛び去らないで!飛び去らないで!と祈り続けて、ようやく現場に到着。

私を見るや奥さんが「アオガンが飛んでしまったのよ!」とまさかの死刑宣告、、、。

一瞬、思考停止してしまったが、どうやらアオガンを含めたマガンの群れが一度上空を飛んで再び目の前にある田んぼに降り立っただけの様子。

再びマガンの群れの中からアオガンを探せばよいだけと単純に考えたが、この大群から見つけるのは相当苦労しそうだ。

ゆっくり腰を落ち着かせて観察しようとスコープのセッティングの最中、仲間がアオガンを直ぐに発見!

カリガネ同様に探索時間は数分の幸運すぎるご対面となった。

改めて御夫婦に感謝!!!!!!!

その後、偶然同じ日程で伊豆沼探鳥している知り合いの方も無事合流。


幸運にも一番手前の田んぼにいたアオガン 奥の田んぼにいたら発見は難しかっただろう


上画像の拡大図

アオガンはそばにいるマガンに比べて胴体の大きさは二回りくらい小さい感じ。

頭部の大きさの割には小さい嘴で、また首が太くて短く見える。

色合いはシノリガモ雄に似ている。

アオガンは幸運にもその場で羽繕い・翼パタパタ・頭掻き・お休み・食事を披露してくれて、畔道を超えて姿が見えなくなるまでメンバーが思い思いに観察と撮影を堪能した。


翼パタパタして直立姿勢のアオガン


今回は引き立て役のマガン 特に奥の個体の渋い表情が好きです 「マガンが邪魔でアオガンが見えないなぁ~」と何回も連呼してゴメンナサイ!

2日間探索に明け暮れて観察できずに帰還することも想定していたので、余りにあっけなく観察することができて、しばし呆然。

太陽が傾きかけて来たので、ガンのねぐら入りを見に行こう!

伊豆沼と蕪栗沼のどちらで観察するか迷ったが、前回の蕪栗沼の光景が素晴らしかったので蕪栗沼へ。

※過去の掲載回⇒前回のねぐら入りの様子

見聞きした野鳥(観察順)

ミヤマガラス
ハシボソガラス
マガン
アオガン
ヒバリ
カリガネ
コサギ

計7種

 

蕪栗沼周辺 15:00~16:00 小雨

移動中からぽつぽつ雨が降って来て、蕪栗沼に到着した時は雨の他に風も出てきて良くない状況である。


東部方面からのガンの飛来を待ち構える

湖面では午前中ほど水鳥の種類も数も多くない。

チュウヒが時々草原の上を飛ぶ姿が見えた。

夕方らしい光景が近づくにつれて、沼に戻って来るガンの群れが増えて来た。

前回よりも飛行高度が低いような気がする、天候が良くないからだろうか。

数も前回より少なく感じられたが、あまり注目していなかった沼の南西方面からの飛来数は相当数だったとのこと。

暗くなり、ガンの飛来もまばらになってきたので、本日の探鳥を終えた。

見聞きした野鳥(観察順)

マガン
オオヒシクイ
ムクドリ
チュウヒ
マガモ
オオハクチョウ
ホシハジロ
オナガガモ
ミコアイサ
コガモ
ハシビロガモ

計11種

探鳥終了後

本日は登米市内のホテルで宿泊。

アオガン観察の祝杯をあげるべく、付近の居酒屋を回るも忘年会シーズンのため満席状態、あんなに断られ続けられるのも珍しい。

もうホテルに戻るか!という寸前で焼き鳥屋の大吉さんに無事収容された。

本日は最後まで鳥に救われて、アオガンを見れたから大吉にだったという落としどころのようだ。

アオガンを見つけるより居酒屋を見つける方が苦労した!と仲間で笑い合って楽しい時間を過ごした。

 

探鳥記 2019.12.30 円海山 8:30〜10:10 曇りのち雨

本日は円海山の氷取沢周辺を探鳥。

沢沿いはクロジの密度が濃い。

ミソサザイの鋭い地鳴きを確認。

気になっていたカケスは観察できなかったが、数羽の目撃談あり。

予報通り、雨が降ってきたので終了。

見聞きした野鳥(観察順)

エナガ、ヒヨドリ、メジロ、ウグイス、シジュウカラ、コゲラ、ハシブトガラス、ヤマガラ、クロジ、ミソサザイ、ルリビタキ、キセキレイ、トビ、ホオジロ 計14種

速報!探鳥記 2019.12.28 金沢区臨海部 14:00〜14:40 晴れ

ベイサイドマリーナで探鳥。

スズガモが50羽しかいないのでビックリ!例年500羽前後はいるので、ちょっと心配です。

今シーズンも無事越冬するキョウジョシギが少なくとも17羽いました。

スコープでの観察でしたが、遠くてもオレンジ色の脚は目立ちますね。

冬の名物クロサギウミウはいましたが、ヒメウはおらず。


クロサギ 横浜での観察は格別でございます。

見聞きした野鳥(観察順)

スズガモ50、カンムリカイツブリ、カワウ、オオバン、アオサギ、クロサギ、ミサゴ、ハシボソガラス、ウミネコ、ウミウ、イソシギ、イソヒヨドリ、セグロカモメ、キョウジョシギ17 計14種

速報!探鳥記 2019.12.28 円海山周辺 9:35~11:40 晴れ

地元の円海山の瀬上池周辺を探鳥。

ウソの声を聞くことができました。

ルリビタキは少なくとも2個体はいる模様。


シロハラ


ルリビタキ いわゆる 雌タイプ


モズ

見聞きした野鳥(観察順)

トビ、ハシボソガラス、アオジ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、シジュウカラ、キセキレイ、シロハラ、ウソ、ウグイス、ツグミ、コゲラ、メジロ、ヤマガラ、マガモ、カルガモ、カシラダカ、ルリビタキ、ハシブトガラス、アオゲラ、エナガ、モズ 計22種

探鳥記 2019.12.14 伊豆沼探鳥① 9:15~16:00 晴れのち雨

今回の探鳥はズバリ!アオガン狙い。

国内での観察は2例目とのことで、この観察機会を逃すと次はいつの日になることやら、、、今回が最後?

伊豆沼で10月下旬に初認されたそうだ。

11月に入り、観察情報がチラホラあったが、多くのバーダーが観察できない日々が続いた。

観察された場所は伊豆沼北岸付近が多いようで、ねぐら入りを待つマガンの群れの中にいるケースが多いとのこと。

12月に入ると観察情報はほとんでなくなり、他の場所へ移動してしまったのではないか?との声も出たほどだ。

その状況だったので、発見できなくともベストを尽くして気持ち良く帰って来ようと考えていた。

が、探鳥日が近づくにつれて、10万羽近いガンの群れに1羽のアオガンを探すのだから、探し切れていないだけで、まだいる!そして自分達が見つける!と気持ちを高めて、当日は強い意志を持って現地入り。

蕪栗沼周辺 9:15~11:00    晴れ

古川駅で下車してレンタカーで蕪栗沼へ。

移動中、車窓からマガンノスリを見つけてはテンションを上げていく。

そして3年ぶりの蕪栗沼に到着。

年々環境が悪化する探鳥地が多い中、周囲の様子も3年前と変わらない感じで嬉しい(前回、重宝していた最寄りのセブンイレブンが閉店していて残念ではあったが)。

ここで2日前から現地入りしている鳥仲間の御夫婦と合流。

この御夫婦、前回11月の探鳥では残念ながらアオガンに出会えず、、、。

今回は並々ならぬ気合が入っております。

御夫婦から伊豆沼周辺の最新の情報を聞いて、私達は簡単な蕪栗沼探鳥をした後に伊豆沼へ!夫婦は本日の帰宅となるため残り時間を惜しむように再びアオガン探索へ!

蕪栗沼の主役オオヒシクイ達はほとんどが眠っているか休憩中。


くちばしにある山吹色が目立ちますね


左奥)マガン 右手前)オオヒシクイ 前後にいるとはいえ、大きさの差はハッキリしています

オオヒシクイの群れの中では前回に続いてヘラサギを発見、オオヒシクイと比べるヘラサギがとても小さく感じる。


前回に続いてヘラサギに会えました

遠くの樹上にオジロワシを発見、そばにいるカラスが小さく見えて改めて大きさに驚いた。

ここはガンカモだけでなく猛禽類の観察地としてもおススメで、チュウヒが何度も葦原上空を舞っていた。


突然、ガンの大群が飛び出して、その雰囲気に圧倒された。

蕪栗沼の主要な野鳥を見終えて、アオガン探索のウォーミングアップは終わった。

いよいよ本格的な探索開始である。

最近のアオガンの観察ポイントが分からない現状では、マガンの群れを見つけてはアオガンが混じっていないか?の作業を数多く繰り返すだけである。

本日は伊豆沼そばでの探索、明日は午前中はもう少し周辺まで探索エリアを広げて、ガンが食事を終えて伊豆沼に戻って来る午後から再び伊豆沼そばを探索することにした。

見聞きした野鳥(観察順)

マガン
ハシボソガラス
スズメ
アオサギ
カルガモ
ミコアイサ
オオバン
マガモ
ベニマシコ
ヒヨドリ
トビ
ダイサギ
カシラダカ
ジョウビタキ
キジ
キジバト
ハクセキレイ
チュウヒ
オオタカ
タヒバリ
オオジュリン
シジュウカラ
ウグイス
キンクロハジロ
オナガガモ
コガモ
ホシハジロ
コガモ
カワアイサ
アカゲラ
ツグミ
ヘラサギ
オオヒシクイ
モズ
オジロワシ
アオジ
計36種

登米市南方  11:10~11:30    晴れ

前回の探鳥ではカリガネ探しを必死に行い、やっとの思いでマガンの群れから探し出した。

発見時の様子と喜びは今でも鮮明に覚えている。

伊豆沼へ向かう途中に前回カリガネを見つけたポイントがあるので、様子見することに。

ポイント周辺に到着して最初に見つけたマガンの群れを見終えて、道の反対側の農耕地に目を向けると、何とカリガネの群れがいるではないか!

前回の苦労が嘘のように簡単に見つけてしまった。

順光だとカリガネのアイリングは金色に輝いて綺麗で、しかもそばにいるマガンとの良い識別点となった。

白い顔はまるでお面を被っているみたいだ。

群れの中には白い部分が頭頂近くまで達していない、あるいは白い部分がほとんと見えない個体もいた。

その違いは個体差より年齢差と思われる。

丁寧に数えてみると、マガンの群れの中に16羽のカリガネがいた。

マガンオオヒシクイカリガネと簡単に観察できて今のところ良い流れだ。

次の目的地の伊豆沼南岸エリアへ移動。

続きは次回。

見聞きした野鳥(観察順)

マガン
カリガネ16
セグロセキレイ

計3種

 

 

コゲラ 2019.12.24 県立四季の森

今回は四季の森で撮影したコゲラの雄です。

エナガシジュウカラの混群の中にいました。

コゲラの雄には頭部後方に赤い斑点がありますが、普段は隠れて見えないことが多いです。

今回の個体は今まで観察した中で一番ハッキリと見えました。


両脚と尾羽でしっかりと3点確保しているのが分かります。


赤い斑点を見えると得した気分になります。


この鋭い爪ならしっかりと樹皮につかまることができますね。


後ろからでも赤い斑点が見えます