探鳥記 2019.12.15 伊豆沼探鳥③ 6:15~17:00 晴れ

2日目の朝を迎えた。

本日は昨日観察できなかったハクガンシジュウカラガンをなるべく早い時間帯に見た後、精神的余裕を持ってガンのねぐら入りを堪能して帰還するプランである。

まずはガンのねぐら立ちを見に蕪栗沼へ。

 

蕪栗沼周辺 6:15~7:45

日の出前に到着したが、すでに遠くへ飛び去って行くガンの群れがあちこちで見られる。

 

 

日の出後しばらくして大規模なねぐら立ちが起きた。

一段落したので、湖面に浮かぶ水鳥や周囲の樹木にとまる猛禽をチェック。

枝止まりしているオオタカを発見、凛とした姿に気持ちが引き締まる。

オジロワシの姿は見えなかった。

 

 

蕪栗沼の近くに切伏沼という沼がある。

シジュウカラガンを見に化女沼へ向かうコース上にあるので立ち寄ることにした。

見聞きした野鳥(観察順)

マガン
ハシボソガラス
カシラダカ
ホオジロ
モズ
スズメ
オオヒシクイ
マガモ
ホシハジロ
オナガガモ
ハシビロガモ
ミコアイサ
オオバン
トビ
ノスリ
チュウヒ
オオタカ

計17種

 

切伏沼周辺 8:10~8:25

前回探鳥した時から気になっていた沼である。

ガン類がいるかと思ったが見当たらないが、オオハクチョウや様々なカモを観察。

 

見聞きした野鳥(観察順)

スズメ
ベニマシコ
カワラヒワ
オオハクチョウ
コガモ
マガモ
オナガガモ
マガモ
オナガガモ
ホシハジロ
ミコアイサ
ハシビロガモ
ウグイス
オオバン
ツグミ
シジュウカラ
ノスリ

計17種

 

化女沼周辺 8:50~9:30

化女沼に入る手前の農耕地でシジュウカラガンの大群と遭遇。

前回の探鳥では数羽しか観察できなかったので、大群にニンマリした。

シジュウカラガンは今季4000羽以上も飛来しているそうだ。

確か1990年代辺りは数羽?十数羽くらいだったと思う。

渡来してしばらくは蕪栗沼をねぐらにしていたようだが、化女沼に移動したとのこと。


 

年々飛来数が増加しているシジュウカラガン

別の農耕地にいるマガンの群れの中にマガンの幼鳥を見つけた。

成鳥に比べて顔の正面にある白色部分が小さく、また腹に太い横斑がない。

右の個体がマガンの幼鳥

化女沼を見下ろすに駐車して観察。

シジュウカラガンを含むガン類は見当たらなかったが、カワアイサミコアイサなど潜水系の水鳥を多く観察。

ここではカケスの不意の登場が嬉しかった。

見聞きした野鳥(観察順)

シジュウカラガン
マガン
ハシボソガラス
カルガモ
カワウ
ホシハジロ
マガモ
コガモ
ミコアイサ
カワアイサ
アオサギ
ダイサギ
カケス
ベニマシコ
ヒヨドリ
ハクセキレイ

計16種

次回に続く。

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