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探鳥記 2019.6.14~16 宮古島⑩ まとめ

探鳥雑感

  • 宮古島はハブがいないため、安心して野鳥活動できました。特に大野山林でのナイトツアーは安心してはフクロウ類を見聞きすることができました。
  • 大野山林は野鳥の密度が濃く、丁寧に探鳥する時間に比例して、様々な出会いがあると思います。あまり動き回らずに静かに水場で観察する方がオオクイナアカショウビンなどはじっくり観察できると思います。
  • 宮古島在住の方の話では、天候は変化しやすいので天気予報は参考程度にしたほうが良いとのこと。
  • 地元ではホトトギスウグイスを中心に托卵しますが、宮古島のホトトギスはどの種に托卵するのでしょうか?気になるところです。
  • セッカサンコウチョウは地元の鳴き声と少し違うので興味深かったです。
  • 夏は観察種数は少ない季節ですが、留鳥や夏鳥の繁殖期となるため見聞きする機会が多く、渡り鳥や冬鳥の観察とはまた違った楽しみがありました。
  • 青い海と空をバックにエリグロアジサシが舞う東平安名崎の光景は特に印象に残りました。

見聞きした野鳥(鳥類目録順)

カルガモ
カイツブリ
カラスバト
キジバト
キンバト
ズアカアオバト
ヨシゴイ
アマサギ
ムラサキサギ
ダイサギ
チュウサギ
コサギ
クロサギ
クロツラヘラサギ
オオクイナ
シロハラクイナ
バン
オオバン
ホトトギス
カッコウ
チュウシャクシギ
アオアシシギ
キアシシギ
ソリハシシギ
レンカク
ミフウズラ
ツバメチドリ
コアジサシ
ベニアジサシ
エリグロアジサシ
アジサシ
クロハラアジサシ
リュウキュウコノハズク
アオバズク
アカショウビン
サンショウクイ
サンコウチョウ
ハシブトガラス
リュウキュウツバメ
ヒヨドリ
メジロ
セッカ
イソヒヨドリ
キビタキ
スズメ
カワラヒワ

計46種

ツアー目的のリュウキュウヨシゴイは今回も観察できず。

翌週探鳥した鳥仲間の方は、池間湿原でハジロクロハラアジサシリュウキュウヨシゴイを観察しました。

 

 

探鳥記 2019.6.14~16 宮古島⑨ 最終日 5:30~14:45 晴れ

大野山林周辺 8:50~10:15

アカショウビンを撮影すべく、南部から急行。

到着後、とりあえず水場へ向かう。

ホトトギスキンバトカラスバトアカショウビン、、、の声が聞こえ、いつ来ても鳥密度が濃い。

水場では最終日にして初めて地元バーダーの方と情報交換することができた。

もちろん、アカショウビンのことを尋ねると、水場のもっと先にある小道でよく観察されるとのこと。

早速、そのポイントに向かうと、仲間がついにアカショウビンの姿を捉えた!


カワセミに比べて、くちばしが太い!

 

ようやく間近で観察・撮影することができて、一同ニンマリであった。

この後、隣接する熱帯植物園に行き、簡単に探鳥してシロハラクイナを観察。


大野山林と隣接していて、しかも入場無料で探鳥できますよ

そして昨日から気になっていたマンゴー農家直営のお店で移動。


すくばり農園 熱帯植物園そばにあります


すくばりセット マンゴージュースとプリンのセットで550円 画像そのままの美味しさでした!

昼食は昨日同様に伊良部島のおーばんまい食堂と決めているので、伊良部島へ移動。

見聞きした野鳥(観察順)

ホトトギス
キンバト
カラスバト
キジバト
アカショウビン
メジロ
ヒヨドリ
スズメ
シロハラクイナ
リュウキュウキビタキ

計10種

佐良浜漁港 12:00~12:15

昼食前に漁港のアジサシ類探索を開始。

本日こそオオアジサシ!と祈りつつ探すも見つからず。

それどころか、堤防で休む2羽のエリグロアジサシしか観察できず。

昨日はあんなに多くいたのに!

釣り人の話では、午前中にいたアジサシ類の群れは飛び去ってしまったとのこと。

残念!!


防波堤の手前に浮かぶ生け簀にアジサシ類がいることが多い

気を取り直して食堂へ。

本日はカツオとマグロの胡麻漬け丼。

本当は昨日と同じ刺身単品とカレーを希望していたが、刺身単品が売り切れていたのだ!

刺身を胡麻漬けにして食べたのは初めてであったが、美味しかった!

食後はオオアジサシを求めて、佐和田の浜へ。

見聞きした野鳥(観察順)

エリグロアジサシ

佐和田の浜 13:00~13:30

オオアジサシの登場を期待して現地入り。

昨日よりコウノトリクロツラヘラサギも近い場所にいる。

クロツラヘラサギは葛西臨海公園で毎年のように観察しているが、食事中の様子はいつ見ても面白い。

海と空の青さにクロツラヘラサギの白さが映えて綺麗だった。

 

肝心のオオアジサシは必死に探索したが現れず。

遠くの岩礁上空をエリグロアジサシが1羽舞っているだけであった。

見聞きした野鳥(観察順)

クロツラヘラサギ
コウノトリ
ダイサギ
エリグロアジサシ

計4種

与那覇湾 14:00~14:45

レンタカー返却時間が近づく中で、オオアジサシを求めて(私はしつこいのだ!)与那覇湾へ。

まずは湾の少し陸地に入った辺りから観察。

ほぼ干潮状態で、シギチドリの渡りの頃は賑わうだろう雰囲気がある。

ここではコアジサシを近くで観察できた。

次に初日にいった湾内を広く見渡せる場所へ移動。

エリグロアジサシが遠くでひらひら舞っている。

初日にいたチュウシャクシギの姿を探すと干潟にいるのを発見。

続いて、アオアシシギキアシシギソリハシシギと続けざまに見つけることができた。

期待していなかっただけに嬉しい。

海面にはポツンと1羽アジサシが浮いていた。

そろそろ空港へ移動する時間となった。

最後は大好きなシギ達に会えて気持ち良く宮古島探鳥を終えた。

見聞きした野鳥(観察順)

スズメ
コアジサシ
ダイサギ
エリグロアジサシ
チュウシャクシギ
アオアシシギ
ソリハシシギ
キアシシギ
アジサシ

計9種

宮古島観察総数 44種

探鳥記 2019.6.14~16 宮古島⑧ 最終日 5:30~14:45 晴れ

もう最終日。

昨日まで主要探鳥地を押さえたので、本日は見逃した鳥、もう一度見たい鳥を重点的に探鳥することにした。

野鳥が活発に動く早朝のゴールデンタイムにどこで探鳥するか?

悩ましいところだが、ミフウズラを再び観察したいので、3日連続で初日に観察したポイントに向かった。

城辺地区 5:30~6:20

夜明け前だが、周囲は観察可能な明るさとなっているので探索を開始。

出逢いを期待したが、やはり今回もこの畑では見つからず(一週間後に鳥仲間の御夫婦が探鳥した際には無事この畑でミフウズラを観察できたとのこと!)。

そこで探索範囲を周辺に広げると、畑や道路を横切るシロハラクイナを観察することができた。

※最後に宮古島の違う場所で撮影したヒナの動画あり

別の畑を見ると、2羽のツバメチドリが地面で採餌中。

ツバメチドリは畑だけでなく上空も何羽も飛び回っており、さすが宮古島は繁殖地だけに密度が濃い。


珍しく?道路にたたずんでいた姿もいい!

遠くの草原ではクロハラアジサシの小群が低空飛行して食べ物を探している。

その数10羽!

地元神奈川ではツバメチドリクロハラアジサシも渡り鳥のため、こんなに多くの個体をじっくり観察できないので、不思議な光景であった。


宮古島の日の出

ミフウズラは残念だが、本日タイミングよく他の場所で見られることを祈って、次の目的地、すぐそばの大嶽城址公園へ。

見聞きした野鳥(観察順)

ヒヨドリ
アカショウビン
セッカ
ツバメチドリ
シロハラクイナ
ハシブトガラス
クロハラアジサシ10

計7種

大嶽城址公園 6:25~7:30

ここではキンバトアカショウビンサンコウチョウの撮影が目的。

特にアカショウビンは是非とも撮影したい!

宮古島はアカショウビンが多いので観察しやすいとの評判であったが、初日にここでアカショウビンを観察した以外、声は聞けども姿を観察できていない。

さきほどの畑にいた時もアカショウビンの鳴き声が遠くから聞こえていたほどだ。

駐車場から城址公園の展望台へ向かうコースとして薄暗い森を通り抜けるのを選択する。

サンコウチョウに出会えそうな雰囲気があるためだったが、行く手を遮ったのは連続するクモの巣であった。

あまりの巣の多さにあえなく撤退して再び駐車場へ。

しかし、撤退したおかげ?で我々の上空を横切るキンバトや駐車場奥の樹上に止まるアカショウビンを観察することができた。

どちらも撮影できなかったのは残念だが、まだチャンスはあるはず。

再び今度は舗装された道で展望台へ。

宮古島を一望できる展望台はサシバの渡り時の調査地でもある。

たくさんのサシバが上空を舞い、通過する光景をしばし想像。

渡り時に再訪したいものだ。

ふと、山の斜面を見るとズアカアオバトが休憩中。

当初の目的は達成されなかったが、次の目的地の南部の海岸エリアへ移動。

当初、渡りの時期におススメの探鳥地なのでパスしていたが、再訪時の下見を兼ねて行くことにした。

見聞きした野鳥(観察順)

イソヒヨドリ
セッカ
キジバト
キンバト
アカショウビン
ヒヨドリ
リュウキュウサンショウクイ
ズアカアオバト

計8種

南部海岸線 7:45~8:30

シギラリゾート〜ドイツ村〜入江湾〜来間島を海岸のアジサシ類を探索をしながら移動。

シギラリゾートからドイツ村周辺はどこで探鳥してよいか分からず、そのまま海岸線を西進した。

来間島へ渡る橋の周辺は鳥がいそうな雰囲気なので、しばし探鳥。

電線にはリュウキュウツバメの姿を発見。


成鳥に比べて額や喉の赤みが薄いのでリュウキュウツバメ幼鳥と思われる

来間島ではシロハラクイナの親子連れを観察できた。

成鳥と違い、全身黒いもふもふしたヒナ達は可愛かったですな~。(先のシロハラクイナ動画の最後に登場)。

来間島から宮古島に戻ると直ぐそばには与那覇湾。

しかし、満潮時間に近いので探鳥を回避することにした。

次はどこにい行こうか?

なんとなく南部エリアはフワッと探鳥してしまって、緊張感がなくなってしまった。

そこでギアチェンジで当初の目的・アカショウビンの撮影を完遂すべく大野山林に急行!

続きは次回。

見聞きした野鳥(観察順)

イソヒヨドリ
ヒヨドリ
スズメ
クロサギ
リュウキュウツバメ
シロハラクイナ
セッカ

計7種

 

探鳥記 2019.6.14~16 宮古島⑦ 2日目 5:30~19:00 晴れ

前回からの続き。

大野山林 17:40~18:10

意外と早く大野山林に到着。

森の中では相変わらず常連さんの鳴き声がする。

水場に到着すると、本日は2人のカメラマンがいる。

水場の様子を尋ねると17時にオオクイナのペアが登場したとのこと。

観察チャンスを逸したか?と不安がよぎるが、昨日と同じ頃に出ると言い聞かせて待つことに。

待機中、水場の付近でリュウキュウコノハズクの声が聞こえ来た。

日中に観察できるチャンスと思い、水場の脇を通る小道を少し進むと鳴き止んでしまった。

水場近くにいるとオオクイナに警戒されるので、再びもとの位置に戻ろうと向きを変えながら水場をチラッと見た。

するといつの間にかオオクイナが水浴びをしているではないか!

距離にして5mくらいの近さだ。

このまま動くと逃げてしまうので、その場でしゃがんで観察・撮影することにした。

ズーム撮影をしているので、水浴びの水滴がこちらに降りかかってくるのでは?と何度も錯覚してしまうほどだった。


同じ個体を水場正面から撮影した画像 Sさん撮影

私の存在に気が付いているとは思うが、しばらく水浴びをして急ぎ足で森に消えて行った。

全員、無事に観察できたことを確認して、ようやく安堵感と喜びを味わった。

このまま、ここにいることも考えたが、今度は夕方に警戒心が薄くなったミフウズラがさとうきび畑から出て来る姿が頭に浮かんだ。

大野山林に来て直ぐにオオクイナを観察できただけでも幸運であるのに、更なる欲が沸くとは自分も驚くほどだが、メンバーもまんざらでもない様子。

今の我々には勢いがある!と昨日ミフウズラを観察した場所へ急行。

見聞きした野鳥(観察順)

セッカ
キジバト
ホトトギス
イソヒヨドリ
ヒヨドリ
キンバト
サンコウチョウ
リュウキュウコノハズク
オオクイナ

計9種

城辺地区 18:30~19:00

本日、最期の悪あがきとして、昨日最初にミフウズラを観察した場所へ。

きっと再会できると期待したが、願い叶わず。

昨日そばの草地にいたアマサギらの小群の姿もない。

周辺上空ではツバメチドリリュウキュウツバメクロハラアジサシも観察できた。

いよいよ暗くなったので、ここでお開き。

2日目は待望のキンバトベニアジサシエリグロアジサシ、想定外のレンカクなど満足した一日だった。

明日はオオアジサシを何とか見たい。

そして最後に本日は無事に温泉に入ることができた。

※今回の宿泊ホテル 宮古島温泉ホテルhttp://hotel.miyakojima-onsen.co.jp/

見聞きした野鳥(観察順)

ツバメチドリ
リュウキュウツバメ
ダイサギ
クロハラアジサシ
セッカ
キジバト

計6種

ツアー総数40種

 

探鳥記 2019.6.14~16 宮古島⑥ 2日目 5:30~19:00 晴れ

当初、午前中に行く予定だった池間湿原。

伊良部島から海を挟んで遠く向こう岸に見える。

移動が大変だが、本日中に一通り宮古島の主要な探知地を把握して、明日はお気に入り探鳥地を再訪する算段にした。

池間湿原 16:00~17:20

池間島へ架かる橋を渡るとすぐに池間湿原に到着。

大きな湿原ではあるが、観察場所は1箇所のみ。

以前に比べて、草原化して湿原の減少と観察しにくいとの話であったが、観察スペースから眺めた湿原の第一印象は探せば探すほど何かが見つかりそうな雰囲気がする。

広大な湿原でどこから観察しようか迷っているとムラサキサギがこちらに飛んで来て、正面の草原に着地した。

池間湿原はムラサキサギの繁殖の北限と言われているが、早速のお出迎えとなった。

滞在中、ムラサキサギを少なくとも6羽以上は観察した。

リュウキュウヨシゴイが生息しているそうなので、草原の水際を重点的に探索していると、メンバーの大物女性バーダーSさんが「レンカクじゃない?」との爆弾発言!

もちろん現場は一時騒然となった。

急いでSさんの観察している方向を見て、スコープで探索すると意外にも直ぐにレンカクを捉えることができた。

レンカクは宮古島探鳥ツアーの妄想探鳥リストにもなかったので、全くのノーマーク。

コウノトリに続いての出逢いに喜びも大きかった。

レンカクとの距離は150mくらいはあったのだろうか、レンカクはこちらを気にする様子もなく、のんびりと採餌行動をしている。

初めて見る繁殖羽のレンカクは遠くからでも後頸の黄色が綺麗で、長い尾も目立つ。

なんとなく優雅な雰囲気で、しばらく見入っていた。

レンカク観察中、周囲の森からはアカショウビンサンコウチョウの声がしたり、湿原の低空をクロハラアジサシが何度も舞った。

リュウキュウヨシゴイは依然として気配なし。

代わり?に仲間がヨシゴイの飛翔する姿を観察した。

一段落して、時計を見ると17時20分。

このまま、ここで良い雰囲気の中で暗くなるまで観察することも考えたが、夕方に大野山林の水場でオオクイナが水浴びをする姿が目に浮かんだ。

昨日と同じく18時過ぎに水場に現れる可能性に賭けることにした。

急いで大野山林へ移動。

見聞きした野鳥(観察順)

カワラヒワ
ツバメチドリ
ハシブトガラス
ムラサキサギ
チュウサギ
コサギ
オオバン
ダイサギ
バン
カイツブリ
レンカク
アカショウビン
サンコウチョウ
キジバト
クロハラアジサシ
リュウキュウツバメ
ヨシゴイ

計17種

探鳥記 2019.6.14~16 宮古島⑤ 2日目 5:30~19:00 晴れ

前回からの続き。

伊良部島 佐良浜漁港 11:30~12:15

宮古島と伊良部島を結ぶ橋を走行中、車窓からエリグロアジサシの小群を観察。

与那覇湾はほぼ干潮で、遠浅の海は太陽に照らされエメラルドグリーンに輝いている。

橋を渡り終えて、最初の目的地、佐良浜漁港に到着。

帰港した漁船の周囲をエリグロアジサシ達が飛翔している。

その距離、10mもないので、十分観察できた。

観察に満足できたら今度はお腹を満足させる番ということで、待ちに待った昼食である。

佐良浜漁港ではアジサシ類の観察だけでなく、漁業協同組合直営のおーばんまい食堂も楽しみにしていたのだ。

さて、何を食べるか?

この漁港はカツオやマグロの水揚げで有名なので、刺身は外せない。

メニューを見て、刺身定食1000円にしようとしたが、魚のフライ付きカレーライス700円なるものの存在が気になる。

 

しばし迷っているとサイドメニューとしてカツオとマグロの刺身の盛り合わせ400円があるではないか!

仲間からは失笑されたが、刺身とカレーの夢コラボ1100円を注文。

どちらも美味しかったが、窓越しに漁港を舞うエリグロアジサシを横目で見ながらの食事は最高だった。

この漁港では例年この時期は生け簀の周辺でエリグロアジサシベニアジサシ、しばしオオアジサシが観察されるが、肝心の生け簀自体が見つからない。

手探り探鳥なので仕方ないが時間がもったいないので、帰りにまた寄ることにして、次の目的地、佐和田の浜へ移動。

見聞きした野鳥(観察順)

エリグロアジサシ

伊良部島 佐和田の浜 12:30~14:00

到着後、しばし広大なリーフに圧倒された。

 

遠くでエリグロアジサシが飛翔している。

リーフでは2羽のクロツラヘラサギが頭を左右に振りかざして採餌中。

鳥は少ないが、そんなことはどうでも良いくらい綺麗な眺めをしばし堪能。

何気なく湾の奥を流し見していると、ダイサギより明らかに大きい白っぽい鳥が見えた。

なんだ?なんだ?と、きちんと観察すると何とコウノトリだった!

放鳥個体ではなく天然のコウノトリ

放鳥個体なら足輪があるはずなので確認したいのだが、あまりにも遠すぎる。

ここからは足輪があるように見えないので、自然個体の可能性が高まってきた!

もう、現場(私だけか?)は興奮状態。

足輪の有無を確認するために、できる限り近くに行こうと更に奥に進む。

観察場所が変わるといったん見失うことになるので、再度探し出すまでドキドキする。

大きいとはいえ、岩場の裏に入ったまま休憩したら大変である。

直ぐに見つかって一安心、先ほどより近くにいる。

急いで足輪の有無を確かめると、足輪が装着されているではないか!

ネットと調べたところ、豊岡放鳥個体で昨年から宮古島周辺で長期滞在中とのこと。

確かに自然個体でないのは残念ではあるが、発見時の喜びは記憶に残る時間であった。

それにしても豊岡から巡り巡って宮古島に飛来したことに驚いた。

本州の各地を巡ることは陸続きなので驚かないが、海を渡る行為、しかもどの程度飛翔すれば陸地があるのか分からない状況下、は凄いことだと改めて思った。

見聞きした野鳥(観察順)

エリグロアジサシ
スズメ
クロツラヘラサギ2
ダイサギ
クロサギ
コウノトリ
ベニアジサシ

計7種

伊良部島 佐良浜漁港 14:15~14:30

再び、生け簀のある場所を探しに佐良浜漁港へ。

しばらく探索後、漁港の入り口付近の防波堤沿いに4つの生け簀のような場所を発見。

生け簀の上にはクロサギが魚を捕まえるべく水面を見ている。

生け簀そばの防波堤の階段にはエリグロアジサシの他、ベニアジサシ達の姿も。

ベニアジサシはさきほどの東平安名崎では遠くでの観察となったので、今回は赤いくちばしと脚をじっくり観察できた。

オオアジサシはどこにいるのか?

防波堤、生け簀、上空と何度も探索するも見当たらず。

タイミングもあるので、長居するより明日の再チャレンジにかけよう。

次の目的地、池間湿原へ移動。

見聞きした野鳥(観察順)

クロサギ
エリグロアジサシ
ベニアジサシ

計3種

探鳥記 2019.6.14~16 宮古島④ 2日目 5:30~19:00 晴れ

運転開始から10分くらいたっただろうか。

もうそろそろ海岸線に出て車窓から宮古島の海が見えても良い頃だ。

いつか見えると思いつつも、確認の意味でカーナビをふと見ると何と北上ではなく南下しているではないか!

ゴール地点を確認すると島の東南方向に伸びる東平安名崎であった、、、。

もちろん、ここもアジサシ類が繁殖している有名探鳥地で本日探鳥する予定。

なので、宮古島を時計回りに探鳥するか反時計回りにするかの順番の問題だけの話だが。

探鳥は観察のタイミングが非常に重要なので、この変更が吉と出るか凶と出るか。

東平安名崎 8:30~10:30

長く突き出た半島の突端に進むにつれて、宮古島の綺麗な海が車窓から見える機会が増えてきた。

ここはアジサシ類、特にエリグロアジサシベニアジサシの繁殖する光景が見られる探鳥地として有名だ。

途中下車して、崖の上から覗き込むように海岸線を探索すると、はるか遠くの岩場に白い鳥が2羽じっとしている。

エリグロアジサシだ。

良く見るとその2羽以外にも周辺で何羽かヒラヒラと舞っている。

たしかに遠距離からの観察なのでもっと間近で見たい気もするが、エリグロアジサシのいる風景として見直すと、あぁ、一足早く南国の夏を満喫しているのだなぁと感慨に浸ってしまった。

観察中、時々エリグロアジサシが我々のいる周辺に風に流されて近づくサービスを何度も受けた。

更に先に進むと駐車場があり、ここからは歩いて岬に進むようだ。

ふと脇を見ると駐車場から漁港へと続く坂道があり、興味本位で下りて行くと、防波堤付近でエリグロアジサシが飛翔しているのが見えた!

ここは良いポイントかも。

漁港にたどり着くと、防波堤上や洋上に複数のエリグロアジサシが見える。

より見やすい場所を求めて更に奥に進むと綺麗な白浜が広がっている。

海上には大小様々な岩が見え、周辺をヒラヒラと舞うエリグロアジサシの白さが青い海と空では特に映える。

幸運にも我々から最も近い岩場の上にエリグロアジサシが舞い降りたので、じっくり観察することができた。

奥にある岩場ではおそらくペアであろうエリグロアジサシが上空を飛び回っては一緒に羽繕いをしている。

沖合に目を向けると約50羽のエリグロアジサシの群れが白波の立つ付近を左右に行き来して採餌行動をしている。

やはり群れを観察すると優雅さと躍動感を味わえて良い。

ここでは様々なエリグロアジサシの表情や行動を観察できた。

残念ながらベニアジサシは観察できなかったが、次の目的地の伊良部島でトライしよう。

と、洋上を観察しながら駐車場へと続く坂道を上がっていると気になるアジサシ類のようなのを目撃した。

明らかにエリグロアジサシではない。

スコープで周囲を探索していると、沖合の岩場にアジサシ類の群れを発見。

じっくり観察すると待望のベニアジサシと判明!

20羽近くのベニアジサシと2羽のエリグロアジサシを確認。

しばらく観察していると、複数のペアが何度も交尾をしていた。

繁殖地で繁殖行動を確認できたのは有意義であった。

左端とその隣の2ペアのベニアジサシが交尾している

最後の最後でベニアジサシと出会えて良かった。

次の目的地は伊良部島。

宮古島屈指のアジサシ類の観察ポイントとして、エリグロアジサシべニアジサシを観察した今、是非ともオオアジサシを観察したい!

続きは次回。

見聞きした野鳥(観察順)

エリグロアジサシ50以上
セッカ
イソヒヨドリ
スズメ
キジバト
クロサギ
ベニアジサシ20以上

計7種

探鳥記 2019.6.14~16 宮古島③ 2日目 5:30~19:00 晴れ

昨日、無事にオオクイナを観察できたので、本日はまずはキンバト観察に集中しよう。

宮古島で探鳥経験のあるバーダーの話によると、簡単にみられる鳥ということだが、鵜呑みにするのは危険である。

人気のない早朝に森の小径の地面に降りて餌を探しているキンバトのイメージを持って大野山林へ。

まだ暗い5時に出発、コンビニで朝食を取って、森に到着した時にはすっかり明るくなっていた。

大野山林 5:30~7:45

さすがに早朝なので、昨日より野鳥の鳴き声が盛んに聞こえる。

まだ日の出直後で夜の余韻があるのかアオバズクの声がした!

さらに驚いたのはカッコウの声がしたことだ。

この時期なので通過中に立ち寄ったとは考えにくい。

宮古島ではホトトギスは夏鳥ということは知っていたが、カッコウは想定外だった。

鳴く度に探索するも観察できないのはカラスバトアカショウビンキンバト

しかし、普段聞くことができないので声を聞くだけでも嬉しい。

森に入って水場へ向かう途中で、この旅で一番気合が入っている仲間が前方の小径にいるキンバトを発見!

イメージ通りの遭遇場面となったが、どんどん奥に行ってしまって、直ぐに姿が見えなくなった。

水場をのぞくも野鳥の気配なし。

昨日は探索できなかった森の奥へと進む。

特にリュウキュウアカショウビンリュウキュウサンコウチョウの鳴き声が森に響き渡る。

こんなに鳴き声が聞こえるのだから意地でも探すぞ!

しばらくして声を頼りにようやくリュウキュウサンコウチョウ雌を目撃できた。

森からサトウキビ畑に出ると、畑奥からミフウズラの単調な鳴き声がした。

再び森に戻って水場経由で展望台へ。

途中で本日2回目のキンバトを発見。

樹木からこちらに向かって飛翔して来て、目の前を横切った後、前方の小径に降り立った。

※動画前半は1回目、後半は2回目の様子

展望台周辺は昨夜リュウキュウコノハズクの鳴き声の密度が濃かった場所である。

ひっそりと眠っている姿を観察できるかな?

淡い期待をしながら周囲の森を探索しながら展望台に到着。

階段の壁に設置してある野鳥の点画を楽しみながら最上階へ。

南国の日差しを浴びながら大野山林を360度見渡すことができた。

昨日からカラスバトの鳴き声を樹上付近から何度も聞いているが、姿を見ていない。

この展望台から上から目線でカラスバトを観察できるのではないかと探索するも見つけるのはキジバトであった。

さて、そろそろ次の目的地に移動しよう。

本日は終日探鳥できるので、行く場所がたくさんあるのだ。

メンバーの見たい鳥と行きたい探鳥地を移動時間と移動距離を考慮して効率良く回るのが遠征探鳥の醍醐味である。

激論?の末、次の目的地は宮古島最北端にある池間島にある池間湿原に決定!

カーナビ頼りの名ナビゲーターの私は地点名ではなく画面地図から目的地付近を設定。

さすが迷ナビゲーター、画面地図のコンパスが南北逆さまであることに気が付かずに!!

我々はどこにたどり着くのか?

続きは次回。

見聞きした野鳥(観察順)

ヒヨドリ
イソヒヨドリ
メジロ
ホトトギス
アオバズク
カッコウ
アカショウビン
ハシブトガラス
サンコウチョウ
カラスバト
キジバト
キンバト
カルガモ
ミフウズラ
コサギ

計15種

探鳥記 2019.6.14~16 宮古島② 1日目 13:30~21:30 雨のち曇り

前回からの続き。

与那覇湾 15:00~15:30

到着時、干潮から3時間が過ぎているとはいえ、どこかに干潟が残っていると思っていたが、そう甘くはない。

水際や海上をざっと見渡しても鳥が見当たらない。

明日また来ようと思った矢先、仲間が遠く向こう岸にいるチュウシャクシギを発見!

この時期、まだ宮古島に留まっているということは仲間とはぐれてしまったのか、、、心配だ。

もう一度きちんと探鳥しようと湾内を探索すると、遠くでヒラヒラ舞う1羽のエリグロアジサシを発見。

遠目からだと体全体が白く見える。

続けざまに今度は近くで1羽のコアジサシを発見。

今回の宮古島探鳥は様々なアジサシ類の観察をすることも目的の1つ。

比較対象という点からも基本種のコアジサシの大きさや体色を再度確認できて良かった。

時間となったので、大野山林へ移動。

見聞きした野鳥(観察順)

チュウシャクシギ
スズメ
エリグロアジサシ
コアジサシ
リュウキュウツバメ

計5種

大野山林 16:00~19:00

大野山林といっても漠然としていて、どこから森に入るのか分からない。

手探り状態で周辺をウロウロして、ようやく宮古青少年の家駐車場にたどり着いた。

案内の看板を見つけて、すがり着くように見入る。

大野山林ではオオクイナアカショウビンなど水場での観察例が多い。

そこで、まずは水場を目指すことにしたが、困ったことに看板には水場が3か所もある。

時間もないことから本格的な探鳥は明日以降にするとして、本日は下見気分で3か所の水場だけでも押さえることにした。

森に入るとカラスバトアカショウビンズアカアオバトなどの声が聞こえてきた。

姿は見れずとも声を聞くだけでも楽しい。

最初に向かった池(上の地図上では建物の真上)では周囲にロープが張られており、いかにも観察・撮影場所といった感じ。

ただ水は濁っているし(直前に降った雨の影響?元々の色?)、鳥もいるような雰囲気ではなかった。
そこで、この水場ではなく他の2か所の方が本命と思い、更に森の奥に進むと、看板に記載されている野鳥の水飲み場であろう場所に到着。

周囲ではカラスバトリュウキュウサンコウチョウが盛んに鳴くなど、良い雰囲気だ。

しかし、肝心の水場はかなり以前から草地化しているようで、目指すべき水場ではないことは確かだ。

望みは最後の1箇所!

意外と直ぐにたどり着くも、水場の水質や雰囲気から判断して最初に訪れた水場が観察ポイントに違いないと確信した。

16時半頃に最初の水場に再び戻って、ここで日没まで水場に来る野鳥を待つことにした。


多くの出逢いを求めるのなら、運と静かに待機することが必要でしょうか。

池周りでじっとしていると、キンバトサンコウチョウカラスバトアカショウビンホトトギスなど何かしらの鳴き声がひっきりなしに聞こえて楽しい。

特にキンバトはそばの樹上で鳴いているのだが、20分ぐらいは皆で探索しただろうか、、、見つからない。

時々、オオクイナがいるか池の様子をチェックする。

見逃しては洒落にならないのだ。

リュウキュウサンコウチョウの鳴き声が近づいてきた。

亜種リュウキュウサンコウチョウ だが、ホイホイホイが地元で聞くのと違う。

この頃になると時々森の奥からコホッ、コホッというリュウキュウコノハズクの声がして来た。

18時を回り、水場は未だに動きがなく、そろそろ夕食を食べに行くタイミングを計り始めた。

18時24分、周囲の野鳥を探索してふと池に目を向けると奥の水辺に黒くて丸っこい鳥が水浴びをしている。

急いで双眼鏡で確認すると白黒模様の下腹が目に飛び込んできた。

オオクイナだ!


ついに真打ち登場!オオクイナ

カメラ撮影には暗すぎるので、その代わりに食い入るように双眼鏡で観察した。

オオクイナは1分くらいは水浴びをしていたのだろうか。

動画なら何とか撮影できるだろうと三脚を広げた時に出した音で、オオクイナは森に駆け足で消えていってしまった。

皆さん、失礼致しました!

取り敢えず、最後の最後に観察難易度の高いオオクイナを観察できて良かった。

しかも、全員が初日に大物を観察できたことは明日以降の探鳥負担を軽減できる。

暗くなってから、今度はリュウキュウコノハズクリュウキュウアオバズクの鳴き声、あわよくば姿を観察すべく、この場所でナイトツアーをする予定。

その前に市街地で夕食を食べに森を離れた。

見聞きした野鳥(観察順)

メジロ
セッカ
カラスバト
キジバト
アカショウビン
ズアカアオバト
ホトトギス
キンバト
サンコウチョウ
ハシブトガラス
リュウキュウコノハズク
リュウキュウキビタキ
オオクイナ

計13種

大野山林 20:30~21:30

夕食は地元料理にしようと目的の店に向かうも、混んでいて入れず。

ホテルに戻って居酒屋に行くということにして、夕食は簡単に済ませることにしよう。

そばにあったモスバーガーとケンタッキーの二者択一をまさか宮古島でするとは思わなかったが、結局モスバーガーへ。

食事後、森に戻るとすっかり森の中は暗闇となっていた。

周辺からはコホッ、コホッというリュウキュウコノハズク雄の声があちこちから聞こえて来る。

時々、コホッ、コホッという雄の声に反応する雌のニャーという声やアオバズクのホー、ホーという声が聞こえる。

宮古島はハブがいないので、夜の森を安心して歩けるのが良い。

ただ、足元を照らさないとカエルなどの生物を踏むことになるので注意が必要である。

仲間がリュウキュウコノハズクの声を頼りに姿を発見した!

声を聴くだけでなく、姿まで観察することができ、幸運だった。

さきほどの水場まで行って引き返してナイトツアーは終了。

本日は雨が降ったり止んだりの天候や短時間の探鳥であったが、終わってみればミフウズラオオクイナと観察難易度の高い鳥は観察できて良かった。

これでホテルに戻り、美味しいお酒と温泉に入って睡眠できれば良かったのだが、、、。

22時!のチェックインとなり、温泉施設は終了、居酒屋は臨時休業という落ちがついて、本日はこれにてお開き!

見聞きした野鳥(観察順)

リュウキュウコノハズク、アオバズク 計2種

1日目の観察総数27種

 

探鳥記 2019.6.14~16 宮古島① 1日目 13:30~21:30 雨のち曇り

いよいよ本日から2泊3日の宮古島探鳥のスタート。

宮古島空港に到着した時からあいにくの雨。

まずは荷物を預けている宮古島温泉ホテルへ向かう。

雨の道中、この3月の石垣島で雨探鳥は慣れたから問題ない!と何回も言い聞かせたが、雨足は強くなるばかり。

気分が萎え萎えモードなので、雨宿り&昼食を兼ねてホテルそばにある評判の良いなかやすみ(中休味)商店へ。

駐車場そばで「ヒッ、ヒッ、ヒッ」と鳴くセッカを目撃、記念すべき宮古島探鳥第1号となった。

このセッカの鳴き声、聞きなれた声より金属音っぽい感じがした(この個体だけかと思いきや宮古島滞在中に聞いたセッカ達の声はやはり金属音っぽい声がしていた)。

なかやすみ商店では元祖鶏宮古そば(中600円)を注文。

宮古島では珍しい手打ち麺と鳥ガラをメインにしたダシ汁で、地元民からも支持されているとのこと。

もちもちした麺とあっさりして飲みやすいダシ汁は美味しかった(ちなみに一般的な宮古そばのダシ汁は主に鰹だそうです)。

タイミングが良いことに食事を終えた頃には雨は小康状態。

空をにらみながらも貪欲に探鳥しよう!というテンションにまで回復して、いよいよ本格的な探鳥開始である!

城辺地区 13:30~14:30

問題はどこへ行くか?だが、移動時間がもったいないので探鳥予定地のうち最も近場にある大嶽城址公園へ。

移動途中にサトウキビ畑が見えたので、雨上がりでミフウズラクイナ類の警戒心が薄いと思ってチェックすることにした。

すると何と最初に探鳥した畑で幸運にも2羽ミフウズラを発見!


左)メス 喉から胸が黒くて雄より大きい 右)オス  Sさん撮影

ミフウズラは全長14㎝のスズメぐらいの大きさで、しかも警戒心が強く観察難易度が高いと予想していた種であったので嬉しい。

さとうきび畑の縁を一緒に歩いていたが、やがて畑の中に消えて行った。

観察中、別のペアが道路を横断するのを目撃したり、大嶽城址公園の方からアカショウビンが聞こえるなど、大いに盛り上がった。
咄嗟の撮影で、いつもより更に不鮮明画像だが、それでもオス・メスの違いは分かる

見えなくなったミフウズラの再登場を期待すべくしばらく待ったが現れず。

この他、近くの草地でアマサギを中心としたサギ類の小群やツバメチドリの小群、そしてクロハラアジサシの飛翔も観察できた。

特にツバメチドリは宮古島では相当数が繁殖している話は聞いていたのだが、実際何羽も上空を鳴き交わして飛翔する姿を見ると興奮した。

思わぬ通り道での野鳥達との遭遇に時間があっという間に過ぎてしまった。

大嶽城址公園そばでは車中から遠くで枝止まり中のアカショウビンを目撃、しばらく観察できた。

カワセミの仲間であるが、大きさはカワセミに比べて2周り以上大きく見える。

ちなみに全長はカワセミ17㎝・アカショウビン27.5㎝、ヤマセミ37.5㎝で、ざっくりの胴体の大きさのイメージはスズメムクドリキジバトの感じ。

簡単にアカショウビンを観察できたこと・満潮になる前に与那覇湾でアジサシ類を見たいことから、大嶽城址公園は明日以降に探鳥することにして、与那覇湾に向かうことにした。

見聞きした野鳥(観察順)

セッカ
スズメ
ヒヨドリ
キジバト
ミフウズラ
アカショウビン
シロハラクイナ
アマサギ
ツバメチドリ
コサギ
チュウサギ
クロハラアジサシ
イソヒヨドリ

計13種