ようやく宮古島探鳥記が終了!
今回は個別にエリグロアジサシを特集します。
東平安名崎
東平安名崎はエリグロアジサシとその風景を楽しめる素敵な探鳥地です。
先月号のBIRDERの特集でも掲載された場所でしたね。
いつの日か再訪したい場所です。
伊良部島 佐良浜漁港
佐良浜漁港はエリグロアジサシを間近で観察することのできるおススメの場所です。
食堂で美味しい昼食を食べながら窓越しに見るエリグロアジサシは格別でした。
※後半にスロー再生があります。
ようやく宮古島探鳥記が終了!
今回は個別にエリグロアジサシを特集します。
東平安名崎はエリグロアジサシとその風景を楽しめる素敵な探鳥地です。
先月号のBIRDERの特集でも掲載された場所でしたね。
いつの日か再訪したい場所です。
佐良浜漁港はエリグロアジサシを間近で観察することのできるおススメの場所です。
食堂で美味しい昼食を食べながら窓越しに見るエリグロアジサシは格別でした。
※後半にスロー再生があります。
カルガモ
カイツブリ
カラスバト
キジバト
キンバト
ズアカアオバト
ヨシゴイ
アマサギ
ムラサキサギ
ダイサギ
チュウサギ
コサギ
クロサギ
クロツラヘラサギ
オオクイナ
シロハラクイナ
バン
オオバン
ホトトギス
カッコウ
チュウシャクシギ
アオアシシギ
キアシシギ
ソリハシシギ
レンカク
ミフウズラ
ツバメチドリ
コアジサシ
ベニアジサシ
エリグロアジサシ
アジサシ
クロハラアジサシ
リュウキュウコノハズク
アオバズク
アカショウビン
サンショウクイ
サンコウチョウ
ハシブトガラス
リュウキュウツバメ
ヒヨドリ
メジロ
セッカ
イソヒヨドリ
キビタキ
スズメ
カワラヒワ
計46種
ツアー目的のリュウキュウヨシゴイは今回も観察できず。
翌週探鳥した鳥仲間の方は、池間湿原でハジロクロハラアジサシ、リュウキュウヨシゴイを観察しました。
アカショウビンを撮影すべく、南部から急行。
到着後、とりあえず水場へ向かう。
ホトトギス、キンバト、カラスバト、アカショウビン、、、の声が聞こえ、いつ来ても鳥密度が濃い。
水場では最終日にして初めて地元バーダーの方と情報交換することができた。
もちろん、アカショウビンのことを尋ねると、水場のもっと先にある小道でよく観察されるとのこと。
早速、そのポイントに向かうと、仲間がついにアカショウビンの姿を捉えた!
カワセミに比べて、くちばしが太い!
ようやく間近で観察・撮影することができて、一同ニンマリであった。
この後、隣接する熱帯植物園に行き、簡単に探鳥してシロハラクイナを観察。
大野山林と隣接していて、しかも入場無料で探鳥できますよ
そして昨日から気になっていたマンゴー農家直営のお店で移動。
すくばり農園 熱帯植物園そばにあります
すくばりセット マンゴージュースとプリンのセットで550円 画像そのままの美味しさでした!
昼食は昨日同様に伊良部島のおーばんまい食堂と決めているので、伊良部島へ移動。
見聞きした野鳥(観察順)
ホトトギス
キンバト
カラスバト
キジバト
アカショウビン
メジロ
ヒヨドリ
スズメ
シロハラクイナ
リュウキュウキビタキ
計10種
昼食前に漁港のアジサシ類探索を開始。
本日こそオオアジサシ!と祈りつつ探すも見つからず。
それどころか、堤防で休む2羽のエリグロアジサシしか観察できず。
昨日はあんなに多くいたのに!
釣り人の話では、午前中にいたアジサシ類の群れは飛び去ってしまったとのこと。
残念!!
防波堤の手前に浮かぶ生け簀にアジサシ類がいることが多い
気を取り直して食堂へ。
本日はカツオとマグロの胡麻漬け丼。
本当は昨日と同じ刺身単品とカレーを希望していたが、刺身単品が売り切れていたのだ!
刺身を胡麻漬けにして食べたのは初めてであったが、美味しかった!
食後はオオアジサシを求めて、佐和田の浜へ。
見聞きした野鳥(観察順)
エリグロアジサシ
オオアジサシの登場を期待して現地入り。
昨日よりコウノトリもクロツラヘラサギも近い場所にいる。
クロツラヘラサギは葛西臨海公園で毎年のように観察しているが、食事中の様子はいつ見ても面白い。
海と空の青さにクロツラヘラサギの白さが映えて綺麗だった。
肝心のオオアジサシは必死に探索したが現れず。
遠くの岩礁上空をエリグロアジサシが1羽舞っているだけであった。
見聞きした野鳥(観察順)
クロツラヘラサギ
コウノトリ
ダイサギ
エリグロアジサシ
計4種
レンタカー返却時間が近づく中で、オオアジサシを求めて(私はしつこいのだ!)与那覇湾へ。
まずは湾の少し陸地に入った辺りから観察。
ほぼ干潮状態で、シギ・チドリの渡りの頃は賑わうだろう雰囲気がある。
ここではコアジサシを近くで観察できた。
次に初日にいった湾内を広く見渡せる場所へ移動。
エリグロアジサシが遠くでひらひら舞っている。
初日にいたチュウシャクシギの姿を探すと干潟にいるのを発見。
続いて、アオアシシギ、キアシシギ、ソリハシシギと続けざまに見つけることができた。
期待していなかっただけに嬉しい。
海面にはポツンと1羽アジサシが浮いていた。
そろそろ空港へ移動する時間となった。
最後は大好きなシギ達に会えて気持ち良く宮古島探鳥を終えた。
見聞きした野鳥(観察順)
スズメ
コアジサシ
ダイサギ
エリグロアジサシ
チュウシャクシギ
アオアシシギ
ソリハシシギ
キアシシギ
アジサシ
計9種
宮古島観察総数 44種
もう最終日。
昨日まで主要探鳥地を押さえたので、本日は見逃した鳥、もう一度見たい鳥を重点的に探鳥することにした。
野鳥が活発に動く早朝のゴールデンタイムにどこで探鳥するか?
悩ましいところだが、ミフウズラを再び観察したいので、3日連続で初日に観察したポイントに向かった。
夜明け前だが、周囲は観察可能な明るさとなっているので探索を開始。
出逢いを期待したが、やはり今回もこの畑では見つからず(一週間後に鳥仲間の御夫婦が探鳥した際には無事この畑でミフウズラを観察できたとのこと!)。
そこで探索範囲を周辺に広げると、畑や道路を横切るシロハラクイナを観察することができた。
※最後に宮古島の違う場所で撮影したヒナの動画あり
別の畑を見ると、2羽のツバメチドリが地面で採餌中。
ツバメチドリは畑だけでなく上空も何羽も飛び回っており、さすが宮古島は繁殖地だけに密度が濃い。
珍しく?道路にたたずんでいた姿もいい!
遠くの草原ではクロハラアジサシの小群が低空飛行して食べ物を探している。
その数10羽!
地元神奈川ではツバメチドリもクロハラアジサシも渡り鳥のため、こんなに多くの個体をじっくり観察できないので、不思議な光景であった。
宮古島の日の出
ミフウズラは残念だが、本日タイミングよく他の場所で見られることを祈って、次の目的地、すぐそばの大嶽城址公園へ。
見聞きした野鳥(観察順)
ヒヨドリ
アカショウビン
セッカ
ツバメチドリ
シロハラクイナ
ハシブトガラス
クロハラアジサシ10
計7種
ここではキンバト、アカショウビン、サンコウチョウの撮影が目的。
特にアカショウビンは是非とも撮影したい!
宮古島はアカショウビンが多いので観察しやすいとの評判であったが、初日にここでアカショウビンを観察した以外、声は聞けども姿を観察できていない。
さきほどの畑にいた時もアカショウビンの鳴き声が遠くから聞こえていたほどだ。
駐車場から城址公園の展望台へ向かうコースとして薄暗い森を通り抜けるのを選択する。
サンコウチョウに出会えそうな雰囲気があるためだったが、行く手を遮ったのは連続するクモの巣であった。
あまりの巣の多さにあえなく撤退して再び駐車場へ。
しかし、撤退したおかげ?で我々の上空を横切るキンバトや駐車場奥の樹上に止まるアカショウビンを観察することができた。
どちらも撮影できなかったのは残念だが、まだチャンスはあるはず。
再び今度は舗装された道で展望台へ。
宮古島を一望できる展望台はサシバの渡り時の調査地でもある。
たくさんのサシバが上空を舞い、通過する光景をしばし想像。
渡り時に再訪したいものだ。
ふと、山の斜面を見るとズアカアオバトが休憩中。
当初の目的は達成されなかったが、次の目的地の南部の海岸エリアへ移動。
当初、渡りの時期におススメの探鳥地なのでパスしていたが、再訪時の下見を兼ねて行くことにした。
見聞きした野鳥(観察順)
イソヒヨドリ
セッカ
キジバト
キンバト
アカショウビン
ヒヨドリ
リュウキュウサンショウクイ
ズアカアオバト
計8種
シギラリゾート〜ドイツ村〜入江湾〜来間島を海岸のアジサシ類を探索をしながら移動。
シギラリゾートからドイツ村周辺はどこで探鳥してよいか分からず、そのまま海岸線を西進した。
来間島へ渡る橋の周辺は鳥がいそうな雰囲気なので、しばし探鳥。
電線にはリュウキュウツバメの姿を発見。
成鳥に比べて額や喉の赤みが薄いのでリュウキュウツバメ幼鳥と思われる
来間島ではシロハラクイナの親子連れを観察できた。
成鳥と違い、全身黒いもふもふしたヒナ達は可愛かったですな~。(先のシロハラクイナ動画の最後に登場)。
来間島から宮古島に戻ると直ぐそばには与那覇湾。
しかし、満潮時間に近いので探鳥を回避することにした。
次はどこにい行こうか?
なんとなく南部エリアはフワッと探鳥してしまって、緊張感がなくなってしまった。
そこでギアチェンジで当初の目的・アカショウビンの撮影を完遂すべく大野山林に急行!
続きは次回。
見聞きした野鳥(観察順)
イソヒヨドリ
ヒヨドリ
スズメ
クロサギ
リュウキュウツバメ
シロハラクイナ
セッカ
計7種
前回からの続き。
意外と早く大野山林に到着。
森の中では相変わらず常連さんの鳴き声がする。
水場に到着すると、本日は2人のカメラマンがいる。
水場の様子を尋ねると17時にオオクイナのペアが登場したとのこと。
観察チャンスを逸したか?と不安がよぎるが、昨日と同じ頃に出ると言い聞かせて待つことに。
待機中、水場の付近でリュウキュウコノハズクの声が聞こえ来た。
日中に観察できるチャンスと思い、水場の脇を通る小道を少し進むと鳴き止んでしまった。
水場近くにいるとオオクイナに警戒されるので、再びもとの位置に戻ろうと向きを変えながら水場をチラッと見た。
するといつの間にかオオクイナが水浴びをしているではないか!
距離にして5mくらいの近さだ。
このまま動くと逃げてしまうので、その場でしゃがんで観察・撮影することにした。
ズーム撮影をしているので、水浴びの水滴がこちらに降りかかってくるのでは?と何度も錯覚してしまうほどだった。
同じ個体を水場正面から撮影した画像 Sさん撮影
私の存在に気が付いているとは思うが、しばらく水浴びをして急ぎ足で森に消えて行った。
全員、無事に観察できたことを確認して、ようやく安堵感と喜びを味わった。
このまま、ここにいることも考えたが、今度は夕方に警戒心が薄くなったミフウズラがさとうきび畑から出て来る姿が頭に浮かんだ。
大野山林に来て直ぐにオオクイナを観察できただけでも幸運であるのに、更なる欲が沸くとは自分も驚くほどだが、メンバーもまんざらでもない様子。
今の我々には勢いがある!と昨日ミフウズラを観察した場所へ急行。
見聞きした野鳥(観察順)
セッカ
キジバト
ホトトギス
イソヒヨドリ
ヒヨドリ
キンバト
サンコウチョウ
リュウキュウコノハズク
オオクイナ
計9種
本日、最期の悪あがきとして、昨日最初にミフウズラを観察した場所へ。
きっと再会できると期待したが、願い叶わず。
昨日そばの草地にいたアマサギらの小群の姿もない。
周辺上空ではツバメチドリ、リュウキュウツバメ、クロハラアジサシも観察できた。
いよいよ暗くなったので、ここでお開き。
2日目は待望のキンバト、ベニアジサシ、エリグロアジサシ、想定外のレンカクなど満足した一日だった。
明日はオオアジサシを何とか見たい。
そして最後に本日は無事に温泉に入ることができた。
※今回の宿泊ホテル 宮古島温泉ホテルhttp://hotel.miyakojima-onsen.co.jp/
見聞きした野鳥(観察順)
ツバメチドリ
リュウキュウツバメ
ダイサギ
クロハラアジサシ
セッカ
キジバト
計6種
ツアー総数40種
当初、午前中に行く予定だった池間湿原。
伊良部島から海を挟んで遠く向こう岸に見える。
移動が大変だが、本日中に一通り宮古島の主要な探知地を把握して、明日はお気に入り探鳥地を再訪する算段にした。
池間島へ架かる橋を渡るとすぐに池間湿原に到着。
大きな湿原ではあるが、観察場所は1箇所のみ。
以前に比べて、草原化して湿原の減少と観察しにくいとの話であったが、観察スペースから眺めた湿原の第一印象は探せば探すほど何かが見つかりそうな雰囲気がする。
広大な湿原でどこから観察しようか迷っているとムラサキサギがこちらに飛んで来て、正面の草原に着地した。
池間湿原はムラサキサギの繁殖の北限と言われているが、早速のお出迎えとなった。
滞在中、ムラサキサギを少なくとも6羽以上は観察した。
リュウキュウヨシゴイが生息しているそうなので、草原の水際を重点的に探索していると、メンバーの大物女性バーダーSさんが「レンカクじゃない?」との爆弾発言!
もちろん現場は一時騒然となった。
急いでSさんの観察している方向を見て、スコープで探索すると意外にも直ぐにレンカクを捉えることができた。
レンカクは宮古島探鳥ツアーの妄想探鳥リストにもなかったので、全くのノーマーク。
コウノトリに続いての出逢いに喜びも大きかった。
レンカクとの距離は150mくらいはあったのだろうか、レンカクはこちらを気にする様子もなく、のんびりと採餌行動をしている。
初めて見る繁殖羽のレンカクは遠くからでも後頸の黄色が綺麗で、長い尾も目立つ。
なんとなく優雅な雰囲気で、しばらく見入っていた。
レンカク観察中、周囲の森からはアカショウビンやサンコウチョウの声がしたり、湿原の低空をクロハラアジサシが何度も舞った。
リュウキュウヨシゴイは依然として気配なし。
代わり?に仲間がヨシゴイの飛翔する姿を観察した。
一段落して、時計を見ると17時20分。
このまま、ここで良い雰囲気の中で暗くなるまで観察することも考えたが、夕方に大野山林の水場でオオクイナが水浴びをする姿が目に浮かんだ。
昨日と同じく18時過ぎに水場に現れる可能性に賭けることにした。
急いで大野山林へ移動。
見聞きした野鳥(観察順)
カワラヒワ
ツバメチドリ
ハシブトガラス
ムラサキサギ
チュウサギ
コサギ
オオバン
ダイサギ
バン
カイツブリ
レンカク
アカショウビン
サンコウチョウ
キジバト
クロハラアジサシ
リュウキュウツバメ
ヨシゴイ
計17種
前回からの続き。
宮古島と伊良部島を結ぶ橋を走行中、車窓からエリグロアジサシの小群を観察。
与那覇湾はほぼ干潮で、遠浅の海は太陽に照らされエメラルドグリーンに輝いている。
橋を渡り終えて、最初の目的地、佐良浜漁港に到着。
帰港した漁船の周囲をエリグロアジサシ達が飛翔している。
その距離、10mもないので、十分観察できた。
観察に満足できたら今度はお腹を満足させる番ということで、待ちに待った昼食である。
佐良浜漁港ではアジサシ類の観察だけでなく、漁業協同組合直営のおーばんまい食堂も楽しみにしていたのだ。
さて、何を食べるか?
この漁港はカツオやマグロの水揚げで有名なので、刺身は外せない。
メニューを見て、刺身定食1000円にしようとしたが、魚のフライ付きカレーライス700円なるものの存在が気になる。
しばし迷っているとサイドメニューとしてカツオとマグロの刺身の盛り合わせ400円があるではないか!
仲間からは失笑されたが、刺身とカレーの夢コラボ1100円を注文。
どちらも美味しかったが、窓越しに漁港を舞うエリグロアジサシを横目で見ながらの食事は最高だった。
この漁港では例年この時期は生け簀の周辺でエリグロアジサシ、ベニアジサシ、しばしオオアジサシが観察されるが、肝心の生け簀自体が見つからない。
手探り探鳥なので仕方ないが時間がもったいないので、帰りにまた寄ることにして、次の目的地、佐和田の浜へ移動。
見聞きした野鳥(観察順)
エリグロアジサシ
到着後、しばし広大なリーフに圧倒された。
遠くでエリグロアジサシが飛翔している。
リーフでは2羽のクロツラヘラサギが頭を左右に振りかざして採餌中。
鳥は少ないが、そんなことはどうでも良いくらい綺麗な眺めをしばし堪能。
何気なく湾の奥を流し見していると、ダイサギより明らかに大きい白っぽい鳥が見えた。
なんだ?なんだ?と、きちんと観察すると何とコウノトリだった!
放鳥個体ではなく天然のコウノトリ?
放鳥個体なら足輪があるはずなので確認したいのだが、あまりにも遠すぎる。
ここからは足輪があるように見えないので、自然個体の可能性が高まってきた!
もう、現場(私だけか?)は興奮状態。
足輪の有無を確認するために、できる限り近くに行こうと更に奥に進む。
観察場所が変わるといったん見失うことになるので、再度探し出すまでドキドキする。
大きいとはいえ、岩場の裏に入ったまま休憩したら大変である。
直ぐに見つかって一安心、先ほどより近くにいる。
急いで足輪の有無を確かめると、足輪が装着されているではないか!
ネットと調べたところ、豊岡放鳥個体で昨年から宮古島周辺で長期滞在中とのこと。
確かに自然個体でないのは残念ではあるが、発見時の喜びは記憶に残る時間であった。
それにしても豊岡から巡り巡って宮古島に飛来したことに驚いた。
本州の各地を巡ることは陸続きなので驚かないが、海を渡る行為、しかもどの程度飛翔すれば陸地があるのか分からない状況下、は凄いことだと改めて思った。
見聞きした野鳥(観察順)
エリグロアジサシ
スズメ
クロツラヘラサギ2
ダイサギ
クロサギ
コウノトリ
ベニアジサシ
計7種
再び、生け簀のある場所を探しに佐良浜漁港へ。
しばらく探索後、漁港の入り口付近の防波堤沿いに4つの生け簀のような場所を発見。
生け簀の上にはクロサギが魚を捕まえるべく水面を見ている。
生け簀そばの防波堤の階段にはエリグロアジサシの他、ベニアジサシ達の姿も。
ベニアジサシはさきほどの東平安名崎では遠くでの観察となったので、今回は赤いくちばしと脚をじっくり観察できた。
オオアジサシはどこにいるのか?
防波堤、生け簀、上空と何度も探索するも見当たらず。
タイミングもあるので、長居するより明日の再チャレンジにかけよう。
次の目的地、池間湿原へ移動。
見聞きした野鳥(観察順)
クロサギ
エリグロアジサシ
ベニアジサシ
計3種
運転開始から10分くらいたっただろうか。
もうそろそろ海岸線に出て車窓から宮古島の海が見えても良い頃だ。
いつか見えると思いつつも、確認の意味でカーナビをふと見ると何と北上ではなく南下しているではないか!
ゴール地点を確認すると島の東南方向に伸びる東平安名崎であった、、、。
もちろん、ここもアジサシ類が繁殖している有名探鳥地で本日探鳥する予定。
なので、宮古島を時計回りに探鳥するか反時計回りにするかの順番の問題だけの話だが。
探鳥は観察のタイミングが非常に重要なので、この変更が吉と出るか凶と出るか。
長く突き出た半島の突端に進むにつれて、宮古島の綺麗な海が車窓から見える機会が増えてきた。
ここはアジサシ類、特にエリグロアジサシとベニアジサシの繁殖する光景が見られる探鳥地として有名だ。
途中下車して、崖の上から覗き込むように海岸線を探索すると、はるか遠くの岩場に白い鳥が2羽じっとしている。
エリグロアジサシだ。
良く見るとその2羽以外にも周辺で何羽かヒラヒラと舞っている。
たしかに遠距離からの観察なのでもっと間近で見たい気もするが、エリグロアジサシのいる風景として見直すと、あぁ、一足早く南国の夏を満喫しているのだなぁと感慨に浸ってしまった。
観察中、時々エリグロアジサシが我々のいる周辺に風に流されて近づくサービスを何度も受けた。
更に先に進むと駐車場があり、ここからは歩いて岬に進むようだ。
ふと脇を見ると駐車場から漁港へと続く坂道があり、興味本位で下りて行くと、防波堤付近でエリグロアジサシが飛翔しているのが見えた!
ここは良いポイントかも。
漁港にたどり着くと、防波堤上や洋上に複数のエリグロアジサシが見える。
より見やすい場所を求めて更に奥に進むと綺麗な白浜が広がっている。
海上には大小様々な岩が見え、周辺をヒラヒラと舞うエリグロアジサシの白さが青い海と空では特に映える。
幸運にも我々から最も近い岩場の上にエリグロアジサシが舞い降りたので、じっくり観察することができた。
奥にある岩場ではおそらくペアであろうエリグロアジサシが上空を飛び回っては一緒に羽繕いをしている。
沖合に目を向けると約50羽のエリグロアジサシの群れが白波の立つ付近を左右に行き来して採餌行動をしている。
やはり群れを観察すると優雅さと躍動感を味わえて良い。
ここでは様々なエリグロアジサシの表情や行動を観察できた。
残念ながらベニアジサシは観察できなかったが、次の目的地の伊良部島でトライしよう。
と、洋上を観察しながら駐車場へと続く坂道を上がっていると気になるアジサシ類のようなのを目撃した。
明らかにエリグロアジサシではない。
スコープで周囲を探索していると、沖合の岩場にアジサシ類の群れを発見。
じっくり観察すると待望のベニアジサシと判明!
20羽近くのベニアジサシと2羽のエリグロアジサシを確認。
しばらく観察していると、複数のペアが何度も交尾をしていた。
繁殖地で繁殖行動を確認できたのは有意義であった。
左端とその隣の2ペアのベニアジサシが交尾している
最後の最後でベニアジサシと出会えて良かった。
次の目的地は伊良部島。
宮古島屈指のアジサシ類の観察ポイントとして、エリグロアジサシ、べニアジサシを観察した今、是非ともオオアジサシを観察したい!
続きは次回。
見聞きした野鳥(観察順)
エリグロアジサシ50以上
セッカ
イソヒヨドリ
スズメ
キジバト
クロサギ
ベニアジサシ20以上
計7種
昨日、無事にオオクイナを観察できたので、本日はまずはキンバト観察に集中しよう。
宮古島で探鳥経験のあるバーダーの話によると、簡単にみられる鳥ということだが、鵜呑みにするのは危険である。
人気のない早朝に森の小径の地面に降りて餌を探しているキンバトのイメージを持って大野山林へ。
まだ暗い5時に出発、コンビニで朝食を取って、森に到着した時にはすっかり明るくなっていた。
さすがに早朝なので、昨日より野鳥の鳴き声が盛んに聞こえる。
まだ日の出直後で夜の余韻があるのかアオバズクの声がした!
さらに驚いたのはカッコウの声がしたことだ。
この時期なので通過中に立ち寄ったとは考えにくい。
宮古島ではホトトギスは夏鳥ということは知っていたが、カッコウは想定外だった。
鳴く度に探索するも観察できないのはカラスバト、アカショウビン、キンバト。
しかし、普段聞くことができないので声を聞くだけでも嬉しい。
森に入って水場へ向かう途中で、この旅で一番気合が入っている仲間が前方の小径にいるキンバトを発見!
イメージ通りの遭遇場面となったが、どんどん奥に行ってしまって、直ぐに姿が見えなくなった。
水場をのぞくも野鳥の気配なし。
昨日は探索できなかった森の奥へと進む。
特にリュウキュウアカショウビンとリュウキュウサンコウチョウの鳴き声が森に響き渡る。
こんなに鳴き声が聞こえるのだから意地でも探すぞ!
しばらくして声を頼りにようやくリュウキュウサンコウチョウ雌を目撃できた。
森からサトウキビ畑に出ると、畑奥からミフウズラの単調な鳴き声がした。
再び森に戻って水場経由で展望台へ。
途中で本日2回目のキンバトを発見。
樹木からこちらに向かって飛翔して来て、目の前を横切った後、前方の小径に降り立った。
※動画前半は1回目、後半は2回目の様子
展望台周辺は昨夜リュウキュウコノハズクの鳴き声の密度が濃かった場所である。
ひっそりと眠っている姿を観察できるかな?
淡い期待をしながら周囲の森を探索しながら展望台に到着。
階段の壁に設置してある野鳥の点画を楽しみながら最上階へ。
南国の日差しを浴びながら大野山林を360度見渡すことができた。
昨日からカラスバトの鳴き声を樹上付近から何度も聞いているが、姿を見ていない。
この展望台から上から目線でカラスバトを観察できるのではないかと探索するも見つけるのはキジバトであった。
さて、そろそろ次の目的地に移動しよう。
本日は終日探鳥できるので、行く場所がたくさんあるのだ。
メンバーの見たい鳥と行きたい探鳥地を移動時間と移動距離を考慮して効率良く回るのが遠征探鳥の醍醐味である。
激論?の末、次の目的地は宮古島最北端にある池間島にある池間湿原に決定!
カーナビ頼りの名ナビゲーターの私は地点名ではなく画面地図から目的地付近を設定。
さすが迷ナビゲーター、画面地図のコンパスが南北逆さまであることに気が付かずに!!
我々はどこにたどり着くのか?
続きは次回。
見聞きした野鳥(観察順)
ヒヨドリ
イソヒヨドリ
メジロ
ホトトギス
アオバズク
カッコウ
アカショウビン
ハシブトガラス
サンコウチョウ
カラスバト
キジバト
キンバト
カルガモ
ミフウズラ
コサギ
計15種