探鳥記 2018.8.5 東京港野鳥公園 12:00~14:20 晴れ

平潟湾から東京港野鳥公園へ。

数日前にセンターHPにオグロシギが飛来したとの情報を発見!

例年この時期、オグロシギが渡り途中で野鳥公園に立ち寄るが、昨年は飛来せず、今年はどうなるか注目していたので吉報となった。

昨日のHPでは滞在中だったので一安心していたが、実際観察するまでは気が抜けない。

入口の受付に到着すると、そこは探鳥意欲を削ぐほどの暑さ!

足早にクーラーの効く観察センターに。

窓越しから目の前に広がる汐入の池をチェックする。

食事中のオグロシギをイメージして干潟部分を探すも見当たらず。

飛び去ってしまったか!

すると前方上空を横切る鳥が見えた。

オグロシギだ!

白い翼帯と腰、そして黒い尾がやはり目立つ。

オグロシギは右手に飛び去って視界から消えたが、しばらくすると第2観察小屋の前の岸辺に戻って来た。


そばにいるカルガモカワウと比べて、胴体はずっと小さく見える。

オグロシギシギチドリの中では大型の部類というのが頭にあるので、この小さい見え方には最初戸惑ってしまった。


上面の一部には灰色の冬羽が見える 胸の薄い繁殖羽の様子からおそらく雌と思われる。


大きさと形が似ているオオソリハシシギと比べると、オグロシギは脚が長く姿勢も良く見える。


真っ直ぐなくちばしと優しそうな目が印象に残った。

オグロシギのそばでは5羽のセイタカシギが上陸して休憩中だ。

雄・雌・幼鳥3羽の構成で、先ほども一緒に飛び回っていたことから家族であろう。


暑いながらも家族でくつろいでいるように見える。


上面の白い羽縁が目立つ幼鳥 この姿勢が一番座り心地が良いのかな

今回、オグロシギの観察の他に楽しみにしていたことは、新たに拡張された前浜干潟の様子を知ることだった。

新たに設置された観察デッキは干潟のずいぶん手前に位置しており、保護目的ではあるが本音をいうともう少し近くで観察したいところだ。

のぞき窓から観察すると、目の前にキアシシギ、そばの岩礁にキョウジョシギを発見。


キアシシギ よく見ると上面の肩羽や雨覆はかなり摩耗している


キョウジョシギ 上面の赤褐色の部分は春先に比べて、摩耗により薄くあるいは小さくなっている。

遠く前浜干潟を見ると杭の上でカワウ達が休憩中。


観察デッキからを前浜干潟望む これからどう化けるか楽しみ

前浜干潟がシギチドリ達にとって魅力ある場所となることを期待したい。

うだるような酷暑なので帰宅しようと考えたが、同行者Sさんの三番瀬探鳥への熱い思いに心打たれて?向かうことにした。

見聞きした野鳥(観察順)

カルガモ
カイツブリ
アオサギ
ハシブトガラス
ダイサギ
ツバメ
カワウ
コサギ
オグロシギ
セイタカシギ
ハクセキレイ
コチドリ
キジバト
キアシシギ
キョウジョシギ
スズメ
ムクドリ

計17種

探鳥記 2018.8.5 平潟湾 10:30~11:00 晴れ

平潟湾では例年この時期、主にキアシシギの小群が渡り途中に立ち寄って休息している。

夏に工事を開始するとのことなので、シギチドリがその影響を受けているのか様子を見に行った。

キアシシギが休憩する船着き場のような構造物が遠くに見えて来た。

恐る恐る注視するとキアシシギの群れが休んでいる、その数21羽!

長旅から到着したばかりなのか?眠そうな目をしている。

群れの中にキアシシギ幼鳥がいないか探したが、どれも成鳥だった。

群れの中に違和感のある個体が目に留まった。

オリーブ色の上面と側胸付近の白いくいこみ模様のイソシギであった。

改めて並び見ると両者の大きさにはだいぶ差があると認識。

シギチドリの戻り渡りが終わる頃まで工事の影響がないことを祈りつつ、平潟湾を後にした。

探鳥記 2018.6.15~17 北海道縦断探鳥 まとめ

行動記録

①6月15日 旭川空港⇒雄信内駅周辺⇒幌尻ビジターセンター周辺⇒サロベツ湿原センター⇒稚内市で宿泊

②6月16日 稚内市の宿⇒サロベツ湿原センター⇒豊富自然公園⇒稚内森林公園⇒稚内港⇒メグマ沼⇒兜沼⇒サロベツ湿原センター⇒パンケ沼園地⇒旭川市内で宿泊

③6月17日 旭川市の宿⇒嵐山公園⇒神楽岡公園⇒旭岳⇒十勝牧場⇒十勝帯広空港

プランの概要

探鳥目的 シマアオジの繁殖活動を観察すること

参加人数 4人

時期設定 5月下旬に飛来するシマアオジが求愛活動をしている時期を狙ったつもりです。

移動手段 北海道までは飛行機、道内はレンタカー(走行距離は956㎞)

なぜ縦断となったのか? シマアオジ観察メインなら旭川と稚内の往復で十分でしたが、GW明けの申し込みで間に合うと思いきや、訪日外国人の北海道人気もあってか帰りの便は旭川はもちろん新千歳まで午後は満席。
泣く泣く十勝帯広空港にしたのですが、十勝と言えば、道内で観察が難しいコアカゲラが比較的観察しやすい場所であることを思い出し、シマアオジとコアカゲラを共に観察してしまおう!と最後はポジティブな気持ちでワクワクしながら計画しました。
しかし、2泊3日でこの移動ですから、運転者には今回も負担をかけてしまいました。

有難うございました。

探鳥雑感

  • 今回はシマアオジ目的だったので、観察できて本当に良かった。それにしても数羽しかいない状態は非常事態であることに変わりなく、来年以降の飛来も定かではない。
  • 日中に約4時間の長距離移動は非常にもったいないので、今後は気をつけたい。
  • 富良野にある東京大学の北海道演習林は今回是非訪れてみたい探鳥地であったが、入場は平日のみのため、探鳥できなかった。
  • 旭岳の残雪状況を事前に問い合わせて、きちんと把握すべきであった。
  • 北海道を中心に展開するコンビニ・セイコーマートは朝食、行動食、間食、夜食に非常に役立つアットホームな雰囲気で、特に北海道限定のアイスは憑りつかれたように食べてしまった。
  • 6月中旬とはいえ、防寒対策は抜かりなく!特に初日は強風でしかも気温10度以下の原野での観察。上着は長袖のシャツとウインドブレーカーで耐えることができたが、双眼鏡を持つ手が寒くて集中力を欠く状況だった。稚内市内で何とか手袋を入手したが、貼るカイロは6月なので薬局にもコンビニにもなかった。
  • 続きは、思い出しては追加していきます!

見聞きした野鳥(鳥類目録 改訂第7版順)

オオハクチョウ
オシドリ
マガモ
スズガモ
カンムリカイツブリ
キジバト
アオバト
ヒメウ
カワウ
アオサギ
ツツドリ
カッコウ
ハリオアマツバメ
オオジシギ
イソシギ
ウミネコ
セグロカモメ
オオセグロカモメ
ハチクマ
トビ
チュウヒ
ノスリ
コゲラ
オオアカゲラ
アカゲラ
ヤマゲラ
モズ
カケス
ホシガラス
ハシボソガラス
ハシブトガラス
ハシブトガラ
ヒガラ
シジュウカラ
ヒバリ
ツバメ
ヒヨドリ
ウグイス
ヤブサメ
エナガ
センダイムシクイ
メジロ
マキノセンニュウ
エゾセンニュウ
コヨシキリ
ゴジュウカラ
キバシリ
ムクドリ
コムクドリ
コマドリ
ノゴマ
コルリ
ルリビタキ
ノビタキ
キビタキ
カヤクグリ
ニュウナイスズメ
スズメ
ツメナガセキレイ
ハクセキレイ
カワラヒワ
ベニマシコ
ホオジロ
ホオアカ
シマアオジ
アオジ
オオジュリン

計67種

オジロワシとアカエリカイツブリはサロベツ原野で繁殖しているので是非とも観察したかった。

シマセンニュウ、ショウドウツバメを観察できなかったのが不思議ではある。

 

探鳥記 北海道縦断⑨ 2018.6.17 旭川⇒帯広 4:30 ~16:10 晴れ

旭岳 8:00~11:30

当初の予定ではロープウェイで姿見駅まで上がり、周辺の散策路でギンザンマシコカヤクグリなどの高山の鳥を観察後、ロープウェイ脇の天人ヶ原を通って下山する計画であった。


しかし、下山時のコース上に残雪がかなりあるので、往復ともにロープウェイを使用した。

下山コースはサメビタキマミジロなど好きな鳥を観察できるチャンスだっただけに残念!

ロープウェイに乗って一気に500mアップして、姿見駅に到着。

周囲の散策路はかなりの雪が残っている。

雪に戸惑いながらも散策路を進むと正面に雄大な旭岳を見えた。

約20年前の来訪時には視界不良で旭岳を拝むことができなかったので、しばし見とれてしまった。

周囲のハイマツ上ではポツンポツンとカヤクグリノゴマがさえずっている。

ノゴマが目の前でさえずっている。

サロベツ原野で何度も見たノゴマより警戒心が薄くてじっくり間近で観察できた。

後はギンザンマシコの観察だ!

ハイマツ上に小鳥の動きがある度に、ギンザンマシコか?と物凄い熱視線を送っていたが、空振りが続く。

第三展望台手前では遠くの稜線上でホシガラスを、散策路のそばで食事をするシマリスを観察。

そして今季もっともギンザンマシコの観察例が多い第三展望台に到着。

すでに20人くらいのバーダーがハイマツの方を向いてたたずんでいる。

お目当てのギンザンマシコは先ほど飛来したそうだ。

しばらく待機していれば、また現れてくれるだろうと楽観的に探索やバーダー達と野鳥談義をして時間を過ごした。

風が強まるとともに下の方からガスが上昇してきて、探鳥状況が悪化してきた。

ここから十勝まで3時間くらい。

十勝地方でコアカゲラ探索を数か所で行いたい。

11時半となり、上京が好転する見込みがないため撤退することにした。

次回旭岳で探鳥するならば、もう2週間ぐらい遅い時期が良いと思った。

気持ちを整えて十勝地方へ。

見聞きした野鳥(観察順)

ウグイス
ルリビタキ
ハシボソガラス
カヤクグリ
ノゴマ
ハクセキレイ
カッコウ
ハシブトガラス
トビ
ホシガラス

計10種

鹿追町 家畜改良センター 十勝牧場 15:30~17:00

長距離移動を経てようやく十勝地方に入った。

ここではコアカゲラを目的として、いくつか探鳥地を回る予定であったが、残り時間を考えて十勝牧場に行くことにした。

広大でしかも改良センターなので一般車の通行禁止エリアが多い。

どこで探鳥できるか?迷った末、川と森が隣接する場所で探鳥することにした。

森ではキビタキキバシリアカゲラなどが次々と登場。

意外と野鳥が濃い場所か?と嬉しい誤算。

もちろんコアカゲラを意識して探索するも見当たらず。

川沿いに行くと樹上ではアオジ、草原ではベニマシコ、深い茂みからはエゾセンニュウの声がする。

ベニマシコはペアで河川敷で水浴びを披露してくれた。

エゾセンニュウはやはりそばで鳴けども姿は見えずの鳥であった。

そばの森からコルリが鳴き始めた。

鳴き声から近くにいる様子でもなかったので声を楽しむだけにしていた。

が、だんだんこちらに移動してきたようなので、最後の力を振り絞って何とか見つけることにした。

しつこく鳴き声がする方向を探索してようやく見つけ出すことができた。

発見した時の喜びを思い出し、また鳴き声に合わせて尻尾を振る姿がかわいいので、動画が2回繰り返しています。

コルリに夢中になっている間に、仲間はハリオアマツバメシマエナガを観察したとのこと。

短い時間であったが、今回探鳥した中でも最も野鳥が濃い場所で楽しめた。

時間となったので名残惜しくも探鳥を終えて、十勝帯広空港へ向かった。

見聞きした野鳥(観察順)

ノビタキ
ベニマシコ
センダイムシクイ
キビタキ
キバシリ
アカゲラ
ゴジュウカラ
ウグイス
アオジ
アオバト
エゾセンニュウ
カッコウ
コルリ
ヒヨドリ
カワラヒワ
ツツドリ
ハシボソガラス
ハリオアマツバメ
ツバメ

計19種

探鳥記 北海道縦断⑧ 2018.6.17 旭川⇒帯広 4:30 ~16:10 晴れ

本日3日目にして最終日。

本日は午前中に旭岳で探鳥した後、帯広へ移動して夜の飛行機便で戻る予定。

旭岳に向かう前に旭川市内の気になる探鳥地を簡単に巡ることにした。

旭川 嵐山公園 4:45~5:50

まずは嵐山公園へ。

キツツキ類と出会える可能性が高いとのことなので、注目していたポイントだ。

4時45分に到着、川向うの森からはキビタキの声が聞こえる。

川沿いの樹木ではシジュウカラハシブトガラを観察。

橋を渡り、嵐山公園内にある野草園に入る。

特にこのエリアは野鳥が濃いとのことなので、ここに絞って探鳥することにする。

うっそうとした森に入ると、ツリリリリというキバシリの声が聞こえた。

姿は見えないがキビタキの声は相変わらず聞こえて来る。

登り道がきつく感じられた頃に、キョッ、キョッ、キョッとキツツキ類の声が聞こえて、そばに飛んで来た。

オオアカゲラだ!

頭頂は赤くない雌で、体下面に黒い縦斑は目立つが、下腹と下尾筒はそれほど赤っぽくない。

私達などお構いなしといった感じで盛んに採餌行動をしていた。

クロツグミアカハラも観察されるとのことであったが、今回は確認できず。

ざっと園内を見て、どんな様子か分かったので引き上げることにした。

車に戻る途中、川沿いの樹木に灰色っぽい鳥がふっと止まった。

とっさに双眼鏡を向けると、何とヤマゲラの雌ではないか!

まさかここでヤマゲラを観察できるとは思わなかったので、一同大いに盛り上がった!

ヤマゲラ雌に会えて喜んだのもつかの間、今度は雄を見たい!と思ったのは私だけではなかったはずだ?

気持ちよく次の目的地・同じ旭川市内にある神楽岡公園へ向かった。

※園内の散策路は山の斜面上なので カメラ撮影は手持ちか一脚をおススメします。

見聞きした野鳥(観察順)

キビタキ
アオサギ
コゲラ
ハシボソガラス
ヒヨドリ
シジュウカラ
ハシブトガラ
キバシリ
センダイムシクイ
ヤブサメ
オオアカゲラ
ヤマゲラ
オシドリ
イソシギ

計14種

旭川 神楽岡公園 6:15~6:45

ここでも狙いはキツツキ類とチゴハヤブサの観察である。

駐車場に到着して外へ出ると、すぐにキョッ、キョッ、キョッとキツツキ類の声がする。

急いで声の主を探すと、前の樹木で採餌行動をするアカゲラ雄を発見!(以下の動画の前半部にこの時の様子があります)

早朝のうちにキツツキ類を立て続けに3種をあっさり観察することができた。

今日のこの勢いなら、最難関コアカゲラをこれから向かう十勝地方で観察できる気がしてきた。

アカゲラが飛び去ってしまったので、公園に入ろうとすると、今度は正面の林から聞き覚えのない連続音の声がする。

辺りを探索すると鳥ではなくカメラマンが目に入った。

カメラの先にキツツキの巣穴がある。

そうか、この声はヒナが親に餌をねだる声だ!と思い出した。

子育て中なので、短時間の観察・撮影(動画の後半部)で、その場を離脱して奥へと進む。

北海道らしいスケールのある公園で、すべて回る時間もない。

上空や樹上付近で観察できるでろうチゴハヤブサを意識してしばらく探鳥した後、引き上げた。

ここまでの良い流れを持って、いよいよ旭岳へ向かう。

見聞きした野鳥(観察順)

アカゲラ
ハシボソガラス
ムクドリ
キビタキ
シジュウカラ

計5種

探鳥記 北海道縦断⑦ 2018.6.16 稚内⇒旭川 4:30 ~16:10 晴れ

サロベツ湿原センター 13:45~15:05

再度シマアオジを見たいので7時間ぶりに戻ってきた。

今回はどんな展開が待っているか?

コヨシキリノゴマのさえずりを聴きながら喜び勇んで木道に出てみるも、朝方20人はいただろうバーダーの姿が見当たらない。

シマアオジが姿を見せないので諦めて帰ってしまったのか?

それとも日中なので撮影条件が悪いからなのか?

どんな状況下であれ、何とかシマアオジを見つけるぞ!

ということでスコープで広大な湿原を食らいつくように探索開始。

早朝に比べると格段に野鳥の動きが少なく、ノビタキが遠くの方で移動するのを時々観察するぐらいだった。

鼻息荒い割には30分くらいで集中力というか執着心がなくなってきた。

今朝観察できたから良しとしよう!とセンター前付近に戻ることにする。

途中、不意の猛禽類が現れたので注視するとチュウヒだった。

フワフワした凧のような飛び方と正面から見ると翼を浅いV字の角度を保ち、いかにもチュウヒらしい飛び方

センター前ではノゴマがさえずりを披露してくれた。

昨日と同一個体かな。

次回、再訪した時にシマアオジとまた再会できることを祈りつつ、センターを後にした。

見聞きした野鳥(観察順)

コヨシキリ
ヒバリ
ノゴマ
ノビタキ
オオジュリン
チュウヒ
オオジシギ
ホオアカ
ハクセキレイ
ハシボソガラス

計10種

パンケ沼園地 15:35~16:10

サロベツ原野から本日泊まる旭川まで車で約4時間。

あまり時間がないが最後に気になるところをサッと探鳥することにした。

場所はパンケ沼で、昨日訪れた幌延ビジターセンターの北部に位置する。

駐車場前に看板を見ると以前はこの付近でも普通にシマアオジが観察されていたことが分かる。

しかし、この広いサロベツ原野、シマアオジがもはやサロベツ湿原センター周辺にしかいないと決めつけるのは夢がない。

淡い期待を持って探鳥開始する。

目の前には広大なパンケ沼が見える。

アカエリカイツブリの繁殖の様子を観察するのも今回の目的の1つである。

長沼やパンケ沼での目撃例が多いので期待するも、観察できたのは越夏中のスズガモの小群のみ。

サロベツにいると利尻岳の存在が気になり、つい探してしまう。

見つけるとホッとするのは山好きという理由だけでないような気がする。

沼の周辺で余裕?の片足でさえずるノゴマと出会った。

サロベツではノゴマを観察する機会が多かった。

タイムアップで帰る間際、コヨシキリが最後に近くでさえずりを披露した。

サロベツでは普通種のコヨシキリであるため、今回はあまり熱心に観察しなかったが、やはりじっくり見ると小さい体に割りに一生懸命さえずる姿が健気で可愛い。

16時を過ぎた!

慌ただしい一日であったが、シマアオジも観察できたし、次回以降の観察ポイントの下見ができた。

サロベツ原野と利尻岳の夕陽の光景を見たかったが、名残惜しくもサロベツを後にした。

見聞きした野鳥(観察順)

ノゴマ
コヨシキリ
スズガモ
オオジュリン
ウグイス
ノビタキ
トビ

計7種