野鳥 ヨシゴイ 2017.10.14 新横浜公園

以下は2017.10.14に新横浜公園で撮影したヨシゴイです。

ヨシゴイは夏鳥なので新横浜公園には南への渡りの最中に立ち寄ったと思われます。

ヨシゴイは日本のサギ科の中では1番体が小さく、また草むらに隠れるのが上手なので探索するのに苦労します。

ただ、ヨシゴイは飛翔することが多いので、飛ぶ姿を見つけることができると探索は楽になります。

ちなみに大きさはヨシゴイ36.5㎝<ササゴイ52㎝<ゴイサギ57.5㎝の順です。

画像


目の前の水面を横切って降り立った直後の様子


上の画像にある状態から採餌のため移動してきた。


頭頂部が青黒いのでヨシゴイ雄と思われます。

動画

 


この直前に魚を捕まえて飲み込んでいます。

水面にくちばしをつけているのは鳥が食後に良く行う水飲み行動と思われます。

探鳥記 2017.10.8 舞岡公園 14:40~17:10 晴れ

久々の舞岡公園。

メジロガモの吉報がなければ、早朝から舞岡公園でこの時期に通過するコサメビタキエゾビタキキビタキ等を観察する予定だった。

14時40分到着となってしまい、遅いスタートとなったが、毎年苦労せず観察しているから大丈夫!

と思ったが、現実は甘くはなかった。

例年コサメビタキエゾビタキを観察できる場所で丁寧に探索するが、コゲラシジュウカラメジロだけの観察となった。

現地バーダーによると、午前中の早い時間帯にコサメビタキエゾビタキが観察できたとのこと。

気配がないので動いて観察機会を得ようと斜面を降りて2つの池の前にたどり着く。

池は緑色の水面に覆われており、この状態ならカワセミはいないと思いながらも駄目元で探してみる。

すぐにカワセミが意外と分かり易い枝にとまっているところを発見。


水面をうかがうカワセミ


しばらくじっとしているカワセミ

汚い水面ながらもバンの幼鳥やカルガモを観察した。

次に瓜久保に向かうと、人だかりができており、渡り途中のキビタキが現れるのを待っているとのこと。

ざっと奥の水場まで回るも野鳥の出は悪い感じだ。

本日はこれ以上ここにいても厳しい感じがしたので戻ることにする。

帰り道に2枚の水田があるのだが、1枚は稲が刈り取らていたが、もう1枚は9月の暴風雨で倒されたままの状態で放置されている。

その放置された稲を目当てに百羽ぐらいのスズメが声を出しながらついばんでいる。

動画

広い田んぼだから当分スズメにとっては食料に困らないだろう。

こんなにスズメが集まっているとハイタカツミなどの猛禽類がこの場所に目を付ける可能性があるので要チェック!

今回は残念だったが、横浜バーダーとしては秋の常連のエゾビタキコサメビタキを横浜市内でなんとか観察したい!

ちなみに同行者が翌日に再訪問して午前中にエゾビタキコサメビタキセンダイムシクイを観察したそうだ。

見聞きした野鳥(観察順)

ハシボソガラス
コゲラ
シジュウカラ
メジロ
ヒヨドリ
カワセミ
カルガモ
バン
キジバト
モズ
スズメ
ハクセキレイ

計12種 目撃談:エナガ、ヤマガラ、キビタキ、コサメビタキ、エゾビタキ

 

探鳥記 2017.10.8 恩田川流域 12:00~13:30 晴れ

 

新横浜公園から舞岡公園に向かう前に、恩田川流域の田んぼに立ち寄った。

先日羽村堰でノビタキを観察したので、横浜市内でもノビタキが来ている頃ではないかと思ったからだ。

恩田川は簡単にいうと横浜線に沿って流れている鶴見川の支流であり、私のガンカモ調査地でもある。

恩田川流域は横浜市内でも田んぼが残っている貴重なエリアで、シギチドリの渡りの時期に水が張っているなどの条件が合えば、いろいろなシギチドリが観察できそうである。

現地の田んぼでは稲の刈り入れが終わり、稲が干されていたり、藁が田んぼに積み上げられている光景があちこちで見られ、ノビタキがいますオーラが漂っている。

ノビタキ観察の環境と条件は整った!後は見つけるだけ!なのだが、5人で探しても見つからない。

何度もノビタキ探索を繰り返す度にだんだんテンションが下がり始めて、まだ早いのかな?という都合の良い言葉を発して気持ちよく退散する間際、同行者EさんとMさんが同時に「いた!いた!」と叫んだ。

田んぼに積まれた藁の上にノビタキが止まっているのを確認。

このノビタキ、下の画像からは確かに初列雨覆の白斑が見えるが、先端が幅広い白斑とまではいえないような気がするので幼鳥ではなく成鳥か。

成鳥としたら顔の黒みが薄いので雌と思われる。もし幼鳥なら雄雌の判断は難しい。


Sさん撮影


もう一人のSが撮影

 

動画

横浜バーダーとしては横浜でノビタキを観察できたことが格別の喜びだ。

この勢いで舞岡公園で秋の渡りの小鳥達を観察しに行こう!

続きは次回。

※最後に、普段の探鳥や調査では恩田川流域を徒歩や自転車で回っていますが、今回は初めて車で探鳥しました。

道の分かりにくさ、道の狭さ、通行止め等により、普段のイメージで回ることができず、移動に時間を要してしまい、直観によるピンポイント探鳥となってしまいました。

横浜線の沿線の各駅から10分以内に恩田川にたどり着けると思いますので、徒歩での探鳥をお勧めします。

見聞きした野鳥(観察順)

ハクセキレイ
スズメ
ムクドリ
ハシボソガラス
モズ
イソシギ
ノビタキ

計7種

 

探鳥記 2017.10.8 新横浜公園 7:50~10:30 晴れ

前夜、鳥仲間から新横浜公園で偶然メジロガモを発見したとの一報が入った!

基本的にメジロガモは日本では繁殖・越冬をしないカモで迷鳥とされている。

メジロガモが一日で飛び去ってしまう可能性もあるので、現地に急いで向かった。


メジロガモが飛来した公園内の池の様子

現地に到着するとすぐにあの特徴のある白いお尻が目に付き、顔を観察すると白い虹彩をしているのでメジロガモ雄と確認した。ちなみに雌の虹彩は褐色である。

メジロガモ

到着当初はメジロガモホシハジロの小群と一緒に休憩と採餌を繰り返していた。


左)ホシハジロ45.5㎝ 右)メジロガモ41㎝ 見た目もメジロガモの方が小さく見えた。


手前)メジロガモ41㎝  奥)オオバン39㎝ この画像からだとメジロガモの方が小さく見える!

しばらくするとメジロガモはくちばしを背中に入れて休んだりする動作も増え、草原の奥に入って姿が見えなくなることもあった。

この頃、観察中にカラスにモビングされているオオタカ幼鳥が出現(ここをクリック)して観察中の空気を変えてくれた。

30分ぐらい経っただろうかメジロガモが再度登場。

先ほどよりも広い範囲を動き回って採餌するようになった。


採餌中のメジロガモ

動画


メジロガモの採餌の様子。白いお尻が目立つ!
0:02ホシハジロ、0:35ホシハジロ、0:51ヒドリガモ、0:56バンヒドリガモ3羽登場!

 

現場でヨシゴイシマアジもいるとの話を聞いて、探索開始!

ヨシゴイが隠れていそうな対岸のガマの草むらをスコープで入念にチェックする。

何度が誤報を流してしまったが、ようやくじっとして動かないヨシゴイを発見!

ヨシゴイに察知されたのか警戒心が強いのか数秒後には奥へ引っ込んでしまった。

その後も、奥に入ってから移動したのだろうヨシゴイは予想していない場所からチラッと出てきては引っ込む行動の繰り返しだった。

観察優先で撮影までの時間がなかったのが残念!

新横浜公園ではヨシゴイを2014.12.7に初めて観察しているので、今回で2回目となった。

横浜市内でヨシゴイが繁殖はおろか立ち寄る環境も少ないのでここは貴重な場所だ。

ヨシゴイの発見で盛り上がっていると鳥仲間がシマアジを見つけた。

ガマの生えている水際を出たり入ったりして、ヨシゴイ同様観察しづらい。

ようやくコガモと並んでいるところを観察できた。

並ぶと確かに顔の模様、そして全体の体色がシマアジのほうが褐色味があった。

一度だけ翼を広げてくれたのでチェックすると、翼鏡がほとんど目立ない灰褐色気味の上面だったので雌と判断した。

また、胸の模様が細かい斑なので幼鳥と判断した。


シマアジ雌幼鳥 Sさん撮影

これから冬を迎えて春先までこの辺りはカモ類、猛禽類、冬の小鳥など30種前後の野鳥を観察することができる。

冬の本格的な探鳥シーズン前にメジロガモヨシゴイシマアジを横浜で観察してしまった!

横浜探鳥、いよいよ本格始動の口火が切られた!鴨?

 

見聞きした野鳥(観察順)

モズ
ハクセキレイ
ムクドリ
オナガ
ヒヨドリ
オオバン
ホシハジロ
メジロガモ
バン
ヒドリガモ
アオサギ
コガモ
オオタカ幼鳥
ハシボソガラス
ダイサギ
カワセミ
カワウ
ヨシゴイ
シマアジ雌

計19種 目撃談:トビ、ヒメアマツバメ

野鳥 モズの幼鳥 2017.10.1 権現山

以下の画像は2017.10.1に権現山で撮影したモズ雄幼鳥です。

現場でざっと観察した時は過眼線の黒と初列風切の基部にある白斑が目立ったのでモズの雄成鳥と認識しました。

が、画像整理中に最初に目に入ったのが胸から腹にかけてウロコ状の細い横斑でしたので、一瞬メス?と思ってしまいました。

雄の幼鳥時は雌同様に胸から腹にかけてウロコ状の横斑が入ります。


雌の特徴は過眼線が褐色で胸から腹にかけてうろこ状の横斑があり、雄のような白斑はありません。(2017.10.1境川遊水地にて)


同じく境川遊水地で撮影したモズ雄。画像が不鮮明ですが胸の周辺に横斑が見えるような、、、。幼鳥?

雌の成鳥と幼鳥の違いは現時点では私には分かりません。

ちなみにジョウビタキは雄と雌の両方とも次列風切の基部が白いので外観からは白斑が目立ちます。

野鳥 オオタカの飛翔 2017.10.8 新横浜公園

新横浜公園での探鳥中に、2羽のハシボソガラスにからまれているオオタカ幼鳥を観察しました。

今回も猛禽使いことYさんの目撃コールで現場に緊張感が走り、一同上空を見上げた!

この周辺ではこれから冬にかけてノスリチョウゲンボウオオタカハイタカが観察されることが多い。

この猛禽は何だ?

カラスとほぼ同じ大きさ、翼の形、胴体の下面に広がる縦斑、褐色の体色からオオタカ幼鳥と判断しました。

たいていの猛禽類はカラスにからまれるのを嫌がり遠くへ飛び去ってしまうことが多いのですが、このオオタカは若いのに度胸があるのかマイペースなのか2羽のカラスの攻撃をさらりとかわしては上空を2分弱は旋回していた。

動画にはありませんが、終盤はカラスを攻撃する場面も見られました。

以下の動画の後半には3つのスロー動画を入れています。

動画を見ると幼鳥の方が成鳥より翼の風切羽の白黒の斑(鷹斑)が明白に見えます。

カラスハシボソガラスと判明してオオタカとほぼ同じ大きさです。オオタカ成鳥雄はハシボソガラスと、オオタカ成鳥雌はハシブトガラスとほぼ同じ大きさであるという見解に従えば、このオオタカ幼鳥は雄の可能性が高くなります。

この際、オオタカの飛翔形や羽ばたき尾の使い方などの飛び方もご確認下さい。

探鳥記 2017.10.1 境川遊水地周辺 14:30~17:00 曇り

権現山から境川遊水地へ。

途中、通り道にある平塚の田園でタシギケリの小群をさっと観察した。

タシギ

境川遊水地の手前に広がる田園では、同行者が前日にノビタキを観察したとのことで探索するも現れず。

付近の池では愛想の良いカワセミと、その上空ではチョウゲンボウ(ここをクリック!)を観察できた。

カワセミ雄

そして境川遊水地に到着。

センター正面にある遊水地には冬鳥であるカモの姿はまだ見当たらない。

コサギゴイサギが餌場を巡って争っているのを観察していると、周辺ではモズの高鳴きが聞こえてきた。

モズ雄

ノビタキの観察を期待してセンター付近の田畑に移動する。

ここにはカメラマン数人が目線を上に向けて待機している。

田畑で採餌するスズメハトを狙ってやって来る猛禽類を撮影するのが目的とのこと。

ノビタキ探索中にモズの雌が目の前にやって来た。


ちょっと可愛いぞ!モズ雌。胸のうろこ模様に注目!


モズは尾をゆっくり回す動作をするので、遠くにいても尾の動きでモズと分かることがある。

モズ雌を観察していたら、草むらからキジが登場!


キジ雄

境川遊水地はキジを身近で観察できる点では神奈川県で屈指の探鳥地である。

キジの声は聞けども姿は観察しにくいという場所は多いと思う。

夕暮れが近づいて来たので、ここで終了。

見聞きした野鳥(観察順)

カワセミ
イソシギ
チョウゲンボウ
ムクドリ
スズメ
バン
オオバン
ハシボソガラス
アオサギ
ダイサギ
モズ
コサギ
ゴイサギ
キジ

計14種

探鳥記 2017.10.1 権現山 9:30~12:30 晴れ 

 

前日は青梅市の梅の公園で鷹の渡り調査に参加して、東京エリアの鷹の渡りの流れをおよそ把握できた。

神奈川の鷹の渡りも気になるので2週間ぶりに権現山に向かった。

※前回の権現山探鳥記はここをクリック!

展望台へ向かう山道で秋を告げるモズの高鳴きが聞こえて来た。

秋を告げる使者モズ

展望台では本日も「ふれあい」の常連メンバーの皆さんが観察活動中。


360度見渡せる観察拠点の展望台

本日はどういう展開が待っているのか?早速、観察開始である。

今回はツミが何回も登場してくれた。

ツミの発見時の場面は2つのパターンがあり、①おそらく付近の山の斜面から上昇したのだろう突然目の前の上空を旋回したり横切ったりした後に降下して視界から消える場面と、②遠くの高い上空でオオタカなどにモビングしながら視界から遠く離れて消える場面で、おそらく渡りの最中ではないかと思った。


今回1番の接近となったツミ。形状だけでもご参考に!

サシバは遠くの大山の稜線付近のコースを飛行していたので、今回も近くでの観察は叶わなかった。

チゴハヤブサオオタカは遠くの西の空でちょっかいを出し合っている姿を観察できた。

関東では観察するのが難しいと思っていたチゴハヤブサではあるが、権現山に来る度に観察できている。

今回もっとも嬉しかったのは、神奈川では今年初めてハチクマを観察できたことだ。


悠然と飛翔してくれたハチクマ

この画像を見ると、尾や翼の後縁が凸凹しているので換羽中であること、また先端部が黒っぽくないので幼鳥ではなく成鳥であることが分かる。

この日も展望台の周囲ではエゾビタキを観察できた。

先日はサンショウクイリュウキュウサンショウクイも観察されたとのこと。

エゾビタキ。体色は違えどビンズイを彷彿させる

この日の権現山での鷹の渡りは、2日前に大きな渡りがあったので数が少なかった。

昨日に梅の公園、本日の権現山の鷹の渡りの観察を終えてみて、今シーズンの渡りはそろそろ終わりを迎えていると感じた。

ノビタキを探しに境川遊水地周辺に向かうため権現山を後にした。

続きは次回。

見聞きした野鳥(観察順)

ヒヨドリ
モズ
ツミ
トビ
サシバ
ヤマガラ
チゴハヤブサ
オオタカ
ハチクマ
アオバト
エゾビタキ
アカゲラ

計12種

野鳥 チョウゲンボウの飛翔 2017.10.1 横浜市

2017.10.1に横浜市の境川上空での撮影です。

発見時にチョウゲンボウカラスに執拗にからまれており、たまらずにその場から逃げ去る様子です。

マスター動画では滑翔⇒羽ばたき⇒滑翔をしています。切り抜き0.125倍のスロー動画では羽ばたき⇒滑翔です。

マスターではチョウゲンボウの羽ばたきの様子(一般にヒラヒラと表現される)をご確認下さい。

スローでは翼の動かし方と飛翔形(翼が長く先が尖っていること、体に占める尾の割合が長いこと)をご確認下さい。

 


不鮮明画像ではありますが、翼の先が尖り気味に見えるハイタカの飛翔

ハイタカチョウゲンボウと同じくらいの大きさで胴体が細く尾が長いです。

このハイタカは飛行時にチョウゲンボウのように翼の先端がとがって見えるので比較画像で使いました。

共通点もありますが、翼の幅と長さと形がやはりチョウゲンボウハイタカでは違いますね。

野鳥 ノビタキ 2017.9.30 羽村堰

今回の羽村堰での探鳥ではノビタキをじっくり観察する機会に恵まれました。

ノビタキの雄と雌の区別は、繫殖期であれば外見から容易に区別できますが、換羽したこの時期はどうでしょうか?

分かり易い識別点は、雄は顔の周辺(喉元や頬など)が黒く(成鳥の方が幼鳥より黒い傾向)、雌は顔の周辺が灰褐色の色合で特に喉は白っぽく見えることである。

分かり易いと言いながら、黒さには濃淡がありますから明らかに黒っぽいのなら雄で良いと思いますが、微妙なケースがたくさんあり今回はかなり迷ってしまいました!

この際に識別のヒントになるのは、羽毛が風で逆立った時などに羽根の根元の方が見える場合があるので、ここをチェックすることです。

この時に根元が黒く見えれば、雄の可能性が高くなります。

なぜなら繁殖期のノビタキ雄の黒い頭部は、繁殖のために黒い羽根に換羽するのではなく、秋に換羽した羽根がどんどん摩耗して黒い部分が露呈している状態だからです。


繁殖期の雄 2017.6.4 北富士演習場

ちなみに繁殖期に頭部が黒くなるオオジュリンコジュリンなども同様の羽根の構造です。

 

②この時期の成鳥と幼鳥の区分は、幼鳥には初列雨覆の先端に幅広い白い羽縁があり遠目からだと白斑のように目立ちます。

ただし幼鳥でも白斑が目立たない個体もありますし、また成鳥の初列雨覆にも羽縁があり、まして換羽したばかりですときれいな状態ですから識別には注意が必要です。

つまり、なかなか識別が難しいということです。

また雄の顔周辺の黒さは成鳥のほうが幼鳥よりハッキリと濃い傾向にあります。

当日の情報によりますとノビタキが3羽いるとのことでしたが、少なくとも2個体は観察しました。

2個体とも顔周辺が明らかに黒い状態ではなかったので、ノビタキ成鳥雄ではなかったと思います。

以下、登場時間ごとに分けましたが、枠内のノビタキは同一個体です。

15:08登場!

 


観察時は雌と思っていたが、目の後方が黒っぽいのがちょっと気になる。


初列雨覆の先端の白斑は目立たないので成鳥として、成鳥雄ならもっと顔が黒いので、成鳥雌と思います。

皆さんはどう思われますか?

15:28登場! (以下15:36、15:43と同一個体と思われる)


控えめ?に尾を上下によく動かす。

15:36 登場! (以下15:28、15:43と同一個体と思われる)


正面から見ると喉の白さが目立つ。


幼鳥を前提として、この顔の黒さを濃いと思うか薄いと思うか?

15:43登場! (以下15:28、15:36と同一個体と思われる)


動画からは初列雨覆の白斑が見えるので幼鳥と判断するとして雄か雌か?

雄ならもっと黒みが出ても良いし、喉も白く見えるので幼鳥の雌と思うのですが。

皆さんはどう思われますか?


ノビタキ
のこの時期の識別については、今回はここまでにして今後勉強して行きます!

正直、この時期のノビタキをここまで考えて観察せず、今回も現場では雌が2羽いると思っていただけでした。

改めて何かノビタキ界をにぎわす出来事が起きましたら掲載します。