探鳥記 2017.9.30 東京都羽村市 羽村堰 14:30~16:20 晴れ

梅の公園から羽村堰へ。

羽村堰は初めて訪れる探鳥地だ。

特に冬季の野鳥観察が面白いと聞いているので、今回はその下見も兼ねて来た。


郷土資料館付近から多摩川を望む

羽村市郷土資料館から多摩川の堤防に上がって探鳥スタート。

すぐそばで荷物を片付けているバーダーの方々に声をかけてみた。

彼らは奥多摩支部の皆さんで、ちょうど鷹の渡りの調査を終えたところだった。

こちらも梅の公園での調査から来た旨を伝えて、しばらく当地の野鳥観察の様子など野鳥談義をした。

話によるとノビタキが目の前の川原に飛来しているとのこと。

秋の渡りの常連さんのノビタキ、今季まだ見ていないので探すことにしよう!

河川敷に降りるとセグロセキレイの多さに驚く。

2羽のセグロセキレイが盛んに追いかけ回し合っているのは、縄張り争いなのか?

存在感抜群のセグロセキレイ


セグロセキレイやイソシギを何度も観察できた

イソシギが「チーリーリー」と鳴きながら何度も目の前を通り過ぎる。

川面の上空ではツバメに混じってコシアカツバメが一緒に飛び回っている。

コシアカツバメは意外と観察できない野鳥なのだが、今回は久々にじっくり観察できた。

もちろんコシアカという名の通り腰の赤褐色が目立つが、体の下面も薄い赤褐色で図鑑で見るより目立った。

川の対岸にはいかにもノビタキが出没しそうな草原が広がり、ノビタキが草の上にとまっているイメージを持って注意深く観察する。

カワラヒワの群れが草原に入っては草の上部に止まるので、その都度ノビタキチェックが続いた。

しばらくして本物のノビタキが現れてくれた。


ようやく見つけたノビタキ

ノビタキは地上に降りておそらく採餌をしては何度も草の上部に飛び上がってくる。

動画もどうぞ。

少なくとも2羽のノビタキがおり、場所が良かったのか20分ぐらいずっと目の前の草原で観察できた。

ノビタキをじっくり観察しながら地元のバーダーの皆さんと野鳥談義をして楽しい時間を過ごすことができた。


日が傾く中でモズの高鳴きが響き渡り、川原に秋の雰囲気が漂う。

今回の奥多摩探鳥では地元バーダーのみなさんと交流することができ、このエリアでの探鳥意欲がますます高まった。

今年の冬は奥多摩エリアに出没して野鳥観察を楽しむぞ~!

 

見聞きした野鳥(観察順)

セグロセキレイ
ハクセキレイ
ムクドリ
スズメ
カイツブリ
ヒヨドリ
モズ
キジバト
イソシギ
アオサギ
カワウ
ツバメ
コシアカツバメ
カワラヒワ
ノビタキ
キジ
ハシボソガラス

計17種

探鳥記 2017.9.30 青梅市 梅の公園 9:30~14:00 晴れ

前日に大学の先輩から突然連絡が入り、探鳥をすることになった。

どこに行くか?

先輩はサシバが見たい!とのことで先輩の自宅に近い鷹の渡りのポイントを探す。

青梅市の梅の公園という場所で野鳥の会奥多摩支部が中心となり、タカの渡りの全国ネットワークの調査をしていることが分かった。

しかも前日の調査でサシバが457羽も観察されている素晴らしいポイントではないか!

青梅駅で先輩と合流して9時半に公園に到着。

斜面上にある公園で観察ポイントは入口から50mくらい上がった場所にあるあずま屋である。

観察者は30人はいるだろうか?皆さん、双眼鏡で上空を探索している中での合流となった。

まずは本日の渡りの状況を聞いてみたところ、やはり前日に457羽も出たので低調とのこと。

ということで初めて来た探鳥地だし、展望も良いので気長に待つことにした。

青梅市街地方面の展望

その間、中心メンバーで鷹を見つけるのが恐ろしく速い方から梅の公園おける鷹の飛行コースや見え方などを教えていただいた。

その方の話では梅の公園は東京を通るワシタカのメインルートで、ここを通過後は大月⇒富士山の北側⇒静岡の杉尾山へ向かうことが多いとのこと。

また今回は予期しなかった奥多摩支部の幹事さんや本部普及室の皆さんとの久々の再会や出会いもあって、観察というよりは談義に力が入り、これまた有意義な時間となった。

もちろん、その談義中もかなり遠くだったがサシバの渡り、ミサゴの近くでの飛翔、アオバトイカルの小群、アオゲラなどを観察した。


悠然と飛ぶサシバを撮りたかったが、、、。ミサゴです!

今回のワシタカの渡りのハイライトは昼過ぎに上空を通過した22羽のサシバの群れだろう。

ゴマ粒のような大きさのサシバだったが、ようやく渡りを見た!という実感が沸いた。

14時を過ぎて今日の渡りはこの辺が潮時と感じたので、次の気になる探鳥地・羽村堰に移動した。

続きは次回。

※奥多摩支部の皆さん、お世話になりました!

※梅の公園では今シーズン1500羽近くのサシバが渡っており、渡りの最盛期は9月下旬でした。

 

見聞きした野鳥(観察順)

ハクセキレイ
スズメ
シジュウカラ
ヒヨドリ
モズ
トビ
サシバ約30羽
ミサゴ
アオバト
アオゲラ
イカル
カラスSP

計12種

目撃談:ハヤブサ、ツミ、オオタカ、ハチクマ

野鳥 ツルシギ 2016.9.17 平塚市

前回の稲敷ツルシギの流れで、今回は昨年撮影した平塚ツルシギです。

ツルシギの幼鳥が平塚の休耕田に渡り途中に立ち寄りました。

画像


ツルシギとの出会いの瞬間は草原から顔を出していたところでした。首から上だけの画像ですと、名前のようにツルに見えてきます。


幼鳥という先入観もありますが、あどけない表情に見えます。


水のない泥状の地面なので、採餌も難しい様子でした。

動画

最初に登場するコチドリと比べるとツルシギは大きい!の一言です。

野鳥 ツルシギ 2017.9.24 稲敷

 

今回の稲敷探鳥ではツルシギをじっくり観察することができました。

ツルシギの下面に横斑があるので幼鳥と思いましたが、幼鳥の下面にしては横斑がハッキリとは目立たずに白い部分も見えていますので、第一回冬羽に移行中の個体と思われます。

一方、体上面にはまだ灰色の冬羽はないように見えます。

幼鳥だからでしょうか?下くちばしの朱色は成鳥よりも薄く見えます。

画像

 

動画

後半からは2倍速のように盛んに採餌していますね。

野鳥 オグロシギ 2017.9.24 稲敷

今回の稲敷探鳥ではオグロシギを間近で観察できました。

まず目立ったのは幼鳥の中に1羽だけいた成鳥の繁殖羽がかなり残っている個体です。

赤褐色の頭部と胸、胸から腹にかけての横斑など繁殖羽の特徴が出ています。

くちばしの基部から半分までは鮮やかな山吹色のように見えます。


繁殖羽の状態が残る成鳥


群れの中でも目立つ存在。


幼鳥


左の個体の方が右の個体に比べて大きい。

大きさも形も似ているオオソリハシシギは、雌の方が体が大きく、くちばしは長いです。

以下、オオソリハシシギの大きさ比較画像です。中央左が雌、右が雄。

オグロシギも同様に雄と雌では差があるのでしょうか。

オグロシギの雄と雌の違いは、雌の方が雄より①体が大きく、くちばしが長い。②繁殖羽のの赤褐色が薄い傾向にありますが、相対的な違いであるので、現時点では断定しません。

以下は採餌中の動画です。

オグロシギ成鳥の採餌中の様子(ここをクリック)

野鳥 アカエリヒレアシシギ 

 

稲敷探鳥で気になる存在だったのがアカエリヒレアシシギ

午前と午後の2回の観察時とも、1羽ポツンと水田の奥で自分の周囲を盛んに(憑りつかれたように?)動き回って採餌していた。

アカエリヒレアシシギは主に群れで行動するので、1羽でいるということは台風などで群れからはぐれてしまったのだろう。

以下はその様子の動画。

アカエリヒレアシシギ  2017.9.24 稲敷市

遠くからの撮影で見づらいですが、動き方に注目です。

羽根の細部まで観察できなかったので、幼鳥か第一回冬羽へ移行中かは不明。

アカエリヒレアシシギ 幼鳥⇒第一回冬羽 2015.8.30  三番瀬

以前に三番瀬で幸運にも間近で撮影できた動画と画像があるので、今回掲載します!


肩羽に灰色の冬羽が生えている。


前から


後ろから

2本の動画をつなげました。

夜の世界で暗躍?するシギ達

今年の8月30日に仙台で行われたプロ野球の楽天VS西武のナイター試合での出来事。

雨天中断中に、アカエリヒレアシシギの群れがグランド内に飛来して一時中断するハプニングが起きたそうです。

おそらく渡りの飛行中のアカエリヒレアシシギからは、水に濡れた外野の芝生がライトに照らされて上空からは休憩できる水面に見えたのだろう。

ずいぶんとグランドから追い出すのに苦労したそうで、最後は照明を消すことで群れが飛び去ったとのこと。

この話からアカエリヒレアシシギは夜間も飛行することが分かりました。

ナイター観戦で思い出しましたが、野鳥の大先輩は夏の横浜スタジアムで観戦中にスタジアム内をシギの飛ぶ姿を見たとのこと。

野球場以外でも夜間営業のゴルフの打ちっぱなし施設などにも飛来するかも知れませんね。

探鳥記 2017.9.24 茨城県 稲敷市③ 9:00~17:30 晴れ

 

稲敷探鳥記、第3弾!

まずは先ほどのオグロシギの小群がいる探鳥ポイント②へ。

探鳥ポイント⑤ (②と同じ)

先ほどは逆光と遠距離からの観察・撮影だったので反対側に回って近づいた。

手前の田んぼにはハマシギが1羽、オグロシギの群れは奥の田んぼに移動している。

まずはハマシギを観察。

このハマシギは肩羽に灰色の冬羽が生えているので、幼鳥から第一回冬羽に換羽中の状態。

普段群れで見ることが多いハマシギだが、1羽だけだと普段よりじっくり観察してしまう。

幼鳥の腹には黒斑が点々とある。

 

奥の田んぼに目を向けると、オグロシギの群れが同じ方向を向いて前進しながら盛んに採餌している。


幼鳥の中に成鳥が混じっていた。黄色のくちばしが目立つ。

 


オグロシギの群れにハマシギが鳴きながら舞い降りた。
やはり大きさが全然違う。

先日の大授搦ではオグロシギを何度も観察したが、あまりに遠かったので今回は近くでじっくり観察できて良かった。

次はクサシギタカブシギの待つポイントへ。

観察ポイント⑥ (③と同じ)

せっかくなので先ほどは探鳥しなかった付近のハス田を巡回する。

例年オジロトウネンや上空を舞うショウドウツバメを観察するのだが見当たらない。

先ほどの場所に移動してクサシギタカブシギのツーショットを狙うも今回も遠くにいる。

特にクサシギの警戒心は強い気がした。

ふと見ると朱色の脚を持つシギクサシギのそばにいるではないか!

いつの間にかアカアシシギ

しかし距離が遠いことには変わりないので撮影を諦めて観察を続けていると、仲間がピンポイントで接写できる場所を見つけてくれた。

その場所でのショットが以下の画像。

15時半を過ぎた。

夏の頃のように日が長くはない。

今回1番楽しかった最初のポイントへ急いだ。

観察ポイント⑦ (①と同じ)

最初のポイントの戻ってきた。

さきほどは近くで撮影できなかったアメリカウズラシギジシギ類を何とか撮りたい。

探鳥会で知り合った方と再会したので様子を尋ねると、ツバメチドリを観察したとのこと。

テンションが上がってきた!

今朝アメリカウズラシギを観察した場所には今回はいなかった。

その奥の田んぼには今朝?のエリマキシギ3羽やムナグロが数羽入っている。

ムナグロは辺りが暗くなり始めて今回はGolden Ploverではなかった。

時間がない。

ツバメチドリの気配を求めながら、農道を進む。

トウネンコアオアシシギアオアシシギアカエリヒレアシシギは今朝と同じ田んぼにいた。

トウネン

気になるアカエリヒレアシシギは依然として今朝と同じ辺りを回り続けていた。

遠くのあぜ道ではイソシギと一回り小さいオジロトウネンをやっと観察できた。

探鳥会の引き返した場所より更に奥に進み、ツバメチドリがいる匂いがする畑や上空に注目して探鳥したが、探し切れず。

次回?来年?はツバメチドリを意識して探鳥しよう!

夕暮れとともに探鳥を終了した。

今回は大満足の稲敷探鳥だった。

見聞きした野鳥(観察順) ①②③の合計

ダイサギ
コサギ
チュウサギ
ハシブトガラス
ハクセキレイ
スズメ
ムクドリ
ヒヨドリ
アオサギ
タシギ
チュウジシギ
アメリカウズラシギ
コチドリ
アオアシシギ
コアオアシシギ
トウネン
アカエリヒレアシシギ
ムナグロ
トビ
カルガモ
キジ
ツバメ
アマツバメ
ショウドウツバメ
ヒバリ
タカブシギ
エリマキシギ
オグロシギ
セイタカシギ
ツルシギ
ハマシギ
カワウ
セグロセキレイ
ハシボソガラス
クサシギ
アカアシシギ
オジロトウネン

計37種

目撃談:イカルチドリ、ミサゴ、ノスリ、カワセミ、ハシブトガラス、コガモ、ツバメチドリ

探鳥記 2017.9.24 茨城県 稲敷市② 9:00~17:30 晴れ

稲敷探鳥記、第2弾!

最初のポイントだけでも十分満足できる内容となり、良いスタートとなった。

次のポイントへ車移動する。

車12台が縦列を組んで田畑を抜けて行く。

神奈川支部の探鳥会では想像できない光景だ!

探鳥ポイント②

ここでは渡りの途中に立ち寄っているオグロシギの小群を観察した。

なにせ40人近くの観察者だから採餌に夢中とはいえオグロシギを必要以上に警戒させない距離感が大事だ。

この辺りの調整はさすが担当リーダー、上手に参加者の観察・撮影をコントロールしていただいた。

 


動画に写っているだけで8羽のオグロシギオグロシギの最近の観察機会では多い数だと思う。

探鳥ポイント③

次のポイントではクサシギタカブシギを中心に観察した。

どちらも似たような姿であり、似たような場所で観察されることが多いので、同時に観察できると識別の勉強には良い。

ただ、このポイントは鳥との距離が遠い。

そこで遠距離から観察した際のザックリの違いだが、クサシギの方がタカブシギより胴体が大きく、下面の白さが目立つ。この白さと上面のオリーブ色の2色配色はイソシギを思い出させる。

クサシギタカブシギを観察中。

探鳥ポイント④

ハス田に移動する。

ここでは水深が深いハス田ということで脚が長いシギが集まっていた。

ツルシギセイタカシギコアオアシシギオグロシギ


上空警戒中のツルシギ幼鳥。


採餌中のオグロシギの前にツルシギが舞い降りた。


左からオグロシギツルシギセイタカシギ。中型の大きさのツルシギも小さく見える。


採餌中のハマシギ。脚が長くないので腹に水面がかかる。現場では当初サルハマシギ?という説も流れた。

13時になり、集合場所の戻って本日の鳥合わせ(43種を確認)をして、無事探鳥会終了した。

当初、12時解散予定だったが、担当リーダーのご厚意で全ての観察予定ポイントを回ることができ、しかも非常に満足度の高い探鳥会だった。

※広範囲の下見、車移動、大人数での探鳥会の運営等、担当リーダー方々にこの場を借りて御礼致します。

密度の濃い4時間の探鳥でお腹もすいた。

昼食を済ませた後に再度気になったポイントを回ることにした。

続きは次回。

探鳥記 2017.9.24 茨城県 稲敷市① 9:00~17:30 晴れ

 

鳥仲間が野鳥の会茨城支部の「秋のシギチドリ探鳥会」に参加するという話を聞いて、一緒に参加することになった。

探鳥地は稲敷市浮島湿原周辺である。

横浜を6時45分に出発して稲敷に8時45分に到着。

高速道路の流れが良いと2時間で行くことができる。

集合場所の浮島観察舎駐車場は満杯状態。

凄い人気だ。

9時に探鳥会が開始され、約40人の参加者が12台の車に分乗して水田やハス田に向けて出発!

探鳥ポイント①

最初のポイントは何面にも水の張られた水田地帯。

エリマキシギが朝の時点では観察されたとのことだが観察できず。

隣の乾田の草の合間にジシギ類が2羽いる。

担当リーダーによるとおそらくチュウジシギタシギとのこと。

しばらく観察していると突然2羽のジシギ類がジャンプした。

以下はその動画。

スローで見ると2羽の翼下面は最初にジャンプした左個体は黒が目立つが、次にジャンプした右個体は白く見える。

チュウジシギは黒っぽく見え、タシギは翼の下面が白っぽく見えるので、やはりリーダーの推察通りなのか。

尾羽根を広げた模様を見てチュウジシギの識別点をきちんと確認したいところだが、探鳥会の進行を乱すことになるので進む。

ジシギ観察中の探鳥会の様子。

 

隣の田んぼには何とアメリカウズラシギの姿が!

このアメリカウズラシギの胸の縦斑模様はV字模様で、過去に観察した2例のアメリカウズラシギは扇形模様であった。

以下は証拠動画!田んぼの奥にいたので姿は小さく映っている。

 

次に向かった田んぼにはアオアシシギコアオアシシギトウネン、そしてアカエリヒレアシシギの姿が!

トウネンの小群が田んぼ中央で盛んに採餌している。

奥の方ではアカエリヒレアシシギが同じ場所を心配になるぐらいグルグル回って採餌している。

上空を見るとツバメアマツバメ、そしてショウドウツバメの姿が!

時々アオアシシギが「チョー、チョー、チョー」と鳴きながら上空を行き来する。

農道前方にムナグロ幼鳥がいる!

ムナグロ参上!

担当リーダーの話では、ムナグロ幼鳥は関東地方以外では観察することが難しいので、この機会に是非じっくり観察してほしいとのこと。

こういうアドバイスを聞くことができるのが探鳥会の良いところである。

このムナグロ幼鳥、背中の羽根の状態が良く太陽に当たる姿はまさに英名のGOLDEN PLOVERだった。

この姿を見ることができただけでも稲敷に来た甲斐があったと思えるほどであった。

実際は画像よりもっと輝いていた!


手前にいるコチドリに最初気が付かなかった。大きさが全然違う。

 

ここで来た道を引き返すことにする。

帰りはタカブシギコチドリ、そして朝はいなかったエリマキシギ雄2雌1観察。

エリマキシギは雄と雌とでは大きさが異なる。

今回のように大きい雄と小さい雌が並んで観察できると違いが分って良い勉強になる。

今まで一度に両方を観察できる機会をなく、並ぶ場面を是非とも観察したかったので嬉しい!

左から雄、雄、雌。


左から雄、雄、雌。左の個体は中央の雄より小さい感じが多少するが、右の雌よりは胴体が大きい。
また首を伸ばすと大きい印象となるが、前画像のように縮めると同じ大きさに見える。


左から雄、雄、雌。※飛翔スロー映像あり。

 

探鳥ポイント②以降は次回に続く。

野鳥 アオバト 2017.9.9 大授搦

 

今回の九州探鳥で1番のサプライズはアオバトだろう。

大授搦でのシギチドリ探鳥中に観察した。

満潮となり堤防上からシギチドリを観察していると目の前10mの堤防上に2羽舞い降りたのである。

第一発見者の「アオバトがいる!」という叫び声に周囲は騒然として、皆でアオバトを確認すると歓喜の声があちこちで起きた。

直接観察したわけではないが、このアオバト達はおそらく海水を飲みに飛来してきたのだろう。

ネット上でも過去にアオバトが群れとなって大授搦で海水を飲んでいる画像があったり、佐賀市街地での画像があった。

さて、このアオバト、観察時やこのブログの作成途中までは疑いなくオスの成鳥と幼鳥と思い込んでいた。

しかし、改めて見ると成鳥と思われる個体(画像①左、画像②左、画像③右)の雨覆の赤褐色(ブドウ色)の面積が狭く、まだら模様になっている。

図鑑や写真集で見かけるオス成鳥は赤褐色の部分がもっとハッキリと大きい。

この個体は実は成鳥ではなく幼鳥?若鳥?

アオバトで困った時は「こまたん」(神奈川県大磯町の照ヶ崎でアオバトの観察を長年続けている野鳥観察グループ)に聞くべし!

ということで、こまたんのSさんに駆け込みメールを差し上げた。

早速、Sさんからご丁寧で詳細な返事をいただき、疑惑の個体は亜成鳥(若鳥)もしくは換羽中の成鳥と判明した。

Sさん、この場をお借りして改めてありがとうございました!

画像①


仲良し夫婦の雰囲気が漂うが、実際は左)オス亜成鳥(若鳥)もしくは換羽中の成鳥と右)オス幼鳥です。

画像②


アオバトをこんなに間近でじっくり観察できたのは初めてである。
右)幼鳥の方が顔つきが幼いように見え、また体全体に色が薄く(特に赤褐色の雨覆)
見える。

画像③


好奇心旺盛なのか堤防下をのぞき込む。
左)幼鳥の方が胴回りが小さく見える。
また尾羽は幼鳥の方が成鳥より約2cmほど短いそうです。

動画