探鳥記 葛西臨海公園 2020.2.23 8:45〜15:30 晴れ

本日は葛西臨海公園で私的探鳥会を行った。

今回はカモなどの海鳥と猛禽類を中心に探鳥することにした。

まずは西なぎさへ。

最近コオリガモアビオニアジサシズグロカモメが観察されているので、海上も上空も目が離せない。

海上では冬の名物スズガモの大群の中から珍しいカモを探すというのがいつもの探鳥だが、本日はクロガモが多いことが直ぐ分かった。

嬉しかったのは強風の中でもクロガモの口笛のような求愛の鳴き声が何度も聞けたこと。


葛西でもクロガモは多かった 右手前はスズカモ 

残念ながらコオリガモアビビロードキンクロは観察できず

カモを探索中にそばの干潟にミヤコドリが舞い降りて、採食行動をじっくり観察できた。


ミヤコドリ

東なぎさでは潮が引いてダイシャクシギが登場して、シギチ好きの私はテンションが上がった。

東なぎさ上空を飛ぶオニアジサシズグロカモメチュウヒハヤブサをイメージして探索したが発見できず。
東西なぎさ水路では5羽のアオアシシギを観察。


アオアシシギ 反り気味の嘴が目を引く

鳥類園に移動。

上の池ではハシビロガモ雄がくちばしをぶつけ合っている姿を目撃。

強風のためオオジュリンは現れず、残念。

鳥類園周辺ではアカゲラが目撃されているようなので探索するも見つからず。

時間となったので探鳥会はお開き。

その後、アフター探鳥会をリスタート。

再度西なぎさへ。

途中のアメダスポイントから東なぎさの定位置で寝ているクロツラヘラサギを観察、きちんとヘラを無事確認。

東なぎさは潮が満ちて来ており、残った干潟で休んでいるズグロカモメを発見。

なぎさの突端まで行き、再度カモ探索。

ビロードキンクロをようやく見つけることができた。

安堵感とともに疲労感も生じて、ここでアフター探鳥会はお開き。


圧巻のスズカモの飛び出し


潮が満ちて干潟が残る場所に集結するミヤコドリ その数約60羽、三番瀬からの遠征隊か。


強風に耐えながら休憩するダイシャクシギ

参加者の皆様、お疲れ様でした!

見聞きした野鳥(観察順)

ウグイス、ヒヨドリ、オカヨシガモ、スズガモ、カルガモ、オオバン、ヒドリガモ、カワウ、ホシハジロ、イソシギ、スズガモ、カイツブリ、クロガモ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、ミサゴ、コサギ、ハクセキレイ、ハシボソガラス、ムクドリ、ハマシギ、コガモ、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、アオサギ、トビ、シロチドリ、ウミアイサ、ホオジロガモ 、ミヤコドリ、カモメ、ダイシャクシギ、アオアシシギ、ツグミ、アオジ、メジロ、キジバト、ノスリ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、クロツラヘラサギ、ズグロカモメ、ハシブトガラス、ビロードキンクロ 計45種 参加者観察:イソヒヨドリ、スズメ、モズ

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