「横浜探鳥記」カテゴリーアーカイブ

探鳥記 2020.1.24 新横浜公園 11:30〜13:30 晴れ

本日は主に猛禽類とカモを観察すべく新横浜公園へ。

遠くから池を眺めると水面に白さが目立つ水鳥がいる。

ミコアイサ雄、カンムリカイツブリハシビロガモ雄だ。


ミコアイサ

ハシビロガモはいつものように悠然と左右に移動してはグルグル回りながら食事をしていた。


ハシビロガモ雄 成鳥で繁殖羽


ハシビロガモ雌 くちばしに小黒斑が点在しているので成鳥で非繁殖羽

本日やっと池の水際でクイナを発見!

登場時間は約10秒間、朱色のくちばしは茂みの中でも目立つ。
クイナを見つけるといつもテンションが上がります

 

見聞きした野鳥(観察順)

カワラヒワ、ハシボソガラス、ミコアイサ雄1雌1、オカヨシガモ雄4雌3、コガモ雄11雌10、カワウ、ダイサギ、タヒバリ、カワセミ、トラフズク、ベニマシコ、アオジ、シジュウカラ、オオバン、ツグミ、ハクセキレイ、ハシビロガモ雄9雌4、モズ、キジバト、バン、カルガモ8、カンムリカイツブリ、クイナ、スズメ、ウグイス、メジロ、コサギ、ハシブトガラス 計29種

 

探鳥記 2020.1.22 円海山周辺 9:30~11:00 曇り

曇天で気温も低い中でのスタート。

鳥の出現が悪い状況ではある。

今回はトラツグミキクイタダキヒガラ辺りを特に観察できればと思う。

瀬上池へ進む途中、森からアオゲラルリビタキの鳴き声がした。

小川に沿う草地はいつもより鳥が少ないが、樹上からシメの声が聞こえて来た。

最近この辺りではウソの目撃談が多い。

瀬上池では越冬中もマガモ雄1雌5、そして久々のカイツブリの姿が。


瀬上池では珍しいカイツブリ

池奥の湿地帯では今回もカシラダカアオジの群れが地上で食事中。


カシラダカ

カラ類の混群に出会うもキクイタダキヒガラはいなかった。

帰り際、尾根から尾根へ飛翔するカケスを目撃、翼にあるコバルトブルー模様はいつみても綺麗。

 

見聞きした野鳥(観察順)

アオゲラ、アオジ、ヒヨドリ、メジロ、シジュウカラ、ハシボソガラス、ウグイス、キセキレイ、ルリビタキ、モズ、マガモ雄1雌5、カイツブリ、カシラダカ、シロハラ、ハシブトガラス、エナガ、コゲラ、ヤマガラ、キジバト、カケス 計20種

探鳥記 2020.1.21 柏尾川 11:00〜13:00 晴れ


横浜市内のカモ調査、今回は柏尾川の大船駅〜戸塚駅間。

ニコンの工場辺りから鳥が多くなった。

意外と水が綺麗でかつ浅いので、カワウオオバンの潜水中の様子が分かるので、観察にオススメです。

柏尾川に隣接する金井遊水地は以前クイナヒクイナが観察された場所であったが、アシ原はほとんど刈られていた。

ここではオカヨシガモが点在しており、数えてみると16羽もいた。


草を食べるオカヨシガモ

アシ原が残っている場所では今季オオジュリンの観察例があるが現れず。

遊水地内の疎林では以前ヤマシギアリスイを観察したことがあるので引き続き要チェックである。


金井遊水地 戸塚側から大船方面を望む

再び柏尾川に合流、この辺りからコガモが増えてきた。

チョウゲンボウの登場を期待して時折上空もチェックする。


金井遊水地を過ぎてから戸塚駅辺りまでは、このような景色が続く。鳥との距離が近く、目線も低いので親近感が増す。

金井遊水地から戸塚駅までの水際の草原にはタシギクイナがいても不思議でない感じがした。

戸塚駅に近づくにつれて、コガモイソシギキセキレイセグロセキレイなどが減少、カルガモオオバンが増加した。


ここではイソシギを観察する機会が多かった。

大船駅から戸塚駅まで2時間の探鳥であった。

コースはフラットで舗装されているので歩きやすく、しかも水辺に沿って観察しながらだったので飽きることがなかった。

 

見聞きした野鳥(観察順)

スズメ、トビ、カワウ、オオバン、ハクセキレイ、キセキレイ、セグロセキレイ、イソシギ、コサギ、ダイサギ、カワラヒワ、カワセミ、コガモ雄24雌33、アオサギ、カイツブリ、オカヨシガモ雄8雌8、メジロ、シジュウカラ、ムクドリ、ハシボソガラス、マガモ雄1雌1、ツグミ、アオジ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、カルガモ20、ユリカモメ 計27種

 

探鳥記 2020.1.20 三渓園 10:15〜13:30 晴れ

横浜市内のカモ調査、本日は本牧にある三渓園。

正面の大きな池にはキンクロハジロを中心にホシハジロカルガモが簡単に目に入る。


キンクロハジロ

山際の園路ではカラ類の混群、メジロジョウビタキが活発に行動していた。

ここはカワセミが観察しやすい場所で、平地ならばどこにいても見聞きすることができると言って過言ではない。

いったん園外を出て観察する臨海部側にある池では更にマガモオナガガモヒドリガモコガモオカヨシガモの姿も。


外園の池 埋め立て前はここが海岸線で当時の写真を見ると江ノ島の裏崖のような場所であった


オナガガモ


マガモ雄 


ここでは珍しいスズガモ

今回は幸運にも上空を旋回するミサゴハイタカに出会えた。

以前もオオタカハヤブサノスリを観察したことがあるので要チェック!


ミサゴ


ハイタカ

見聞きした野鳥(観察順)

カルガモ22、カワウ、コガモ雄30雌20、アオサギ、スズガモ雌2、キンクロハジロ雄64雌28、ホシハジロ雄18雌8、カワセミ、カイツブリ、ヒヨドリ、ハクセキレイ、ジョウビタキ、アオジ、シジュウカラ、メジロ、エナガ、コゲラ、キセキレイ、ハシボソガラス、ミサゴ、ヒドリガモ雄6雌4、オオバン、オナガガモ雄4雌2、マガモ雄3雌2、ハイタカ、キジバト、オカヨシガモ雄1、トビ 計27種

探鳥記 2020.1.18 長浜公園周辺 14:00〜16:00 雪のち雨

荒ぶる吹雪の逆巻く中に、という程ではないが雪の中、長浜公園周辺のカモ調査をした。

前回実施した際に長浜公園で滞在していたホオジロガモ雌を見逃したので今回は是非とも観察したい。

ベイサイドマリーナでは前回とほぼ同じ数、雪が舞い、鳥会えず、寒かった!

長浜公園ではホオジロガモを見つけるまで帰らない!と決意して、ようやく発見!(頻繁に潜水するので、水面をしつこくチェックして下さいね)

雨の方が鳥の出が良くて、これはこれで楽しめる。

富岡船泊では前回よりカモの数は少なかった。

※今回は画像はありません。

見聞きした野鳥(観察順)

長浜公園

キンクロハジロ雄1雌4、オカヨシガモ雄12雌9、コガモ雄41雌46、ハシビロガモ雄4雌3、ホシハジロ雄11雌3、カルガモ10、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ヒヨドリ、カカワウ、カイツブリ、アオサギ、ダイサギ、ジョウビタキ、シロハラ、ツグミ、エナガ、スズメ、ムクドリ、キジバト、イソシギ、スズガモ雄2、ホオジロガモ雌1、ウグイス 計25種

ベイサイドマリーナ 

スズガモ雄19雌40、

富岡船泊

スズガモ雌1、キンクロハジロ雄2雌3、ホシハジロ雄36雌27、ヒドリガモ雄23雌20、オナガガモ雄7雌2

 

 

探鳥記 2020.1.16 寺家 9:45~13:45 晴れ

久々の寺家での探鳥。

寺家は谷戸が多く、雰囲気は舞岡公園に似ている。

開始早々にアカゲラを観察、冬限定の横浜アカゲラは格別である。

谷戸に入ると小鳥が見る機会が多くなり、エナガの群れは賑やかで一際存在感がある。

中央に広がる農耕地では約30羽のカシラダカが食事中。

オオタカハイタカノスリの猛禽類に期待するも現れず、残念!

寺家は丁寧に観察すれば様々な野鳥と出会えるだろう雰囲気の場所がたくさんあった。


カシラダカ 冠羽はたたまれています

 

見聞きした野鳥(観察順)

アオジ、ハシボソガラス、モズ、ホオジロ、アカゲラ、メジロ、シジュウカラ、エナガ、シロハラ、ヒヨドリ、コサギ、セグロセキレイ、コゲラ、ウグイス、ルリビタキ、カイツブリ、キジバト、カシラダカ、ハシブトガラス、ハクセキレイ、カワセミ 計20種

 

探鳥記 2020.1.16 もえぎ野公園 9:00~9:20 晴れ

寺家で探鳥する前に、青葉区のもえぎ野公園に立ち寄ることにした。

もえぎ野公園は昨シーズン新横浜公園や薬師池公園などを転々としたメジロガモ雄が一時滞在していた場所で、どんな場所なのか気になっていた。

思っていた以上に小さい池ではあるが、意外と様々なカモがいた。


ホシハジロ


カルガモマガモの交雑種と思われる

次の目的地の寺家へ移動。

見聞きした野鳥(観察順)

シジュウカラ、メジロ、キンクロハジロ雄2雌8、ホシハジロ雄2雌1、カルガモ5、マガモ雄1雌1、オカヨシガモ雄1雌1、バン、アオサギ、ジョウビタキ 計10種

探鳥記 2020.1.15 恩田川 恩田川河口⇒県境 11:00~13:45 曇り

いよいよ恩田川探鳥のスタート。

河口そばの河原でイカルチドリを発見、今回の調査ではこの個体のみ。護岸工事の影響があるかも。


イカルチドリ

今回の調査ではカワセミを何回も観察できた。感覚的には30分に1回の割合で登場してくれた。


カワセミ

川沿いの農耕地ではタヒバリに出会えた。
恩田川では他にハクセキレイ・キセキレイ・セグロセキレイセキレイの仲間4種がいる。


タヒバリ

主役のカモ類は、①オナガガモは確認できず②鶴見川下流の調査区間では観察できなかったヒドリガモマガモを確認できた③全体としてカモの総数は減少している印象である。


マガモ雄 頭部の色合いはブラジルを思い出させる

見聞きした野鳥(観察順)

アオジ、ムクドリ、イカルチドリ、イソシギ、ヒヨドリ、シジュウカラ、キジバト、ツグミ、セグロセキレイ、カルガモ55、カワセミ、カワウ、マガモ雄7雌8、コサギ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、コガモ雄49雌62、キセキレイ、カワラヒワ、オナガ、メジロ、カイツブリ、ヒドリガモ雄14雌13、スズメ、タヒバリ、ジョウビタキ、オカヨシガモ雄1雌2、ホオジロ、ユリカモメ、セグロカモメ 計30種

探鳥記 2020.1.15 鶴見川 鴨居→恩田川河口 10:30~11:00 曇り

昨日に続いて、本日も神奈川支部のガン・カモ調査を実施。

本日は鴨居駅前から恩田川の県境までのコース。

まずは鶴見川を遡って支流の恩田川と谷本川の合流点まで。

鶴見川左岸は増水時の流れを良くするために大規模な護岸整備がなされて殺風景であった。

護岸がすっきりとしたので、カモが草木に隠れて休憩するスペースが激減、今後のカモの動向が気になる。


奥に見える左岸は工事で景色が一変してしまった。


斜面で休憩中のオカヨシガモ

見聞きした野鳥(観察順)

ツグミ、ジョウビタキ、コガモ雄12雌12、ムクドリ、ハシボソガラス、カワウ、ヒヨドリ、スズメ、シジュウカラ、アオサギ、イソシギ、ハクセキレイ、ハシブトガラス、セグロセキレイ、アオジ、カルガモ10、オカヨシガモ雄6雌4、バン、カワセミ、カワラヒワ 計20種

 

 

 

 

探鳥記 2020.1.14 鶴見川 鴨居⇒新横浜 11:30~13:00 晴れ

鴨居駅前から鶴見川に沿って新横浜大橋まで探鳥。

今回は神奈川支部のガン・カモ調査が主な目的。

カモ類ではオカヨシガモが増加したこと②オナガガモが見当たらなかったことです。

オカヨシガモは横浜市内、いや神奈川県内でも最大の越冬地ではないでしょうか。

猛禽類を観察できなかったのは川面観察に力を入れすぎたからか。

アリスイのいる雰囲気があります。探索してみて下さい!

 


ホオジロ雄 赤茶色の腰も識別点の一つです

見聞きした野鳥(観察順)

オオバン、ムクドリ、ユリカモメ、イソシギ、ハシボソガラス、カルガモ9、モズ、ジョウビタキ、ハクセキレイ、キセキレイ、シジュウカラ、アオジ、カワウ、カワラヒワ、オカヨシガモ雄39雌20、コガモ雄44雌54、ヒヨドリ、メジロ、ハシブトガラス、セグロセキレイ、ヒドリガモ雄31雌13、ホオジロ、スズメ、ツグミ、カイツブリ、セグロカモメ、キジバト、カンムリカイツブリ、エナガ 計29種