冬鳥がどの程度まだ観察できるのか?そしてコチドリやツバメなど夏鳥の到来の様子を確かめに恩田川へ。
十日市場駅付近の農耕地ではヒバリが舞い上がり、あの懐かしいさえずりを披露してくれた。
横浜市内でヒバリが舞い上がり鳴く姿を久々に見た
河川沿いの荒地で枝止まりするモズを発見。
繁殖に入るこの時期によく聞く複雑で甘い鳴き声を披露してくれた。
相手の雌がいるのでは?と見渡すと、案の定雄の近くにいる雌がいた。
モズ雄
恩田川のカモであるが、北への渡去の時期が遅いコガモはいまだ相当数が滞在中。
先日アメリカコガモの目撃談があったので、コガモ雄を1羽1羽注視したが、観察できず。
すでにヒドリガモ、オカヨシガモはいないが、マガモは雄雌で行動していた。
減少するカモに代わって、ツバメが高速で飛び回っており、季節の移り変わりを実感。
撮影に苦労したツバメ
護岸の疎林ではコゲラやシジュウカラが囀りながら盛んに採食行動中。
コゲラ雄 間近にいたので目の後方にある赤斑がかすかに見えた
前回何回もペアで行動するのを目撃したカワセミであったが、本日は一度見た限り、、、おそらく繁殖に入ったのだろう。
中山大橋手前の川面ではツバメの他にイワツバメも飛び回っていた。
イワツバメの白い腰は高速で飛翔しても目立つ。
乱れ撮影で何とか被写体にしたイワツバメ
帰り支度をしていると、そばの農耕地から冬鳥のツグミの鳴き声が聞こえて来た。
最後の最後で「おれはまだいるぞ~!」と伝えてくれたみたいで、ニンマリしてお開きとした。
見聞きした野鳥(観察順)
ムクドリ、ハクセキレイ、マガモ雄2雌2、カワウ、ヒバリ、コガモ雄27雌33、カワラヒワ、ハシボソガラス、カワセミ、オオバン、カルガモ7、イソシギ、アオジ、ヒヨドリ、スズメ、コサギ、キセキレイ、モズ、カイツブリ、コゲラ、シジュウカラ、アオサギ、ハシブトガラス、ウグイス、ツバメ、イワツバメ、ツグミ 計27種