今回は平塚市の休耕田で観察したエリマキシギ雌幼鳥です。
エリマキのような繁殖羽をまとった夏羽と違い、冬羽や幼鳥にはエリマキを連想させる装いはありません。
幼鳥は、成鳥冬羽と違い、体全体の褐色味が強く、また体上面は白に縁どられた黒褐色の羽根模様が目立ちます。
ですからこの個体は幼鳥です。
幼鳥の淡い褐色の体色を見ると、毎回ホッコリした気分になってしまいます。
首を伸ばすとまた体型のイメージが変わります。
この個体が幼鳥であるとして、次に雄雌の判断です。
エリマキシギは雄の方が雌より体が一回りぐらい大きいです。
参考画像
左から、雄、雄、雌。17.9.24 稲敷市
雄がツルシギ、雌がクサシギくらいの大きさでしょうか。
雄と雌が一緒にいれば区別は簡単なのですが、今回は1羽だけです。
そばにいたアカアシシギとの大きさ比較をすると、ややエリマキシギの方が小さく見えたので雌ですね。
もちろん、雄雌の違いは大きさだけでないのですが、大きさ比較が一番分かり易いです。
それでは動画をお楽しみ下さい!
採餌行動
羽繕い