「オバシギ」カテゴリーアーカイブ

オバシギ 2020.7.19 三番瀬

今回の特集は先日三番瀬で観察した2羽のオバシギ成鳥です。

2羽で並ぶと体色の濃淡だけでなく、大きさにも違いがあることが分かります。

この差は雄雌の差か?栄養を取って脂肪を蓄えているのか否か?それとも個体差か?あれこれ考えながら観察しました。


個体A   


個体B

個体AもBも繁殖羽初期の新鮮な頃に比べて特に頭部と雨覆が摩耗されて黒さが目立ちます。


右にいるキアシシギに比べると、体型が違いますね。


飛翔時、オバシギは白い腰が目立ちます。幼鳥では無斑に見えますが、成鳥(少なくとも繁殖羽では)は無斑ではありません。

動画 

盛んに採食行動をして貝を丸飲みするオバシギ達とそばにいるだけのキアシシギ

当日はおそらくこの1羽だけのキアシシギしかいなかったと思いますが、この時以外でも2羽のオバシギを追うように飛翔したりネット上で休んでいました。

 

 

 

 

 

 

オバシギ 2019.8.3 九十九里浜

今回は8月3日に九十九里浜で撮影したオバシギです。

遠くの水際で食事をする姿を見つけた時はずいぶんとスマートだと思いました。

ずんぐりむっくりとしたイメージのオバシギですが、渡り途中の立ち寄りなので体内脂肪をずいぶんと消費しているようでした。

黒い胸と体下面の黒斑から繁殖羽の成鳥と分かります。摩耗してさらに黒っぽくなっています。


正面からだと体の黒っぽさが目立ちますね。

以下の動画では、二枚貝を上手に見つけて食べる場面とミヤコドリウミネコとの大きさ比較に注目です。

オバシギも中ぐらいシギとして存在感がありますが、やはりミヤコドリの比べると大きさの差は歴然としていますね。

野鳥 オバシギの採食行動 2018.8.18 三番瀬

今回はオバシギです。

この時期のオバシギ成鳥の繁殖羽は、冬羽へ生え変わる前なので摩耗などで状態は悪く、全体に黒っぽく見えます。


発見時の様子 後ろからでも黒っぽくずんぐりした体型と脇の黒斑は目立ちます。


オバシギを見ると羊の顔を思い出すのは私だけ?

オバシギ幼鳥との比較 2018.8.5  三番瀬

分かり易い違いは、幼鳥の方が上面の羽根の状態が良く、はっきりとした白い羽縁があります。

くちばしの長さは成鳥よりも短く感じますが、この差は個体差なのか幼鳥の特徴なのか分かりません。

ちなみにシャク系のシギは幼鳥のくちばしは成鳥に比べて短いことが多いです。

野鳥 オバシギの採食行動 2017.8.27 三番瀬②

オバシギの採食行動については2017.8.29に掲載しました(ここをクリック)。

今回はその続きです。

三番瀬で撮影した別のオバシギ動画を確認していた際に、オバシギがくちばしで採った二枚貝をただ丸呑みしているのではなく、二枚貝の中身の有無を確認しているような動作を見つけました。
重さで分かるのか一度採った二枚貝を地面に落としては拾い上げたり、もう一度水面に沈めたり、くちばしを左右に振ったりして確かめているのです。

添付の0.125倍速では、くちばしを左右に振っている様子が2回出てきて分かり易いです。

 

野鳥 オバシギの採食行動 2017.8.27 三番瀬

 

オバシギの採食行動について

オバシギは二枚貝が好きなので、くちばしで地中にある二枚貝を見つけだして丸呑みして食べます。

同じ二枚貝が好きなミヤコドリの場合は、くちばしで二枚貝をこじ開けて中身だけを食べます。

また同じく二枚貝を丸呑みするスズガモの場合、排出時には貝殻が粒状にされており、スズガモの大群が休む海上の底には粒状の貝殻が堆積されている話を聞いたことがあります。

オバシギの便を見たことがありませんので分かりませんが、スズガモのように貝殻は粒状なのか?そのままの状態で排出されるのか?またはシギの仲間では見聞きしたことがありませんが、消化できなかった貝殻を口から出すのか?

オバシギが排出する中身や場面を見るのは難しいですが、今後は意識して観察したいと思います。

画像

この日は3羽のオバシギ幼鳥を観察できました。


幼鳥の体上面の羽根には白い羽縁がハッキリと出ています。


ずんぐりして大きいイメージのオバシギですが、やはりダイゼンの方が大きいです。動画でもダイゼンが登場しますので見比べてみて下さい。

動画

※最後に0.125倍速の動画あります。

冒頭0:50辺りで貝殻を飲み込んでいます。

1:20辺りで貝殻を飲み込もうとするも一度海面に落として再度飲み込み直しています。

もしかしたら中身の有無をくちばしでチェックして別の貝を採り直しているかも知れません。

そばにいるダイゼンが二枚貝を食べるオバシギを羨ましそうに見ている気がするのですが。