コチドリ 2020.3.22 金井遊水地周辺

今回の特集は先週末に金井遊水地周辺で観察したコチドリです。

現地では2個体を観察、一緒に行動していました。


個体A  胸の黒帯が細いですね。


個体B

今回、遊水地でタシギとの同時観察が実現しました。

冬鳥のタシギと夏鳥のコチドリの共演はこの時期ならではの光景です。

 


今回は脇役のタシギ 上面の羽模様が綺麗ですね。

 

カワガラス 2020.3.21 日向薬師

今回の特集はカワガラスの巣立ち直後のヒナの様子です。

到着して間もなく、餌をくわえた親鳥が登場。

現地バーダーによると、巣立ちヒナは2羽いるのだが、岩陰に隠れて見えないとのこと。

ようやくヒナが2羽続けて川面に登場。

動画①
水泳⇒親へ餌ねだりの猛烈アピール⇒目の前を親が通過(1:56)して呆然 ※後半スロー再生あり

動画②
水浴び ※後半スロー再生あり

※過去に掲載した日向薬師のカワガラスの様子⇒探鳥記2017.4.16

 

チョウゲンボウの交尾 2020.3.22 柏尾川

今回の特集は金井遊水地の横を流れる柏尾川そばで撮影したチョウゲンボウの交尾です。

アンテナに止まる雌を観察中、雄が雌の近くにある建物に飛来。


アンテナ止まりする雌


建物に止まる雄

しばらく雄雌で鳴き交わした後、雄が雌のもとへ飛来。


雌の体上面を脚爪で傷つけないように、上に乗る雄が着地・保持しているように見えます。


無事、交尾成功。
まさか交尾するとは思わなかったので、動画を撮影できませんでした、、、残念!

久々にお会いしたバーダーの方の話では、最近は一日に何度も交尾をしているとのことでした。

 

 

 

探鳥記 2020.3.25 芝崎海岸 11:40 〜13:15 晴れ

葉山町芝崎海岸でホウロクシギメダイチドリが早朝に観察されたとのこと。

到着時、干潮時で海面から岩礁があちこちに露呈しており、探すのに苦労すると思った。

それでもホウロクシギは大きいので、まだ滞在していれば分かるはず。

突然のお誘いにも関わらず快諾いただいた地元在住のSさんと共に探鳥開始。

二人で必死に探すも「う〜ん、いないねぇ〜」を繰り返すのみ。

一色海岸が見える辺りまで歩いてUターン。

ここまでは大きなホウロクシギを意識してラフに探索していたが作戦変更。

何としてもメダイチドリだけは見つけたいと思い始めたころ、遠くの岩礁にチドリの体型をした鳥を発見!


ん?

拡大図

いた!!!

大きく見えたので、ダイゼン?と思って、きちんと観察してみると、懐かしいオレンジ色の胸が見えた。


まさに証拠写真!のメダイチドリ

久々の再会となったメダイチドリ

いよいよシギチの春渡りのシーズン到来である。

近くで撮影したかったが、残り時間がないので、先を進んだ。

バス通り沿いの海岸と周辺の岩礁を探索するも見当たらず。

本日はここでお開き。

この時期に葉山でホウロクシギが飛来した記録だけでも有意義だし、一足早くメダイチドリを観察できて良かった。

見聞きした野鳥(観察順)

ウミネコ、オオセグロカモメ、ハシボソガラス、ハジロカイツブリ、イソヒヨドリ、ツバメ、ウミウ、イソシギ、メダイチドリ、カンムリカイツブリ、スズメ 計11種

 

探鳥記 2020.3.22 金井遊水地 13:30〜16:00 晴れ

前回観察できなかったコチドリを求めて城ヶ島から金井遊水地へ。

到着して直ぐに遊水地内のアシ原を刈った場所で2羽のコチドリを無事発見!


コチドリ 黄色のアイリングが懐かしい

そばには3羽のタシギイソシギもおり、久々にシギチの宴となった。


左手前)タシギ 右手前)コチドリ 右奥)イソシギ


タシギ 北へ旅立つお別れ前の姿をパチリ

上流に行くとチョウゲンボウの交尾を目撃!


チョウゲンボウ 交尾前に雄雌が鳴き交わしていた

この辺りはハッカチョウが多く、見やすさも抜群。


ハッカチョウ 最近、自宅周辺でも目撃する機会が多くなっている

本日はここでツバメを観察した。

下流ではタヒバリセグロセキレイカワセミが目に付く。

下流の住友電工付近の護岸コンクリートでは先程の2羽のコチドリなのか活発に食事中。


コチドリ 胸の黒帯の幅が狭い個体

ようやくツバメコチドリが出揃った。この勢いでツバメチドリも飛来して〜。

見聞きした野鳥(観察順)

オカヨシガモ、タシギ、コチドリ、イソシギ、ムクドリ、カイツブリ、コガモ、オオバン、ハクセキレイ、ヒヨドリ、カワセミ、シジュウカラ、スズメ、ハシブトガラス、キジバト、アオサギ、カルガモ、チョウゲンボウ、ツバメ、ハシボソガラス、トビ、キセキレイ、ダイサギ、コサギ、ウグイス、アオジ、ホオジロ、タヒバリ、カワラヒワ、セグロセキレイ、バン、メジロ 計32種

探鳥記 2020.3.22 城ヶ島 8:20〜11:00 雲り

強い南風で海鳥の観察条件は良かったが、ベテラン観察者も不思議がるほど鳥が現れなかった。

クロアシアホウドリは沖合で飛翔する姿を辛うじて観察できただけ。

近場ではヒメウシロエリオオハムを観察できた。

いまだ城ヶ島でウミスズメ類を観察できていない。

観察時期が遅れているだけなら良いのだが、、、。

観察に集中したことと遠くで飛翔することが多かったことから、撮影できなかったのは残念だった。


荒ぶる城ケ島沖

見聞きした野鳥(観察順)

オオミズナギドリ、ウミネコ、ミツユビカモメ、ウミウ、クロアシアホウドリ、ヒメウ、セグロカモメ、トビ、シロエリオオハム、スズガモ 計10種

メダイチドリを今季初認しました! 2020.3.25 葉山町 芝崎海岸

本日、芝崎海岸でメダイチドリを初認しました!

遠くの岩礁にいるのを発見。

観察時間がなかったので、証拠動画と写真を急いで撮影しました。

現場では1羽だけと思いきや動画を見ると2羽映っているではありませんか!

スコープで何とかオレンジ色の胸が見えました。

以上、簡単なレポートでした。

探鳥記 2020.3.21 早戸川林道 13:50〜15:20 晴れ

日向薬師から早戸川林道へ。

冬鳥の居残り組とクマタカヤマセミとに淡い期待を寄せての探鳥。

ミソサザイの鋭い地鳴きとまだ控えめな感じのさえずりを聴くことができ、また姿も何とか観察できた。

冬鳥はベニマシコ雌とアオジを観察。

上空や稜線上にクマタカを、湖面や水際にヤマセミを求めて探索したが、見つからず。

地元バーダーの方によると、ヤマセミは今季3羽いるが、ここ数日は雨による増水で目撃していないとのこと。

帰り際、ツバメの鳴き声が上空から聞こえて来た。

当日変更丹沢東部探鳥、ここでお開きとした。


金沢橋を望む ヤマセミの観察機会が多いポイントである

参考画像

ヤマセミ 2019.4.12 金沢橋周辺にて撮影

 

見聞きした野鳥(観察順)

トビ、ミソサザイ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ハシボソガラス、コゲラ、メジロ、ベニマシコ、アオジ、アオサギ、マガモ、カワウ、ヤマガラ、ツバメ 計14種

探鳥記 2020.3.21 日向薬師 11:30〜13:00 晴れ

県立自然環境保全センターから日向薬師へ。

ここではカワガラスミソサザイを主に観察したい。

幸運にもカワガラスのヒナが巣立った直後であった。

ヒナは当初は岩陰に隠れてじっとしていたが、最後は表に出てきて、水浴びをしたり羽繕いしたりと可愛い姿を見せてくれた。

更に上流に行くと、ミソサザイのさえずりが聞こえて来た。

今年初めて聞くさえずりは通常より短く音量も控えめに聞こえた。

次の目的地・宮ケ瀬ダムの早戸川林道へ。

次回に続く。

見聞きした野鳥(観察順)

カワガラス、キセキレイ、ミソサザイ、ルリビタキ、ヒガラ、コゲラ、トビ、ヒヨドリ、ウグイス 計9種

探鳥記 2020.3.21 県立自然環境保全センター 9:00〜10:50 晴れ

酒匂川水系での探鳥を考えて丹沢湖へ向かう車内で、今季アメリカコガモが七沢で観察されている話を聞いた。

緊急合議の結果、七沢に急行することに。

自然保護センターそばの池に到着し、アメリカコガモを探索するも見つからず。

コガモの渡去はカモ類の中では遅いだけに間に合うと思っていたのだが、、、。

残念な気分もマガモ雄の頭部と周囲に咲く桜の美しさで和んだ。


マガモ

センターそばに谷戸を歩く観察路があるので探鳥した。

入口付近で2羽のイカルがお出迎え。


黄色の大きなくちばしが目立つイカル

観察路は冬の最盛期なら様々な野鳥が観察できそうな雰囲気なのだが、、、。

桜の咲く時期なので鳥影は少なかった。


アオサギ

次回は是非冬の最盛期に探鳥したい。

次は目的地の日向薬師へ。

続きは次回。

見聞きした野鳥(観察順)

マガモ、カルガモ、コガモ、カワウ、シジュウカラ、コゲラ、エナガ、ホオジロ、メジロ、イカル、ヒヨドリ、アオサギ、カワセミ、シロハラ、ハシブトガラス、アオゲラ 計16種