2週間ぶりの三番瀬。
前回はメダイチドリの数が一気に増えて、その中にオオメダイチドリが混じっていた。
今回はどんな出会いがあるか。
本日の干潮は7時27分なので干潟はほぼ水没状態。
こういう時は展望台から干潟全体の様子を見るに限る。
屋上に上がって左手にある防波堤方面を見ると、物凄い数のカワウの群れが防波堤に向かって移動中。
まるで蟻の行列を見ているようで、どんどん堤防の方に移動していく。
何千羽の大群を目にして圧倒されたのはもちろん、大食漢のカワウが消費する魚の量も気になってしまった。
正面を見るとネット上にウミネコやダイゼンやキアシシギの姿が見える。
様々な装いをしたダイゼンが少なくとも50羽以上が並んでいる。
海岸に降りて近距離からダイゼンやキアシシギを観察した後、左手に進むと堤防付近にバーダー達を発見。
おそらく最近観察されたヨーロッパトウネンがいるのだろう。
急行すると、知り合いからトウネンの群れの中にいると教えてもらい探索する。
この個体はくちばしが長めで細いとのこと。
しばらくしてヨーロッパトウネンを見つけて、じっくりトウネンとの比較を観察していたら、何と飛んでしまった!
1枚も撮影していないのに!
向こうの干潟に着地した群れを見て、行こうか?ここから観察しようか?迷っていながら、知り合いと鳥談義をしていたら目の前にトウネンの群れがやって来た。
この日は幾つかのトウネンの群れがいるらしく、この群れが先ほどの群れか分からないまま観察を始めると、群れの中で1羽背が高い個体がいる。
おいおい!これがヨーロッパトウネンだよ!と思いながら、慌てて撮影開始。
こんなに間近で見たのは久々である。
この個体もくちばしが細いだけでなく長く見える。
先ほど見たのと同じ個体か?どうやら2羽いるとの話もある。
今度はじっくり観察も撮影もできて一安心。
しばらくすると目の前のトウネンの群れが干潟の中央部に移動してしまったので、我々も後を追った。
ここで見える範囲でトウネンの数を数えると30羽近くがいるようで、様々なトウネンの装いを観察できた。
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トウネンの群れが飛び去ったので、群れを求めて移動中にオバシギの幼鳥を発見!
2羽のオバシギ幼鳥が盛んに二枚貝を地中から採っては丸呑みしている。
オバシギの採餌の様子はここをクリック!
貫禄ある?ウミネコの前をオバシギ幼鳥がスタスタ歩く。ウミネコと比べるとオバシギの小ささに驚く!
そばの干潟には単独のハマシギとキョウジョシギが採餌中。
群れで行動するのを見慣れたせいかハマシギが1羽だけでいると仲間とはぐれてしまったのではないか?と心配してしまう。
ずいぶんと潮が引いて来た。いつの間にかミヤコドリが飛来して採餌をしている。
こちらもお腹が空いて来て、時計を見てびっくり。
ヨーロッパトウネン、トウネン、オバシギに夢中になって気が付けば4時間も三番瀬にいた!
急いで次の目的地の谷津干潟に向かう。
続きは次回。
見聞きした野鳥(観察順)
カワウ
ダイゼン
ウミネコ
キアシシギ
ダイサギ
トウネン
ヨーロッパトウネン
ミヤコドリ
オバシギ
ソリハシシギ
ミサゴ
ハマシギ
キョウジョシギ
ハクセキレイ
メダイチドリ
セッカ
計16種