ダイシャクシギとホウロクシギの簡単な比較
①くちばしの長さ
ダイシャクシギ・ホウロクシギは頭の大きさの約3つ分です(⇔チュウシャクシギは約2個分)。
ホウロクシギの方が長いという話も時々聞きますが、個体差もあるので何とも言えません。
以下の動画ではダイシャクシギの方が長く見えます。
この時期は幼鳥も観察する機会がありますが、幼鳥は成鳥に比べて短いので注意です。
②外観の模様での特徴
両方とも体全体の色模様が似ています。
細かく見るとダイシャクシギは下腹から下尾筒、翼の下面、腰の各部分が白い
⇔ホウロクシギは体全体が褐色で黒褐色の縦斑があります。
③体の大きさ
ダイシャクシギ・ホウロクシギはほぼ同じです。
ホウロクシギの方が大きいとの話も時々聞きますが、野外での観察では難しいのではないでしょうか。
ダイシャクシギの動画
2017.8.6に葛西臨海公園の西なぎさから東なぎさの対岸にいる個体を撮影しました。
葛西ではダイシャクシギはいつも遠くの湾内にいることが多いので、今回近くで撮影できて良かったです。
0:58辺りでシャコのようなものを捕まえ食べています。
ホウロクシギの動画
上の動画のダイシャクシギとほぼ同じ場所で採餌していました。
カニを捕った後に何度も地面に落としているのは、おそらくカニの足を取り除いて食べやすくしているのでしょう。
下腹と下尾筒に注目です。ダイシャクシギのように白く見えません。
※都合により無音にしております。