本日もシギ・チドリを求めて千葉県の三番瀬⇒九十九里浜コース。
三番瀬到着時、潮は満ちており、かろうじて波打ち際の一か所にウミネコとシギ・チドリが終結している場所があった。
メンバーはオオソリハシシギとチュウシャクシギ、そしてミユビシギ約80羽の群れ。
やがて徐々に潮が引き、ぽつぽつと干潟が現れ、シギ・チドリが集まり始めた。
その中に、いつもの常連シギとは違和感があるシギが目に付いた。
ずんぐりしたシギで上面の模様を見て思わず、コオバシギ幼鳥!と叫んでしまった。
今季、三番瀬では待望の初認である。
上面の特有の模様が朝日に照らされてハッキリと美しく見えた。
先日もコオバシギの幼鳥を九十九里で見たばかりだが、何度見ても嬉しいものだ。
しばしコオバシギを堪能した後の次の関心事は、似て非なるオバシギとのツーショット比較撮影だ。
そばにオバシギ幼鳥が3羽いたので、容易に撮影できたのが下の画像。
本日の主役となったコオバシギは1羽のオバシギが気に入ったらしく、採食行動したり、ちょっかいを出したり、周囲を飛翔したりとその密着マークぶりが微笑ましかった。
後ろ姿は何を語る? 左からダイゼン、ミヤコドリ、オバシギ、コオバシギ、2羽のキョウジョシギ
本日はコオバシギが注目されたが、相変わらずダイゼン達の様々な換羽の装いは見ていて楽しかった。
早朝の静かな三番瀬でしばらく観察したかったが、前回会えなかったサルハマシギを探すべく、次の目的地・九十九里浜へ移動した。
見聞きした野鳥(観察順)
ウミネコ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、ミヤコドリ、ミユビシギ、コオバシギ、キョウジョシギ、ダイゼン、メダイチドリ、ダイサギ、カワウ、ソリハシシギ 計12種