探鳥記 2020.9.4 三番瀬 8:00~9:00 晴れ

本日もシギ・チドリを求めて千葉県の三番瀬⇒九十九里浜コース。

三番瀬到着時、潮は満ちており、かろうじて波打ち際の一か所にウミネコシギ・チドリが終結している場所があった。

メンバーはオオソリハシシギチュウシャクシギ、そしてミユビシギ約80羽の群れ。


干潟が出るのを待つミユビシギ

やがて徐々に潮が引き、ぽつぽつと干潟が現れ、シギ・チドリが集まり始めた。

その中に、いつもの常連シギとは違和感があるシギが目に付いた。

ずんぐりしたシギで上面の模様を見て思わず、コオバシギ幼鳥!と叫んでしまった。

今季、三番瀬では待望の初認である。

上面の特有の模様が朝日に照らされてハッキリと美しく見えた。


干潟へ向かうコオバシギ幼鳥

先日もコオバシギの幼鳥を九十九里で見たばかりだが、何度見ても嬉しいものだ。

しばしコオバシギを堪能した後の次の関心事は、似て非なるオバシギとのツーショット比較撮影だ。

そばにオバシギ幼鳥が3羽いたので、容易に撮影できたのが下の画像。


左)オバシギ幼鳥 右)コオバシギ幼鳥 

本日の主役となったコオバシギは1羽のオバシギが気に入ったらしく採食行動したり、ちょっかいを出したり、周囲を飛翔したりとその密着マークぶりが微笑ましかった。


後ろ姿は何を語る? 左からダイゼンミヤコドリオバシギコオバシギ、2羽のキョウジョシギ

本日はコオバシギが注目されたが、相変わらずダイゼン達の様々な換羽の装いは見ていて楽しかった。


ダイゼン成鳥 夏羽から冬羽へ換羽中の個体

早朝の静かな三番瀬でしばらく観察したかったが、前回会えなかったサルハマシギを探すべく、次の目的地・九十九里浜へ移動した。

見聞きした野鳥(観察順)

ウミネコ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、ミヤコドリ、ミユビシギ、コオバシギ、キョウジョシギ、ダイゼン、メダイチドリ、ダイサギ、カワウ、ソリハシシギ 計12種

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