探鳥記 2019.6.14~16 宮古島⑧ 最終日 5:30~14:45 晴れ

もう最終日。

昨日まで主要探鳥地を押さえたので、本日は見逃した鳥、もう一度見たい鳥を重点的に探鳥することにした。

野鳥が活発に動く早朝のゴールデンタイムにどこで探鳥するか?

悩ましいところだが、ミフウズラを再び観察したいので、3日連続で初日に観察したポイントに向かった。

城辺地区 5:30~6:20

夜明け前だが、周囲は観察可能な明るさとなっているので探索を開始。

出逢いを期待したが、やはり今回もこの畑では見つからず(一週間後に鳥仲間の御夫婦が探鳥した際には無事この畑でミフウズラを観察できたとのこと!)。

そこで探索範囲を周辺に広げると、畑や道路を横切るシロハラクイナを観察することができた。

※最後に宮古島の違う場所で撮影したヒナの動画あり

別の畑を見ると、2羽のツバメチドリが地面で採餌中。

ツバメチドリは畑だけでなく上空も何羽も飛び回っており、さすが宮古島は繁殖地だけに密度が濃い。


珍しく?道路にたたずんでいた姿もいい!

遠くの草原ではクロハラアジサシの小群が低空飛行して食べ物を探している。

その数10羽!

地元神奈川ではツバメチドリクロハラアジサシも渡り鳥のため、こんなに多くの個体をじっくり観察できないので、不思議な光景であった。


宮古島の日の出

ミフウズラは残念だが、本日タイミングよく他の場所で見られることを祈って、次の目的地、すぐそばの大嶽城址公園へ。

見聞きした野鳥(観察順)

ヒヨドリ
アカショウビン
セッカ
ツバメチドリ
シロハラクイナ
ハシブトガラス
クロハラアジサシ10

計7種

大嶽城址公園 6:25~7:30

ここではキンバトアカショウビンサンコウチョウの撮影が目的。

特にアカショウビンは是非とも撮影したい!

宮古島はアカショウビンが多いので観察しやすいとの評判であったが、初日にここでアカショウビンを観察した以外、声は聞けども姿を観察できていない。

さきほどの畑にいた時もアカショウビンの鳴き声が遠くから聞こえていたほどだ。

駐車場から城址公園の展望台へ向かうコースとして薄暗い森を通り抜けるのを選択する。

サンコウチョウに出会えそうな雰囲気があるためだったが、行く手を遮ったのは連続するクモの巣であった。

あまりの巣の多さにあえなく撤退して再び駐車場へ。

しかし、撤退したおかげ?で我々の上空を横切るキンバトや駐車場奥の樹上に止まるアカショウビンを観察することができた。

どちらも撮影できなかったのは残念だが、まだチャンスはあるはず。

再び今度は舗装された道で展望台へ。

宮古島を一望できる展望台はサシバの渡り時の調査地でもある。

たくさんのサシバが上空を舞い、通過する光景をしばし想像。

渡り時に再訪したいものだ。

ふと、山の斜面を見るとズアカアオバトが休憩中。

当初の目的は達成されなかったが、次の目的地の南部の海岸エリアへ移動。

当初、渡りの時期におススメの探鳥地なのでパスしていたが、再訪時の下見を兼ねて行くことにした。

見聞きした野鳥(観察順)

イソヒヨドリ
セッカ
キジバト
キンバト
アカショウビン
ヒヨドリ
リュウキュウサンショウクイ
ズアカアオバト

計8種

南部海岸線 7:45~8:30

シギラリゾート〜ドイツ村〜入江湾〜来間島を海岸のアジサシ類を探索をしながら移動。

シギラリゾートからドイツ村周辺はどこで探鳥してよいか分からず、そのまま海岸線を西進した。

来間島へ渡る橋の周辺は鳥がいそうな雰囲気なので、しばし探鳥。

電線にはリュウキュウツバメの姿を発見。


成鳥に比べて額や喉の赤みが薄いのでリュウキュウツバメ幼鳥と思われる

来間島ではシロハラクイナの親子連れを観察できた。

成鳥と違い、全身黒いもふもふしたヒナ達は可愛かったですな~。(先のシロハラクイナ動画の最後に登場)。

来間島から宮古島に戻ると直ぐそばには与那覇湾。

しかし、満潮時間に近いので探鳥を回避することにした。

次はどこにい行こうか?

なんとなく南部エリアはフワッと探鳥してしまって、緊張感がなくなってしまった。

そこでギアチェンジで当初の目的・アカショウビンの撮影を完遂すべく大野山林に急行!

続きは次回。

見聞きした野鳥(観察順)

イソヒヨドリ
ヒヨドリ
スズメ
クロサギ
リュウキュウツバメ
シロハラクイナ
セッカ

計7種

 

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