探鳥記 2019.3.10 石垣島⑦ 最終日 7:00~15:30 雨のち晴れ

前回からの続き。

新川周辺 9:30~9:55

初日、昨日と観察できたタカブシギが見当たらない。

渡りへ出発したのだろう。

本日は電線止まりのシロガシラを何度も観察できた。

このシロガシラ、思っていた以上に観察機会が少ないと感じた。

昨日同様に淡水池では様々なカモを観察。

次の探鳥ポイントの空港周辺へ移動。

見聞きした野鳥(観察順)

アマサギ
スズメ
シロガシラ
オサハシブトガラス
カルガモ
コガモ
シマアジ
ヒドリガモ
ハシビロガモ
オオバン
ホシハジロ
バン
アオサギ
アオアシシギ

計14種

空港周辺 10:15~12:20

まずは空港の西側から開始。

この辺りは緩やかな丘陵地帯で牧場と畑と荒地が入り混じっている感じだ。

昨日、最後の最後でカタグロトビを観察したのもこの辺りだったような、、、。

同じような風景が広がり、何度も道に迷ってしまった。

広葉樹がある緑地帯の林床で本日3個体目のズグロミゾゴイ若鳥を発見。

車内からの観察なので間近に観察・撮影することができた。

ミゾゴイと大きさも動きも同じように見える。

そばではオサハシブトガラスが採餌中。

頭部の形も体の大きさもハシボソガラス方が似ている

空港の海岸側エリアへ移動。

ここではカタグロトビを中心に探索するも見当たらず。

草原ではいつの間にかムラサキサギの成鳥と若鳥が降り立って採餌行動をしていた。


ムラサキサギ若鳥


ムラサキサギ成鳥

再び、空港西部へ。

ここではシマアカモズタカサゴモズを続けて観察。

この辺りでようやく雨が止み、晴れ間が見えるようになった。

シギチドリが恋しくなったので、大浜海岸へ移動。

途中で立ち寄ったコンビニの駐車場でシマアカモズを発見。


シマアカモズ 成鳥に比べて、目先やくちばしが黒くなく、胴体下面にうろこ模様があることから若鳥

見聞きした野鳥(観察順)

ズグロミゾゴイ
オサハシブトガラス
ウグイス
セッカ
リュウキュウメジロ
サシバ
チョウゲンボウ
イシガキヒヨドリ
リュウキュウキジバト
ミサゴ
アオサギ
ムラサキサギ
カルガモ
シマアカモズ
タカサゴモズ

計15種

大浜海岸 12:45~13:15

3日連続の大浜海岸。

石垣島に来て初めて南国の鋭い日差しを受けた。

やはり晴れている海岸は良い。

3日目にして初めてのキアシシギを発見、盛んに採餌行動をしていた。

そのそばでは白いクロサギが獲物を狙っている様子。

改めて間近で見るとコサギとは似て非なることを実感。

昨日は雨でしっかりと観察できなかったオオメダイチドリの冬羽を堪能。

時間が心配だが、ヤツガシラクロウタドリを求めて北部へ移動。

見聞きした野鳥(観察順)

キアシシギ
キョウジョシギ
メダイチドリ
ムナグロ
クロサギ
アオアシシギ
オオメダイチドリ

計7種

伊原間地区 14:00〜14:30

伊原間の草地では幸運にもクロウタドリ2羽を観察できた。

ヤツガシラは今回も観察できず、残念!

時間がないのでイソヒヨドリの朗らかな囀りを聞いて後、再び空港付近に戻った。

見聞きした野鳥(観察順)

クロウタドリ、ツグミ、イソヒヨドリ、ツバメ、計4種

空港周辺 15:00~15:30

空港へ向かう時間まで、再び周辺でカタグロトビを中心に探索を続けたが、結局会うことはできず。

なおさら昨日の走行中に発見、狩りの様子を観察できたのは幸運であった。

本日は後半にようやく雨が止み、南国の強い日差しを浴びることができた。

この3日間、ほとんど雨の中での探鳥で必ずしもイメージした探鳥通りにはならなかった。

が、おかげで雨天探鳥への耐性が付いて抵抗感がなくなり、何でも来い!の気持ちになれた。

また、石垣島の野鳥の豊富さとSea Beansさんのガイドのおかげで、悪天候の割には多種多様な野鳥を観察することができた。

今回の石垣島探鳥はこれにてお開き。

見聞きした野鳥(観察順)

ミサゴ
オサハシブトガラス
イシガキヒヨドリ
アオサギ

計4種

次回はまとめです。

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