稲敷から三番瀬へ。
シギ・チドリ探鳥は続く。
探鳥する時間は残り少ないが、貪欲に暗くなるまで探鳥しよう。
到着時、干潟は砂浜から20mくらいまでと狭い状態、遠くの海上にはスズガモの大群が見える。
大群の中に今季このエリアで確認されているビロードキンクロやクロガモもいる可能性もあるが、遠くて分からない。
肝心のシギ・チドリというとざっと干潟を見渡すも見当たらず。
仲間がようやく中央奥に伸びるネットの先端部で休む3羽のハマシギを発見。
船橋側の奥の方を探索すると3羽のオオソリハシシギを発見。
間近で観察できる船橋側に向かってオオソリハシシギにご挨拶しようと思った矢先、飛び去ってしまった。
あぁ、本日の探鳥はこれまでかな?と思いきや、ハマシギの小群が目の前にある干潟にやって来た。
しばらくハマシギの活発な採食行動を観察していると、次々と別々のハマシギの群れが降り立ってにぎやかになって来た。
気が付くとハマシギの群れの中にミユビシギの群れが入っている。
大きさがほぼ同じなので、この観察状況だと上面が暗いのがハマシギ、明るいのがミユビシギと簡単に分かる。
ミヤコドリ、ダイゼン、オバシギ、オオソリハシシギ、シロチドリ、トウネンと続々とシギ・チドリが集まって盛り上がってきた!
観察している方もワクワクしてお祭りを見ているような高揚感に包まれる。
オオソリハシシギ そろそろ南国に向かう頃かな? ここでの越冬も大歓迎!
※撮影時に園内放送が流れたので、消音動画です。オバシギ⇒ミヤコドリ⇒頭掻きトウネン⇒羽繕いダイゼン⇒オオソリハシシギ⇒一緒にいるハマシギ・オバシギ・シロチドリの順に登場
シギ・チドリは依然として活発に食事中。
※消音動画 ダイゼンが歩く度に広がる水紋が綺麗です!
シギ・チドリ観察をしばし忘れて綺麗な景色を堪能。
友達に写メをしたら、この綺麗な光景はどこ?という返信が直ぐに来たほどだ。
帰宅せずに三番瀬に寄って本当に良かった!
さすがにじっくり観察するには暗くて困難な状況になって来たので、本日はここでお開きとした。
今回のシギ・チドリ探鳥の結果であるが、稲敷は7種類(コアオアシシギ、タシギ、オジロトウネン、オオハシシギ辺りは是非とも見たかったところ)三番瀬は8種類(メダイチドリ、コオバシギは見たかったところ)の合計15種類であった。
事前の妄想探鳥した30種類の半分で苦笑いではあるが、妄想も現実も楽しい探鳥となった。
見聞きした野鳥(観察順)
ハマシギ
オオソリハシシギ
ミヤコドリ
スズガモ
ウミネコ
カワウ
ミユビシギ
ダイゼン
シロチドリ
トウネン
オバシギ
計11種