この秋、各地で渡り鳥を観察しているが、地元横浜の舞岡公園での探鳥が疎かになっている。
例年通り、9月後半からコサメビタキ、エゾビタキ、キビタキなどの小鳥が観察され、10月初旬辺りがピークだったようである。
大好きなヒタキ類に会うには遅すぎるかな?と半ば諦めつつも舞岡公園へ。
ヒタキ類の観察ポイントであるおおばな広場からスタート。
鳥の気配がなく、あえなく次の観察ポイントのもみじ休憩所付近のスロープへ。
この辺りは渡りの時期はツツドリも観察されるので、要注意である。
しばらく待機していると小鳥の姿が!
動き方がカラ類やメジロに比べて、どこか違う。
キビタキ雌であった、しかも2羽もいた。
2羽とも活発に周囲を飛び回り食事をしていた。
宮田池では2羽のコガモが睡眠中、いよいよ冬鳥の季節が始まった。
隣接するさくらなみ池では住人のカワセミは留守中であったが、代わりにバンが登場。
この時期は池の縁でヨシゴイを稀に観察するが、見当たらず。
瓜久保では期待したキビタキやエゾビタキには会えなかったが、チコちゃんには出会えた。
ちこちゃんが案山子となって登場!掲示板には黒米のチコちゃん(腹も黒いよ)
瓜久保から狐久保へは丘を越えて移動。
この時期、丘の周辺ではマミチャジナイやヒタキ類の観察例が多いが、気配がない。
狐久保では念願のエゾビタキを観察。
今年も舞岡で見ることができた、しかもノーマークのポイントなので、なおさら嬉しい。
知り合いの舞岡バーダーによると、最近はオシドリやアトリの立ち寄り、冬の舞岡の裏番長?アリスイも到着した模様。
渡り鳥のエゾビタキとキビタキを無事観察でき、また冬鳥の到来を感じることができた舞岡公園であった。
次はクロハラアジサシを見るために境川遊水地へ移動することに。
続きは次回。
見聞きした野鳥(観察順)
ヒヨドリ
シジュウカラ
キビタキ
コガモ2
バン
コゲラ
スズメ
モズ
エゾビタキ
ハシボソガラス
計10種