舞岡公園から境川遊水地へ。
前日探鳥した鳥仲間情報によると、遊水地は台風19号により本来の機能を果たして相当量の水が入り込んでいる状態で普段の探鳥はできないが、今田遊水地でクロハラアジサシを観察したとのこと。
※ちなみに境川遊水地は3つの遊水地の総称で、上流から①最近整備された藤沢市の今田遊水地②横浜市泉区の下飯田遊水地③戸塚区の西俣野遊水地からなる。
情報に従い、今田遊水地に直行して、探鳥開始。
クロハラアジサシを求めて上空と休憩しそうな場所を探索するも見当たらず。
もうどこかへ飛び去ってしまったかな?
登場を待ちながらコガモ、カイツブリ、カワセミなどを観察。
左)カイツブリ幼鳥 右)成鳥 大きさはほぼ同じ大きさですね
そろそろイカルチドリやタシギが観察され始めてもよい時期だが、水量が多くて浅瀬がないからなのか?飛来していないだけなのか?見当たらず。
しばらくすると遠くからアジサシ類の飛び方をした白っぽい鳥がこちに向かって来た。
クロハラアジサシだ!
クロハラアジサシ幼鳥 主役の登場である!
しばらく優雅な飛翔を観察していると、遊水地上をだいだい同じコースを飛んでいることが分かった。
コースを見越してカメラをセット!
一時は境川の向こう側、つまり横浜市側へ飛び去ってしまい、現場のバーダーは呆然と見送っていた。
が、横浜バーダーとしては横浜での観察記録となったので一人ニンマリ、サービスの良いクロハラアジサシであった。
クロハラアジサシは再び今田遊水地に戻ってくると、水面に突き立つパイプ上で羽繕いをし始めるなど、休憩モードへ。
この辺りで相模川河口で探鳥してる鳥仲間からハシブトアジサシの観察情報が入った。
本日は境川遊水地で探鳥を終えるつもりだったが、ハシブトアジサシがそばにいるとなれば行くしかないでしょ!
鼻息荒く相模川河口へ!
次回に続く。
見聞きした野鳥(観察順)
カルガモ
コガモ
バン
ハクセキレイ
カワセミ
クロハラアジサシ
計6種