探鳥記 2018.9.24 稲敷① 8:00~17:30 雨のち晴れ

昨年に続き、野鳥の会茨城支部の稲敷探鳥会に参加した。

開始1時間前の8時に稲敷に到着したので、開始まで周辺を探鳥することにした。

農耕地ではムナグロを想定しながら、コモンシギコバシチドリを妄想して探索。

現実はチュウサギコサギアオサギアマサギなどサギ類中心の観察であったが、約180羽のアマサギ大群に出会うことができた。


アマサギ コサギよりやや小ぶりで太い首が目立つ

蓮田では本日初めてのシギであるタカブシギの小群を観察してテンションが上がった。

9時になり浮島湿原前の駐車場から探鳥会が開始された。

まずは目の前の農耕地でムナグロの幼鳥の小群を観察。


ムナグロ幼鳥

このムナグロたち、一度目を離すと再度見つけるのに苦労するぐらい装いが地面に溶け込んでいた。

残念なことに観察中、雨が降り始めて、にわか雨と思いきや雨足がだんだん強くなり、傘をさしながらの観察は大変であった。

ムナグロ観察を終えて、蓮田が集まるエリアへ移動。

この時期なら簡単にタカブシギクサシギオジロトウネンなど見つけることができるが、見当たらない。

やっと遠くの蓮田にいるセイタカシギオグロシギを発見。

そばの水路ではアオアシシギタカブシギクサシギを観察するも、最近観察例のあるコアオアシシギアカアシシギは見つからず。

このエリアは天気が良ければ、渡り途中のショウドウツバメを観察する機会が多い場所だけに残念であった。

次に移動したポイントでは、エリマキシギがいるとの話で向かったのだが、その他にもツルシギ幼鳥、オジロトウネントウネンタカブシギウズラシギコチドリを観察。


エリマキシギ雌 2週続けて観察することができた。


ツルシギ幼鳥 今年初めての観察となり、嬉しい出会いとなった。

ようやく稲敷らしい状況になり、夢中で観察・撮影した。

11時半を過ぎた時点で更に雨足が強くなったので、ここで探鳥会は残念ながら終了となった。

探鳥会のリーダーの皆さん、車移動や想定外の雨で非常に運営が難しい状況の中、有難う御座いました!

衣類もずいぶんと雨に濡れて寒くなり、またお腹も空いたので近くのショッピングモールへ移動して、午後の探鳥に備えた。

午後の稲敷探鳥は次回に続く。

見聞きした野鳥(観察順)午前のみ

チュウサギ
コサギ
アオサギ
スズメ
タカブシギ
ヒバリ
ダイサギ
ホオジロ
ムクドリ
モズ
カワウ
キジバト
チョウゲンボウ
アマサギ
ハシブトガラス、
ムナグロ
オグロシギ
セイタカシギ
クサシギ
セグロセキレイ
アオアシシギ
ハクセキレイ
ハヤブサ
ハシボソガラス
トビ
オジロトウネン
ツルシギ
エリマキシギ雌
トウネン
コチドリ
ウズラシギ

計31種

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