前回の冒頭部を引用
本日は日本野鳥の会 神奈川支部のガンカモ調査を行った。
担当エリアは①鶴見川の支流である恩田川と②鶴見川中流域である。
①の恩田川の調査エリアは町田市と横浜市の市境でもあり県境から河口までの約7.5㎞である。
②の鶴見川中流域の調査エリアは恩田川河口から鴨居と小机の間にある新川向橋までの約3.5kmである。
③そして今回は久々に調査終了後このまま鶴見川を下って河口まで約16.3kmを走破した。
カモの調査結果 県境~河口
カルガモ 性別不明72
ヒドリガモ 雄19 雌19
マガモ 雄0 雌2
コガモ 雄92 雌148
オナガガモ 雄2 雌0
オカヨシガモ 雄17 雌5
ホシハジロ 雄31 雌4
クビワキンクロ 雌1
ハシビロガモ 雄2 雌2
キンクロハジロ 雄25 雌13
※コース外 オシドリ 雄8 雌4
※ほとんどが右岸からの観察で、両岸からの観察ではないので、死角にカモがいる場合は観察不能。
雑感
恩田川では例年に比べてヒドリガモ、マガモ、オナガガモが少なく、オカヨシガモは結局観察できませんでした。
鶴見川中流域も期待した鴨居周辺でもカモは少なかったですが、オカヨシガモは鴨居駅を過ぎた辺りから観察され始めて新横浜公園までで22羽も観察できて、当たり年でした。
見聞きした野鳥(観察順)県境~河口 ※カモを除く
キセキレイ
メジロ
ヒヨドリ
ハクセキレイ
ユリカモメ
ハシボソガラス
キジバト
ツグミ
セグロカモメ
ジョウビタキ
イソシギ
モズ
コサギ
カワセミ
カイツブリ
アオジ
スズメ
ムクドリ
ゴイサギ
コゲラ
ウグイス
シジュウカラ
エナガ
オオバン
タヒバリ
キジバト
アオサギ
カワウ
タシギ
ダイサギ
カンムリカイツブリ
ウミネコ
イソヒヨドリ
カモと合わせて44種
イカルチドリ、ハシブトガラス、トビ、バン、ノスリ、オオタカ、チョウゲンボウ、オナガ、ヒバリ、ベニマシコ、カシラダカは観察可能性があったと思います。
恩田川でのカワセミ観察ゼロは衝撃でした。例年調査中に何回も見聞きする普通種であり、横浜市内でも余程汚い川や池以外ではどこにもいるという感じの鳥なので。護岸工事の影響かカワセミの食べ物となる魚がいないのでしょう。周辺の池や河川に移動していると思われます。
また、恩田川で常連のイカルチドリを観察できなかったのも残念でした。毎回どこかで必ず観察しており、特に中山大橋周辺はポイントです。
参考資料 2014.1.18 鶴見川下り 県境~河口 10:30~16:30
カルガモ、オナガガモ、カワセミ、セグロセキレイ、キセキレイ、ハクセキレイ、カワウ、ヒドリガモ、オオバン、コガモ、マガモ、イソシギ、 アオサギ、コサギ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒヨドリ、トビ、ムクドリ、スズメ、カイツブリ、アオジ、シジュウカラ、タヒバリ、ヨシガモ、ツグミ、ジョウビタキ、アオジ、セグロカモメ、スズメ、イカルチドリ、シロハラ、オカヨシガモ、ハシビロガモ、バン、トビ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ハイタカ、イソヒヨドリ、セグロカモメ、ミミカイツブリ 計42種