美人林(びじんばやし)周辺 10:15~11:25 曇り
松之山と言えば温泉と美人林が有名。
「びじんりん」と呼んでいたが、正しくは「びじんばやし」とのこと。
今朝の探鳥会の「美人林高畑コース」ではサンコウチョウ、メボソムシクイ、サシバ等が観察されたが、私達は観察できるか?
雨が今にも降りそうな中、美人林に入る。
すぐ目の前に新緑のブナの林が見えた。
樹皮の白と新緑の緑のコントラストは綺麗だ。
晴れならば、より鮮やかな光景が広がるだろう。
林内は野鳥の気配があまりなく時々キビタキやヤブサメの声がするぐらい。
林を抜けて車道に出た辺りでイカル、シジュウカラ、サンショウクイ、ホオジロの声が聞こえてきた。
ここからは水田地帯を見ながら下の集落まで下る。
カルガモを観察したりオオヨシキリの声を聞く。
時間帯が悪いのか野鳥が少ない。朝の駐車場に向かい、今度は「キョロロの森」に行くことにする。
見聞きした野鳥(観察順)
キビタキ
ヤブサメ
イカル
シジュウカラ
サンショウクイ
ホオジロ
カワラヒワ
カルガモ
ハシブトガラス
オオヨシキリ
キセキレイ
計11種
キョロロの森 11:25~12:05 曇り
7時間ぶりに「キョロロの森」に入る。
早朝の探鳥会ではオオムシクイの姿を観察できなかったので、今回は是非とも見たい!
入口から早朝のキビタキのさえずりポイントまで野鳥の気配がない。
人林探鳥の様子からも朝よりは観察できないと思っていたが予想以上だった。
ようやくキビタキポイントで木のてっぺんにいるニュウナイスズメを発見。
更に同行メンバーが早朝と同じ場所にいるキビタキを発見。
いよいよ早朝オオムシクイの鳴き声がしたポイントにやって来た。
鳴き声も気配もない中でしばらく探索するが断念する。
ちなみにオオムシクイは日本では北海道の一部で繁殖するのみで、本州では春秋の渡りの時に観察されるだけである。
渡りの時期は5月下旬頃が多いので、早朝のオオムシクイも渡りの途中と思われる。
ここで引き返して入口へ向かう。
同行メンバーが入口付近で低い位置で枝止まりしているサンショウクイを発見。
こんな低い位置にいるのは珍しい。
最後の最後でサンショウクイを観察できて良かった!
見聞きした野鳥(観察順)
ニュウナイスズメ
キビタキ
カッコウ
サンショウクイ
計4種