探鳥会が無事終了して再度干潟に向かう。
例年、悲しいかな探鳥会終了後に盛り上がりを見せる。
そして、今回もその通りになってしまった!
干潟では、ハマシギやキョウジョシギの群れがしきりに落ち着きなく飛び回っいる。
飛翔中のキョウジョシギは、翼帯・腰・尾の白さが目立つ。
地上にいると赤褐色と黒のイメージが強いので、なおさら白が新鮮だ。
ここでいつもお世話になっている地元のバーダーからオバシギがいるとのこと。
いつの間にいたの!と久々の再会を喜んでいると、今度は淡水池でシマアジを待っていた仲間からシマアジ登場の一報が。
閉門間際に淡水池に駆け込んで、遠くにいるシマアジをなんとか観察できた。
再度干潟の舞い戻ると、またまた地元バーダーから遠くの
ハマシギの群れの中に
ソリハシシギと
ウズラシギがいるとのこと。
遠くて見ずらい状況だったが、ハッキリわかる黄色の脚と反ったくちばしのソリハシシギ。
茶色の帽子がハッキリ確認できたウズラシギ。
両者ともハマシギと同じような大きさだが、ハマシギの腹黒模様のおかげで簡単に見つかった。
だんだん潮が満ちてきて残された干潟を求めてシギチドリと共に高校側へ移動する。
ここではキョウジョシギが盛んに牡蠣殻をひっくり返して採餌中。
そばにいるメダイチドリは潮が満ちてきて大好きなゴカイが取れず休息モードへ。
一方、オオソリハシシギやチュウシャクシギは潮が満ちてきても脚やくちばしが長いので、まだまだ採餌中。
いつもなら暗くなるまで観察してチュウシャクシギの塒入りを見たり、哀愁ある鳴き声を聞くのだが、突如雲行きが怪しくなり遠くに雷が光り出した。
急いで帰り支度をして名残惜しくも谷津干潟を後にした。
見聞きした野鳥(観察順)
ダイゼン
ハマシギ
オオソリハシシギ
キョウジョシギ
コサギ
アオサギ
カワウ
チュウシャクシギ
オバシギ
シマアジ
カルガモ
ソリハシシギ
ウズラシギ
メダイチドリ
ハクセキレイ
トウネン
ウグイス
オオバン
コガモ
計19種