三番瀬から谷津干潟へ。
前日の谷津干潟のセンター情報ではシマアジがまだ滞在しており、オオメダイチドリが観察されているとのこと。
まずはシマアジがいるというセンター脇の淡水池へ。
シマアジ雄のあの白い眉斑が頭に駆け巡る。
早く見たい!
観察窓から食い入るようにシマアジを探すが見当たらない。
昨夜のうちに抜けってしまった鴨!
葦原の中に白い物が動く。
シマアジの眉斑か?いやいや、ハシビロガモでした。
抜けたものはしょうがないと勝手に言い聞かせて、干潟に向かう。
相変わらずアオサが多い。
センター前には白鷺の群れがいる。
ダイサギ、チュウサギ、コサギとそろっている。
それぞれのサギの大きさやくちばしなどの部位を比較する。
さて、これからシギチドリを探鳥するぞ!とざっと見渡すが、シギチドリがいない!
どうしたものかと右手を見るとバーダーがたくさん集まっている。
そこには久々に見るオオメダイチドリ。
まだまだオレンジ色の部分が見えず繫殖羽という感じではない。
休憩中なのか活動が鈍い。
時々周囲を見渡したり、数歩とぼとぼ歩くだけ。
不意にオオメダイチドリがしゃがみこむ。
また、ハヤブサか!勘弁!勘弁!と早合点するが、自衛隊のヘリコプターを見ての反応と分かる。
付近にメダイチドリがいるので、大きさ比較をしてみる。
脚は長く見えるが、くちばしはそれほど長くはない印象だ。
他のシギチドリも探すが見当たらない。
来週はシギチドリ探鳥会を谷津で行うため、今日のシギチドリの種類・数の状況では少し不安だ。
帰り際、駐車場の奥の森からセンダイムシクイの声を聞く。
なんか得した気分だ。
来週の探鳥会は大丈夫と言い聞かせて谷津干潟を後にする。
ハヤブサ飛ばしからどこまで持ち直しているか?三番瀬に向かう。
続きは次回。
見聞きした野鳥(観察順)
ウグイス
シジュウカラ
ヒヨドリ
コガモ
カルガモ
コサギ
ハシビロガモ
セイタカシギ
チュウサギ
ダイサギ
オオバン
ヒドリガモ
オオメダイチドリ
メダイチドリ
センダイムシクイ
計15種