諏訪湖 12:15~12:45
アルプスを見渡せる高原から諏訪湖畔へ。
湖畔からのんびりムードのカモ達を眺めると集中してオオマシコを探索した疲れが癒される。
ハクチョウの飛来はまだのようだが、餌付け慣れしたのだろうカモ達は我々の存在に気がつくとどんどん寄った来て、しまいには上陸してくるカモもいた。
マガモ雄 肩羽に旧羽が残っているので、エクリプスから繁殖羽へ移行中の個体
この辺りではオナガガモが周囲のカモに比べて多かった。
カモをのんびり観察したいのだが、諏訪湖のオオワシ、野辺山のフクロウとこの後猛禽探索が続くので切り上げる。
諏訪湖で越冬するオオワシはグルの愛称を持ち、1999年1月の初飛来から19季連続で諏訪湖で越冬しているそうで、2日前の22日に今季初めて姿をみせたそうだ。
グルが観察される湖畔のポイントに移動する。
現場でお会いした地元バーダーによると、一時間前に湖畔そばの山の斜面で確認するも裏の谷の方に飛び去ってしまい、本日の観察は厳しいとのこと。
残念ではあるが、グルとの20季目の出会いを期待して次の目的地・野辺山高原に向かった。
見聞きした野鳥(観察順)
カルガモ
オナガガモ
キンクロハジロ
カワアイサ
ミコアイサ
ヒドリガモ
オオバン
トビ
ハシボソガラス
ダイサギ
カイツブリ
ハクセキレイ
計12種
野辺山高原 14:30~16:45
野辺山高原の牧場付近に到着。
この荒涼とした雰囲気の中でフクロウの探索を開始。
この画像のような風景を見ながら、フクロウがひっそりとこちらを警戒しながらじっと枝に止まっているイメージで探鳥する。
八ヶ岳が目の前に見えるまで奥へと進むもフクロウは発見できず。
しかし、ノスリが何回も現れてくれて車内を和ましてくれた。
日没近くなって時間がない。
森でのフクロウ探索から農耕地や荒廃地でのコミミズクや冬の小鳥探索に切り換えることにした。
場所や観察対象を変えても、この日の野辺山高原は野鳥の気配が少なく探鳥に苦労した。
そんな中で森の奥にいるヒレンジャクの小群を発見したのが一番の盛り上がりだった。
こういう時もあるとあると言い聞かせて、八ヶ岳山麓を後にした。
イスカ・オオマシコを観察でき、帰りの中央高速道も気持ち悪いぐらい空いていて良い一日となった。
見聞きした野鳥(観察順)
ツグミ
ノスリ
ハシボソガラス
ヒレンジャク
カワラヒワ
コゲラ
ヤマガラ
計7種