今回は境川遊水地で撮影した横浜越冬ヨシゴイです。
横浜越冬?だから何?ということなかれ。
通常ヨシゴイは夏鳥として日本に渡来して繁殖活動をして、フィリピンやインドネシアなど南国(日本の南部で越冬する個体もいる)で越冬します。
ですからヨシゴイが越冬しかも横浜でするのは珍しいケースなのです。
以前、12月の上旬に新横浜公園で観察したことがあります。
その時はずいぶん南に帰るのが遅い個体だなぁと思っていただけでしたが、あの個体も越冬していたのかも知れませんね。
今回の観察時の印象は、あれ?こんなに小さかったっけ?でした。
上面にも下面にも太い黒褐色の縦斑があり、また頭上が黒っぽいので雄幼鳥の繁殖羽への移行中の個体と思います。
じっとして動かないと見失うこともありました。
またゆっくり動くだけでなく時折素早く動くこともあり、動作を見ているだけでも面白かったです。
一部しか見えませんが3本の長い趾も注目です。
顔アップ 黄色の虹彩が「O」字です。ちなみにオオヨシゴイとリュウキュウヨシゴイは「C」字です。
※後半に0.25倍のスロー再生があります。