ミヤコドリ 2020.7.19 三番瀬

今回の特集は昨日観察したミヤコドリです。

三番瀬で越夏する群れの中にT6の足輪が付いた個体がいました。

この個体は2019年7月15日にロシアのカムチャッカ半島でヒナの状態で足輪が付けられたもので、2019年9月25日に三番瀬で確認されて以来、ここにいると思われます。以上は、認定NPO法人 行徳野鳥観察舎友の会 「すずがも通信No.240から抜粋させていただきました。

この個体が三番瀬で発見された意義は日本に飛来するミヤコドリの繁殖地が初めて確認されたことです。

更に個人的には幼鳥が繁殖地に向かわずにそのまま三番瀬で越夏したことも興味深いです。

これからの戻り渡りでミヤコドリが徐々に繁殖地から戻って来て、冬には400羽近くが三番瀬に集結し、三番瀬は日本最大の越冬地となります。

今後は三番瀬で探鳥する際はT6個体を見つけて、その行動や成長を観察したいと思います。

※以下の動画の後半には標識が見やすいように歩く様子をスロー再生があります。


 

 

 

 

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