探鳥記 2017.12.3 長井 9:30~11:15 晴れ

午後から横須賀で用事があるので、その前に三浦半島で探鳥しよう。

どこに行くか迷ったが、越冬キョウジョシギウミスズメとの出会いを期待して井に行くことにした。


快晴で海も穏やかな景色にしばしホッコリ。

冬季は目の前の磯でイソシギイソヒヨドリ、越冬中のキョウジョシギなどを観察する機会が多いのだが、今日は見当たらない。

沖を見るとハジロカイツブリが1羽ポツンと浮いているだけでウミスズメオオハムなどの姿はない。

いない、いない、お目当てがいない!

湾内に目を向けると長井の冬の主役?のウミアイサの群れを発見!

じっくり観察するとウミアイサ7羽の群れが潜水して採餌行動を繰り返していた。
動画

 1羽が潜水すると次々と潜水するのが見ていて面白い。

先日酒匂川でカワアイサをたくさん観察したので両方の比較をするなど観察を楽しんだ。

対岸の佐島方面を望む

再び磯に目を向けて、目的の1つである越冬キョウジョシギを探すも見つからず。

岩陰に隠れて見えないことも多いので、時間を空けたつもりだったが、、、。

隣接する富浦公園そばの海岸に移動する。

岸から10mくらいのところに砂地が現れており、そこにオオセグロカモメセグロカモメウミネコユリカモメカルガモマガモなどが50羽ぐらいだろうか集まっていた。

ゆっくり距離を詰めながら観察・撮影を開始。

特にオオセグロカモメセグロカモメの背中の色合いの違い、これらとウミネコユリカモメの大きさの違いを確認した。

おそらく引き潮に現れた場所と推定するが、シギチドリの渡りの時期も何かが観察できるかも。


オオセグロカモメ成鳥冬羽


左からマガモの雄と雌

一方が体の向きを変えると一方がそれに合わせて向きを変えるなど、既にペアになっているのか良い雰囲気。

撤収時間も近づいて来たので、そろそろお開きにしようと思っていたら、最後の最後で目の前をカワセミが通り過ぎたり、沖合をミサゴが悠然と飛ぶ姿を観察でき、気持ち良く探鳥を終えることができた。

見聞きした野鳥(観察順)

ユリカモメ
カワウ
アオサギ
セグロカモメ
ウミアイサ7
ウミネコ
イソヒヨドリ
マガモ
ハジロカイツブリ
ヒドリガモ
オオセグロカモメ
カンムリカイツブリ
ミサゴ
カワセミ

計14種

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