先週から日本初記録のカオグロアメリカムシクイが涸沼で観察されている話は聞いていた。
なぜか気乗りしないまま時が過ぎたのだが、前日に野鳥の大先輩から誘われて決断!
涸沼の向かった。
横浜を7時に出発。
途中で休憩した友部SAではツバメのペアが飛び回っていた。
ツバメは営巣場所と決めているのだろう場所に何度も来ては小休止して飛び立つ行動を繰り返していた。
本当に適した場所なのか用心深く確認しているのかなぁ。
9時半に涸沼の西岸に無事到着。
最近カオグロアメリカムシクイが観察されている場所は西岸のあし原付近。
すでに堤防の上には何十人ものバーダーがいた。
本日は8時半過ぎに観察できたそうだ。
まだ飛び去っていないという安堵と観察したかった口惜しさ半分といったところ。
観察された方からの話によるとカオグロアメリカムシクイは、①声はウグイスの地鳴きに似ていること、②すばやい動きと草むらの中にいることが多いので、非常に観察しづらいとのこと。
探鳥条件を頭に入れて探索開始。
カオグロアメリカムシクイがこのエリアにいると思って探すのと漠然と探すのとでは集中力の度合いが違う。
何度も何度も食い入るように見続けるが、現れない。
集中する分、疲れも溜まってくる。
もともと同じところにじっとしていられない性格なので、2時間が過ぎて限界を迎えた。
カオグロアメリカムシクイは夕方の時間帯の方が観察されやすいと聞いていたので、作戦変更。
気分転換に違う場所で探鳥した後に再挑戦しよう。
前回、2015年2月1日の涸沼探鳥の際は那珂川河口やその周辺にも立ち寄り、クロガモやシノリガモなど冬の海鳥観察を楽しんだ。
冬鳥が残っているか心配だが、今回もそのエリアに行こう。
途中、涸沼の南岸にある大網公園に寄った。
前回涸沼探鳥時に来た場所だ。
冬のオオワシの観察場所として適所である。
堤防に上がって涸沼を見る。
ポツンとカモメが2羽浮かんでいるだけで水鳥が何もいない!
この分だと那珂川河口も冬の水鳥がいないのでは?と不安がよぎる。
いざ那珂川河口へ!
次回に続く。
見聞きした野鳥(観察順)
キジ
ヒバリ
ハシボソガラス
オオバン
ウグイス
トビ
マガモ
ツグミ
オオジュリン
ジョウビタキ
カモメ
計11種