今回から4回続けて先月の出水探鳥でのツル特集です。
まずはマナヅルです。
漢字では真鶴です。真鴨、真雁と同様に真が付くので、まことの、本当の、本質のという意味合いでツルらしいツルという感じでしょうか。
出水市ツル博物館クレインパークいずみの最新の調査によれば、今シーズンのマナヅルの飛来数は434羽でナベヅルの14907羽に次いで2番目です。
マナヅルの生息数は世界で約6500羽程度で例年半数近くが出水で越冬するそうです。
ということは3000~4000羽近くは飛来しているはずなのに今年は434羽?少なすぎないか!
例年の9分の1しかいない!と何度もHPなどで確認してしまいました。
今年だけ越冬地が変わっただけなら問題ないですが、鳥インフルエンザなどで大量死していないか心配ですね。
この冬はナベヅルの3%の飛来数ではありますが、当日現場ではマナヅルがもっと多くいたよう見えました。
これは、たまたまマナヅルの多くいたところに出くわしたというよりは全長127㎝のマナヅルが全長100㎝のナベヅルより大きいのと目の周囲の赤い丸模様が目立っていたということでしょう。
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