「ホシムクドリ」カテゴリーアーカイブ

野鳥 ホシムクドリ② 採食行動 2016.11.6 稲敷

前回の流れで昨年撮影したホシムクドリを掲載します。

数十羽のタゲリの群れが刈りが終わった田んぼで採餌しているのを発見、車中からじっくり観察・撮影していました(※後日このタゲリの様子も掲載します)。

しばらくすると、同行者が畦付近で採餌中のホシムクドリを発見しました。

ホシムクドリは遠目からだと暗色で目立たず、太陽光線を浴びたメタリックな体色をイメージしていると、意外と見つけにくいと思いました。

ホシムクドリは、タゲリが上空を舞うと一緒になって舞うなど共に行動している感じでした。


斜面の土砂を崩しながらエサを探しています。

その時の様子です。


水の張った田んぼの中でも暗色の体色のため意外と目立ちません。


頭部は細かい白斑がたくさんあるので白っぽく見えます。


この田んぼには2羽いました。

田んぼ内の様子です。※飛び出しスロー再生あり

タゲリホシムクドリ、共に光沢のある綺麗な野鳥を同時に観察できて良かったです。

野鳥 ホシムクドリ① 2017.11.5 平塚新港

今回は2017.11.5に平塚新港で偶然観察したホシムクドリです。

観察時の様子は探鳥記に記載しましたが、やはり偶然の出会いは嬉しいものです。

後から聞いた話によると、このホシムクドリは11月1日に初認されていたそうで、同一個体とすれば5日間は滞在していたことになります。

ホシムクドリの英名はCommon Starlingであり、普通に見ることができるムクドリといった意味合いでしょうか。

ヨーロッパでは普通に観察できるそうで、日本ではムクドリと同じ感覚でしょうか。

日本では少ない冬鳥として九州や西南諸島では観察される機会は多いですが、神奈川県では非常に稀な冬鳥です。

以下の3枚は平塚新港での撮影です。

太陽光線を浴びるとメタリックな輝きが際立って非常に映えます!


体下面の深緑色の光沢が美しいですね!


後頭部の紫色の光沢も美しいですね!


肩羽の青緑色の光沢も美しいですね!

 

参考画像

以下の画像でムクドリとの大きさを比べて見て下さい。

ホシムクドリ21cm、ムクドリ24cmです。参考までにコムクドリ19cmです。

ムクドリに比べてホシムクドリはやや小さく、フィールドでも違いを実感できるでしょう。

西日を受けたホシムクドリは先の3枚の画像と比べると別種と思えてしまうほど地味に見えますね。


右端。2015.11.28 稲敷