出水ツルシリーズ第2弾はナベツルです。
ナベツルの世界中の生息数はウィキペディアでは約1万羽、環境省九州地方環境事務所発行のパンフレットには約1万2千羽とありますが、最新の現地調査では14907羽となっていますので、生息数が上方修正されましたね。
ただ、出水への越冬数が増えたということは、出水と並ぶもう一つの主要な越冬地である中国のボーヤン湖の越冬環境が悪化して出水に流れて来たのでは?という悪い話を示唆しているかもしれません。
単に保護等の成果で生息数が増加したのであれば良いのですが。
動画① ナベヅルの大群
手前のツルはほとんどナベヅルです。
動画② 幼鳥登場
同じ成鳥でも額から頭頂にかけての模様が異なっていますね。
画像の中には皮膚が裸出して頭頂が赤い個体、額が黒い個体でも目より後方にある個体とない個体がいます。
この違いについては主要な図鑑には記載されていないので分かりませんが、雄雌や若鳥成鳥の違いなのでしょう。
ハシボソガラスとの大きさ比べ。意義のある比較ではありませんが、大きいですね。