「トモエガモ」カテゴリーアーカイブ

トモエガモ雄 2021.2.7 恩田川

今回の特集は恩田川に登場したトモエガモです。

この個体は脇の部分に褐色の羽根が残っているので、まだ繁殖羽へ換羽中です。

しかもその形状は、成鳥の特徴である丸みのある形ではなく、幼鳥の特徴である先が尖るV字の形です。

つまりこの個体の状況は幼鳥から第1回繁殖羽へ換羽中といえます。


上方に尖った羽根が連なっています。


お約束の巴模様の頭部


ユーモラスな正面顔


左)トモエガモ雄 右2羽)コガモ雌 コガモより大きいのが分かりますね。(全長:トモエガモ40cm・コガモ38cm)


上の拡大画像 脇羽根の形状に注目!

最後に動画をどうぞ。

 

トモエガモ雄 2020.11.19 横浜市 金沢自然公園

今回の特集は横浜トモエガモです。

トモエガモは横浜市はもちろん神奈川県でも観察する機会がとても少ないカモです。

なので、先輩バーダーの方からの一報に喜び勇んでの現地入りとなりました。

数日間の短い滞在となりましたが、間近での観察・撮影ができて幸運でした。

この個体は雄の成鳥で、エクリプスから繁殖羽へ換羽中の状態です。


繁殖羽に成り切っていませんが、それでも綺麗な装いでした


脇には褐色のエクリプス(非繁殖羽)が残っています。長く下に垂れた肩羽は東海道線カラーで本当に綺麗ですね。

正面顔はカモの中で一番可愛いかも!


上空警戒中


ここに残るべきか?去るべきか?


美しい肩羽をしばし堪能、、、。繁殖羽の特徴である胸辺りにある白い線(薄ピンク色と灰色の境界線部分)がまだ不鮮明です。


気持ちよさそうに頭掻き中 

トモエガモ雄 2020.3.12 見沼公園

今回の特集は見沼公園で出会ったトモエガモ雄です。

何度もトモエガモ雄を観察してきましたが、距離が遠かったり夕方で暗かったりの観察だけでした。

今回はようやく間近であの巴模様の顔を見ることができました!

到着時、トモエガモは顔を隠して眠っていました、、、。

このまま眠り続けてしまって巴模様が見ることができずに帰ることになるのか?心配しましたが、後頭部をじっくり観察することができました。


 Xの白文字模様も裏の顔として今後はPRしてもらいたいポイント!

そして、いよいよ巴模様の顔とご対面!


とりあえず顔アップ!


正面顔はこれまた見てるようで見ていないので新鮮です。


横から見ると胴体前方と後方に白い縦斑があります。遠くからの観察や夕方の観察時では巴模様の顔より2本の白いラインが目立ちますし、識別に有効です。


胸の色模様も地味に綺麗です。


肝心の翼の色模様が不鮮明ですが、ご参考までに。

※冒頭にお約束の頭掻きも少しだけ登場します。