今回の特集は恩田川に登場したトモエガモです。
この個体は脇の部分に褐色の羽根が残っているので、まだ繁殖羽へ換羽中です。
しかもその形状は、成鳥の特徴である丸みのある形ではなく、幼鳥の特徴である先が尖るV字の形です。
つまりこの個体の状況は幼鳥から第1回繁殖羽へ換羽中といえます。
左)トモエガモ雄 右2羽)コガモ雌 コガモより大きいのが分かりますね。(全長:トモエガモ40cm・コガモ38cm)
最後に動画をどうぞ。
今回の特集は見沼公園で出会ったトモエガモ雄です。
何度もトモエガモ雄を観察してきましたが、距離が遠かったり夕方で暗かったりの観察だけでした。
今回はようやく間近であの巴模様の顔を見ることができました!
到着時、トモエガモは顔を隠して眠っていました、、、。
このまま眠り続けてしまって巴模様が見ることができずに帰ることになるのか?心配しましたが、後頭部をじっくり観察することができました。
Xの白文字模様も裏の顔として今後はPRしてもらいたいポイント!
そして、いよいよ巴模様の顔とご対面!
横から見ると胴体前方と後方に白い縦斑があります。遠くからの観察や夕方の観察時では巴模様の顔より2本の白いラインが目立ちますし、識別に有効です。
※冒頭にお約束の頭掻きも少しだけ登場します。