今回は四季の森で撮影したコゲラの雄です。
エナガとシジュウカラの混群の中にいました。
コゲラの雄には頭部後方に赤い斑点がありますが、普段は隠れて見えないことが多いです。
今回の個体は今まで観察した中で一番ハッキリと見えました。
今回は巣穴を掘削中のコゲラの動画です。
コゲラは日本で観察されるキツツキの仲間では一番体が小さく、スズメくらいの大きさです。
コゲラのくちばしは短くて小さく、またくちばしを木に打ち付ける力が弱いため、アカゲラやアオゲラのように生木を掘削して巣穴を作ることができません。
ですからコゲラは小さな力でも巣穴を開けることができる朽ちかけた枝などに営巣します。
6月初旬ですから、2回目の繁殖活動の可能性もあります。
おまけ動画