今回の特集は2シーズンぶりに横浜市で観察されたクビワキンクロ雌です。
こども自然公園(通称 大池公園)の池では毎年キンクロハジロの小群が越冬しています。
今期は毎年の常連キンクロハジロの群れと一緒に飛来したのかもしれません。
2シーズン前は新横浜公園で観察されましたが、その時よりも間近で観察・撮影することができました。
首が長くて後頭部は平らなので、キンクロハジロの群れの中にいても目立ちました。
後方の2羽はキンクロハジロの雌 首から上の形の違いが分かります。
最後に動画をどうぞ!
今回はこの冬大いに盛り上げてくれたクビワキンクロ雌の特集です。
いよいよ夏鳥シーズン到来!でのカモ特集ですが、来シーズンに掲載するのは更に陳腐化してしまうので、今回を最後に〆たいと思います。
この際ですから1月20日の新横浜公園での様子も合わせて掲載します。
クビワキンクロは北アメリカ北部で繁殖し、北アメリカ中部・南部や中央アメリカ周辺で越冬します。
ですから、今回のクビワキンクロの飛来は、本来の生活圏から離れたいわゆる迷鳥として日本に渡って来た珍しいケースです。
ちなみにこの個体は横浜・町田間という狭いエリアで移動していたことと特に体に差がある部位は見当たらないので、同一個体と考えています。
この画像と下の動画を見て、腹に細かな斑があるので、雌の第1回冬羽と考えています。
動画