今回の特集は今から2年前みなとみらい地区の臨港パークで観察したカラムクドリ雌です。
1月中旬のガンカモ調査中に偶然発見され、私が最後に観察した2月28日までは滞在していました。
発見の一報を耳にした時は非常に驚きました、というのもカラムクドリの飛来は九州や南西諸島ならともかく関東地方では非常に珍しいからです。
しかも横浜みなとみらい地区!
このカラムクドリ、ムクドリと一緒に行動していることが多かったので、おそらくムクドリの群れに混じって飛来したのではないでしょうか。
2年前のカラムクドリ観察以後は、ムクドリの群れを見つけると珍しいムクドリがいると思って探すようになりました。
横浜のみなとみらい地区で観察されたのなら、もはやどこにでもいる可能性はあります。
今回のみなとみらい地区の探鳥も2年ぶりにカラムクドリと会えるイメージで探索しました。
ちなみに、この冬はカラムクドリ雄が谷津干潟でしばらく観察されていましたね。
以下は2016.2.13に臨港パークで撮影したものです。
動画 ※3つの場面を合わせています。最後に飛び出しスロー映像付きです。
カラムクドリの全長は19㎝でコムクドリと同じ大きさです。
最初の場面から分かるように全長24㎝のムクドリに比べて、一回り小さい感じに見えました。
飛び出し画像を付けたのは、有名な図鑑には雌の飛翔している姿の記載がないので、見づらいですが添付しました。