「エナガ」カテゴリーアーカイブ

エナガ 2021.2.5 円海山周辺

今回の特集は大きいイモムシを捕まえたエナガの様子です。

眼の前の樹木にエナガの群れがやってきたので、ニヤニヤ観察ていると大きなイモムシを捕まえたエナガを発見。

エナガの小さいくちばし(長さは7~8mm)に不釣り合いなぐらいの大きいサイズでした。

カワセミのようにイモムシを枝に打ち付けて動かなくなってから飲み込んでいました。


今回の主役


大物捕まえました!これから仕留めます。


打ち込み1回目  頭でなく体全体を使って打ち付けます。尾の曲がり具合から捻りと強さが伝わってきます。


まだ足りん!


打ち込み2回目  今度は逆回転で。


どう?


もう一丁いく?


打ち込み3回目  今度は真っすぐ下へ。


よし!食べごろ!


肝心の飲み込む姿は後ろを向いて撮影できず、、、意地悪(笑)。

エナガ 巣材集め 2020.2.29 円海山

今回の特集はエナガの巣材集めです。

忙しなく動き回ることが多いエナガちゃん、写真撮影するのも大変ですが、動画撮影は更にキツイです。

今回もエナガが登場したものの当初は動画撮影を諦めて観察・写真撮影に翻弄されていました。

が、途中から動きまわらずに1箇所で執拗に何か生き物を捕食している様子。

数秒でも動画を撮りたかったので、急いで捕食行動を撮影開始、案の定数秒で飛び去ってしまった、、、。

帰宅して動画を見返すと捕食行動ではなくクモの糸を引っ張っては口元に貯め込んでいる行動でした。

繁殖期に入り、巣作りためにクモの糸を収集しているのでしょう。

まずは画像から。動画を見てから画像を見返すと糸が写っていました。

拡大画像

次は口元に注目!

別画像 糸が絡んでなければ、黒いくちばしがハッキリと見えるはず。

今度は動画で確認しましょう!※後半にスロー再生あります。

思わぬ撮影内容にビックリ!

これだから動画撮影は止められないですね。

 

 

 

 

 

 

 

エナガの水浴び 2018.1.6 井頭公園

今回はエナガ特集です。

エナガといえば私の知り合いの女性達の間で最も人気のある鳥と言えるでしょう。

特に北海道で生息するシマエナガ(エナガの亜種で頭部が真っ白です)は写真集がマスコミに紹介された影響でブームを呼び、野鳥にさほど興味のない知り合いからも「シマエナガちゃんはカワイイね!」と声を掛けられます。

今回は残念?ながらシマエナガではなくエナガですが、エナガももちろんカワイイですね。

エナガの全長は13.5㎝ですが、尾の長さを含めた数値ですので尾を除く胴体は全長の半分ぐらいです。

ですから数値以上に小さく見え、大きさと形の簡単なイメージは、ピンポン玉に長い尾が付いている感じでしょうか。

体重は約8gで非常に軽く、シジュウカラが約14gですから半分以下ですね。

エナガはカワイイので観察も撮影もじっくりしたいのですが、活発に動き回るので撮影はもちろん双眼鏡でじっくり観察するのも大変です。

また警戒心が強いのか目線より上に降りてこないような気がして、いつも見上げて機敏な動きに右往左往しています。

地上に降りて来るのは水浴びや水飲みの時ぐらいでしょうか。⇒後で水浴び動画あります。

もちろん尾が長いのが最大の特徴ですが、頭部に占めるくちばしの短さもすごく気になります。

上の画像のように横向きだと短さが際立つと思います。

あの短いくちばしで虫などを逃がすことなく捕まえるには素早く捕食する能力が必要と思われますが、体重がわずか約8gですから身軽な動きでカバーできているのでしょう。

エナガは様々な鳴き声を持っていますが、フィールドでエナガと直ぐに分かる声は「ジュルルル、ジュルルル」だと思います。

私はこの声を頼りにエナガの存在に気がつくことが多いので、マスターしておくと発見に必ずや役に立つと思います。

長い尾、短いくちばしの他に背中や下尾筒の薄いブドウ色も気になります。

最後に水浴びの動画です

エナガの群れが池の水際の低木にやってきました。目線より下でしかも間近の撮影は珍しいので、喜び急いで撮影開始。案の定、エナガの速い動きを追うのがやっと。だんだん下に降りてきて水浴びをし始めた。ラッキー!水浴びシーンが撮れると喜んでいると次から次へとエナガが入れ代わり水浴びにやって来るではないですか!これはエナガを追う苦労をせずに定点カメラ状態での撮影した時の動画です。