「横浜探鳥記」カテゴリーアーカイブ

探鳥記 2021.5.25 平潟湾 10:00~10:30 晴

5月の下旬となり、すでに北の繁殖地へ旅立ってしまっただろうシギ・チドリ達の不在を確かめに行く目的で平潟湾へ。

わざわざ不在を確かめるという終認(⇔初認)作業は寂しいが、大事な記録でもある。

いないと思って当地へ着くと、遠くから「ピュイー」というキアシシギの声が!

終認目的は吹き飛んだが、また会えて良かった。

声を求めて野島水路の方に移動すると、2羽のキアシシギがこちらに飛んできた。

1羽が目の前の水際に着地して、早速採食行動を開始。

道路工事の建設が決まり、来年この場所が現状維持されているか分からない。

この風景は見納めかもしれないと思うと寂しい気持ちでキアシシギを観察しつつ、繁殖地への無事の飛行を祈るのであった。

動画 ※カニを捕食しています

見聞きした野鳥(観察順)

キアシシギ2、アオサギ、ツバメ 計3種

探鳥記 2021.5.8 柏尾川(戸塚駅~金井遊水地~大船駅)16:10~17:50 晴

3月31日以来の探鳥。

前回は夏鳥として飛来したコチドリを6羽も確認できた。

ここで繁殖するのか?かれらのその後が気になるところ。

戸塚駅から金井遊水地までの柏尾川はさすがに冬鳥の姿はなかった。

金井遊水地手前の水道局付近でチョウゲンボウを観察。

金井遊水地に入ると枯草模様から緑色に風景が一変していて新鮮な気持ちになった。

遠くからセッカオオヨシキリの声が早速聞こえて来た。

今年もここで繁殖するのだろう。

本日の主役はカイツブリ達。

盛んに鳴き交わしたり、営巣作業をしていた。

バン

営巣作業中の動画
運んできた巣材の形や長さを見て、あれこれ適切な配置を考えて巣に仕上げていくのは大変な作業だろう。

関心事のコチドリであるが、草が生えた水辺で探すのは大変であったが、なんとか一羽を確認。

1羽目のコチドリ

昨年は付近でイカルチドリが繁活動を行っていたが、その場所も工事中となり、姿は確認できず。

金井遊水地を出て、柏尾川に戻る辺りで2羽目のコチドリを発見!

2羽目のコチドリ

そろそろ暗くなってきたので、双眼鏡をしまおうとしたところ、いまだ滞在中のコガモマガモを発見。

すでに5月なのに居心地が良いのだろうか。

マガモ雌 

ここで更に3羽目のコチドリを発見。


3羽目のコチドリ

大船駅が近づいてきた。

最後に観察したのは1羽のオオバン

こちらも冬の間は見慣れた水鳥であったが、そろそろ見納めだと思うと普段よりじっくり観察していた。

見聞きした野鳥(観察順)

スズメ、カルガモ、ツバメ、ハクセキレイ、チョウゲンボウ、カワウ、ムクドリ、ウグイス、セッカ、オオヨシキリ、ダイサギ、イソヒヨドリ、カワラヒワ、カイツブリ、ヒバリ、バン、コチドリ3、カワセミ、ハシボソガラス、イソシギ、コガモ、マガモ、オオバン 計24種

探鳥記 2021.5.6 平潟湾 10:50~11:30 晴

ベイサイドマリーナから平潟湾へ。

GW終盤となり、平潟湾のシギチドリメダイチドリハマシギからキアシシギへ主役が移行する時期である。

今季はここでメダイチドリハマシギをいまだ観察していないので、スッキリしない。

現地に到着すると潮が満ち始めた頃合い。

満潮時にシギ・チドリ達が集まる場所に行くと、メダイチドリがいました!

眼が慣れてくると、周囲に次々とメダイチドリが現れるから不思議だ。

メダイチドリ

その中には2羽のハマシギもいた。

寄り添うように2羽で休憩中している姿が愛おしい。

ハマシギ

キアシシギはボートの前方に群れで休憩中。

以前は船着き場の鉄柵の上で休憩していたのだが、取り除かれて以来、ボートがお気に入りのようだ。

まだ上面の繁殖羽が綺麗な状態のキアシシギ

この日はメダイチドリ13羽、ハマシギ2羽、キアシシギ22羽がおり、主要な3種を相当数観察できて、ホッとした。

まとめ動画をどうぞ。

見聞きした野鳥(観察順)

メダイチドリ、ハマシギ、キアシシギ、スズガモ、ハクセキレイ 計6種

 

探鳥記 2021.5.6 ベイサイドマリーナ 9:30~10:20 晴

本日はシギ・チドリの動向をチェックすべく、金沢区臨海部へ。

前回の巡回からは10日ぶりの探鳥で、春渡りのシーズン中にしては時間を空け過ぎてしまった。

まずはベイサイドマリーナ。

前回キョウジョシギが25羽いた側壁付近では、本日はキョウジョ

シギ5羽とキアシシギ3羽であった。

キョウジョシギ

キアシシギ

60倍スコープで向こう岸を見ると、前回同様にチュウシャクシギを発見!

チュウシャクシギ

今回は堤防上におり、分かりやすかった。

前回から10日間ずっと滞在していたのか?それとも新たな飛来個体か?

近くには繁殖羽のヒメウが5羽おり、こちらも地味に貴重な記録である。

ヨットハーバー付近では上空を時折コアジサシツバメが飛翔していた。

コアジサシ

テトラポットではキョウジョシギを少なくとも27羽確認。

キョウジョシギ

ここで出会ったバーダーの方の話ではGW前半に100羽前後のキョウジョシギを観察したとのこと。

昨年もこの時期に八景島で100羽近くの群れを観察したので、2年連続この付近に渡り途中で立ち寄ったことになる。

恐るべし!

更に、昨年はチュウシャクシギと推察される100羽前後の群れを観察されたというトドメのお言葉をいただき、心肺停止寸前であった。

まだまだ知らないことが多くて嬉しい悲鳴である。

湾内には繁殖羽へ移行中のアカエリカイツブリが浮いており、こちらも小躍りするくらいなのだが、先の衝撃エピソードにしばし呆然と観察した。

アカエリカイツブリ

次の目的地・平潟湾へ移動。

見聞きした野鳥(観察順)

キョウジョシギ、キアシシギ、チュウシャクシギ、イソシギ、トビ、カワウ、ヒメウ、コアジサシ、イソヒヨドリ、カルガモ、アカエリカイツブリ 計11種

探鳥記 2021.4.26 平潟湾 10:00~10:30 晴

ベイサイドマリーナから平潟湾へ。

地元バーダーの方の情報ではメダイチドリハマシギが飛来しているとのこと。

先週からチェックしているが、タイミングが悪く、観察できない日々が続いている。

到着して直ぐにチュウシャクシギがそばにいるのを発見!

ここでは2年連続の飛来となったチュウシャクシギ

先程のベイサイドマリーナでの興奮が再び蘇った!

警戒心が強く、飛び去っては戻ってくるを繰り返していた。

同じ日に金沢区の別々の場所に飛来していたことになり、2羽並んでの観察より嬉しい。

幸浦沿岸など周辺部には3羽目がいるかも。

そばには今季ここでの初認となるキアシシギの姿も。

常連さんだが、毎年初認するまでは旅の無事を祈るばかりだ。

この日は3羽のキアシシギを確認。

ちなみに本日もメダイチドリハマシギには出会えなかった。

見聞きした野鳥(観察順)

チュウシャクシギ、キアシシギ、スズガモ、イソヒヨドリ、ムクドリ、アオサギ 計6種

探鳥記 2021.4.26 ベイサイドマリーナ 8:20~9:20 晴

シギ・チドリの渡りシーズンということで、金沢区臨海部の様子を見に行くことに。

まずはベイサイドマリーナ。

ここでは越冬中のキョウジョシギの動向と渡り途中のシギ・チドリの動向に注目である。

ほぼ干潮ということで、道路沿いの側壁基部付近が露呈しており、そこには予想通りキョウジョシギの群れがいた。

その数25羽で盛んに採食行動をしている。

中には側壁の高い部分にいる虫を捕るために背伸びをした格好のキョウジョシギもおり、いつ見ても興味深い。

次に対岸の防波堤をチェックすることにする。

昨年、小型のシギを複数目撃したので、今年も何かいるのではないか?いつも以上に期待を込めて注視していると、何とチュウシャクシギがいるではないか!

この時期、平潟湾では観察することはあるが、ここでは初見である。

かなり遠いが独特のくちばしはハッキリと認識できる。

周囲には20羽前後のキョウジョシギがいるのも判明。

先程の群れとこちらの群れのどちらが越冬組か渡り組か?あるいは全て渡り組か分からないが、昨年の八景島での約100羽の群れといい、やはり、このエリアは一大中継地であることは間違いないだろう。

シギ・チドリ以外では常連のミサゴ、ペアで行動していたイソヒヨドリ、地味ではあるが5羽の繁殖羽のヒメウがいた。

興奮を抑えて、次の目的地。平潟湾へ。

まとめ動画

見聞きした野鳥(観察順)

チュウシャクシギ、キョウジョシギ、イソシギ、イソヒヨドリ、カワウ、ヒメウ、ウミネコ、ミサゴ、トビ、ツバメ、カルガモ 計11種

 

探鳥記 2021.3.31 柏尾川(大船駅~金井遊水地~戸塚駅)

本日は夏鳥として飛来したコチドリの様子と、お花見目的で柏尾川へ。

大船駅から金井遊水池付近の間ではコガモヒドリガモの小群がいまだ滞在中。


ヒドリガモ 

カワウ幼鳥 

NIKON工場付近でコチドリを発見!

元気がないのか?しゃがみ込んでいて、ちょっと心配。

コチドリ

柏尾川に隣接する金井遊水地に入る。

まず目立ったのはカイツブリ

遊水地内の広いエリアで採食行動をする姿やケンカをする姿が見られ、また甲高い声が響き渡渡っていた。

ウナギ?を捕まえたカイツブリ

ここではコチドリが2羽と3羽の2つグループで採食行動中であり、先の個体を含めて6羽を確認。

この狭いエリアで6羽もいるのは横浜市内でも一番であろう。

ちなみに昨年繁殖したイカルチドリはいまだ確認できていない。

コチドリ 青草が生え始めて、観察しにくい状況となりつつある

ここではタシギ探索も楽しみの一つ。

本日は2羽を見つけたが、そろそろ見納めである。

タシギ

周辺ではチョウゲンボウが繁殖するので、鳴き声や上空は細心に注意である。

チョウゲンボウ

金井遊水地を出て、柏尾川に再び入れば、戸塚駅まで続く遊歩道をのんびりとした気分で探鳥することになる。

この季節は土手沿いに桜並木があるので、鳥見と花見の両方を堪能できる。

満開を過ぎて散り始めの状況ではあったが、花見には十分でった。

戸塚駅へと続く柏尾川

見聞きした野鳥(観察順)

カワウ、オオバン、イソシギ、カワセミ、アオジ、ツバメ、スズメ、ヒドリガモ、カルガモ、コガモ、コチドリ、コサギ、ダイサギ、キジバト、カワラヒワ、ヒヨドリ、カイツブリ、タシギ、オカヨシガモ、バン、ムクドリ、ホオジロ、ツグミ、ハシボソガラス、タヒバリ、ハクセキレイ、チョウゲンボウ、シジュウカラ、ハシブトガラス 計29種

探鳥記 2021.3.28 ベイサイドマリーナ 13:20~14:10 曇

城ヶ島から帰宅途中に雨が止んだので、ベイサイドマリーナへ立ち寄った。

先日のスズガモの大群のその後とキョウジョシギの換羽の様子が気になったのだ。

到着して、ドキドキして湾内を見るとスズガモの大群が手前と奥の2つにいた。

帰宅後に画像分析すると、それぞれ約700羽と1000羽で約1700羽。

前回観察した約3000羽の一部か?新たな渡り組か?


中央の群れは約700羽の方で、雄雌の構成比は約4:1であった。

翌日、翌々日と早朝観察した鳥仲間によると、早朝に次々と湾内に飛来するが、数は明らかに減少(約800羽)していたとのこと。

いったい何羽のスズガモが渡り時にここに立ち寄っているのか?

入れ替わり次々と湾内に入って一時休憩しては北へ移動するパターンもあれば、何日か滞在中に夜間に付近の海上で採食して、早朝に再び湾内に戻って休憩するパターンもあるだろう。

湾内奥の防波堤にはミサゴが2羽いた。

ミサゴのペア? この時期は2羽いるとペアに見えてしまう。

キョウジョシギは本日も出会えず、残念でした。

見聞きした野鳥(観察順)

スズガモ、カワウ、ウミウ、ウミネコ、カンムリカイツブリ、ミサゴ、イソヒヨドリ、カルガモ、セグロカモメ、ユリカモメ、カワラヒワ 計11種

探鳥記 2021.3.24 ベイサイドマリーナ 10:50~11:20 晴

本日はベイサイドマリナーナへ。

前回(⇒2021.3.6探鳥記)観察したキョウジョシギの換羽状況を確認するのが目的である。

到着して、まずは湾内を探索開始。

直ぐに異変に気が付いた。

キラキラした水面が横長に伸びている。

急いで双眼鏡でチェックすると、なんとスズガモの大群であった。

キラキラの原因は太陽光線を受けた雄の白い体色であった。

このカモシーズン、ここでのスズガモの越冬個体数の減少を嘆いただけに思う光景に驚くばかりであった。

その数、約3000羽!

1月の横浜ガンカモ調査では2大越冬地の金沢臨海部や山下公園周辺部を合わせても691羽だったので、明らかに周辺での越冬組だけではないことは明らかである。

また少なくとも3月6日には八景島や野島周辺の海面にはスズガモの群れは確認できなかったので、この大群は越冬組ではなく、北への移動途中で立ち寄ったと思われる。

スズガモの大群 やはり数が多いのは見ていて壮観で気持ち良い!

次は目的のキョウジョシギを探しに休憩場所のテトラポットへ。

簡単に観察できると思っていたが、入念に探索するも見つからず。

周辺で採食しているのか?それとも繁殖地へ移動したか?

湾内奥の防波堤上ではヒメウを含む達やカモメ達が休憩中。

本日は何と同時に3羽のミサゴを確認できた。


個体A


個体B

個体C

本日はキョウジョシギは残念であったが、思わぬスズガモの大群との遭遇に感謝して、気持ち良くお開きとした。

見聞きした野鳥(観察順)

スズガモ、カンムリカイツブリ、ミサゴ、カルガモ、ウミネコ、ユリカモメ、セグロカモメ、ヒメウ、ウミウ、カワウ、ハシボソガラス 計11種

探鳥記 2021.3.23 恩田川 県境~十日市場 12:20~14:20 晴

今回は恩田川の町田市と横浜市の県境から十日市場駅周辺までを探鳥した。

このコースは神奈川支部のガンカモ調査の担当エリアなので、カモの渡去の状況も気になるところ。

県境付近から田園都市線の田奈駅までの前半はカモセキレイが目を引いた。

カモについては、ペアと思われる2羽で行動するカルガモ、繁殖羽がで始めたコガモ雌、意外に多かったヒドリガモが印象に残った。

肩羽が繁殖羽の赤褐色に変化してきたコガモ

セキレイ類については、さえずりを頻繁に聞くことができたり、縄張りからの追い出し行動やペアと思われる行動を観察できた。


翼の開閉をしながら波状飛行するセグロセキレイ

田奈駅から十日市場駅付近までの後半は、前半に比べて様々な

鳥達と出会った。

その筆頭は恩田川初観察となったヒクイナ

発見時、喜びで声を上げてしまったヒクイナ

繫殖期となり、くちばしと額板が鮮やかになってきたバン

繁殖期に入り、飾り羽をまとうコサギ

今回は撮影に成功したツバメ

ゴール付近の東名高架下付近では鳥仲間のイワツバメの目撃談があったが、観察できず。

本日はここでお開き。

見聞きした野鳥(観察順)

カルガモ、コガモ、カワセミ、ヒドリガモ、ハクセキレイ、アオジ、セグロセキレイ、オオバン、キセキレイ、カワウ、バン、コサギ、イソシギ、ハシブトガラス、ヒヨドリ、スズメ、オカヨシガモ、ヒクイナ、ツバメ、カワラヒワ、ハシボソガラス、ムクドリ 計22種