探鳥記 2021.12.31 舞岡公園 15:30~17:10 晴

2021年の鳥納めに選んだ場所は舞岡公園。

ヤマシギを観察すべく、きざはし湿地~大原おき池周辺を探鳥した。

最近のきざはし湿地でのヤマシギの動向だが、夕方になってから目撃されることが多く、先週の夕方に観察した知り合いによると、ヤマシギは少なくとも3個体いるとのこと。

駐車場からきざはし湿地へ向かう途中、宮田池保護区の歩道でヒクイナを発見。


ヒクイナ 過去最短距離を記録!

2mくらいの至近距離にいたので、すぐ逃げ去るかと思いきや、私のことより食事に夢中の様子。

肉眼で間近に観察してみると、胴体はムクドリくらいの大きさで意外に小さいことに驚いた。

きざはし湿地に到着すると、夕方を待たずに2羽のヤマシギが2段目の草地で採食行動中(本日観察した知り合いによると、午前中からいたとのこと)。

2羽はそれぞれ体色の濃い個体と淡い個体で分かりやすい。

個体A 濃いタイプ


個体B 淡いタイプ

10か月ぶりの再会を喜びながらの観察となった。

更に大原おき池奥の草地でヤマシギを発見。


個体C

ここでヤマシギを見つけるのは、まさに探鳥した!という感じで毎回嬉しい。

本日は知り合いの情報と同じく、少なくとも3個体を観察できた。

他の鳥はというと、きざはし湿地の反対側の草地ではアカハラツグミと会えるも、結局ヒクイナ・タシギ・クイナは最後までは現れず。

アカハラ(亜種オオアカハラ

今季あちこちの探鳥地から冬鳥が少ないとの声を耳にするが、舞岡も同じく例年より少ない気がした、観察した時間帯の影響はもちろんあるが。

年末年始の寒波で、冬鳥がこれから増える可能性があるので期待したい。

見聞きした野鳥(観察順)

メジロ、ウグイス、アオゲラ、ヒクイナ、オオバン、アオジ、ヤマシギ3、アカハラ、ヒヨドリ、シロハラ、シジュウカラ、
ハシブトガラス、モズ、コガモ 計14種

ソリハシセイタカシギ 2021.11.23 稲敷

今回の特集は先日稲敷で観察したソリハシセイタカシギです。

今季は群馬の多々良沼、神奈川県の酒匂川(知らなかった!)、茨城県の稲敷と関東のあちこちで観察されています。

翌日には更にもう一羽が合流して、2羽で居た時もあったそうです。

15時過ぎの撮影で明るくないですが、画像と動画をどうぞ。

動画 ※スロー再生あり

 

ハヤブサ幼鳥 2021.11.23 稲敷

今回の特集は先日稲敷で出会ったハヤブサ幼鳥です。

幸運にも2か所で、比較的近くから思う存分観察できました。

朴訥として可愛らしい顔に見えるハヤブサ。

幼鳥なので、更に可愛く見えました。

以前は猛禽類の仲間と扱われていましたが、近年のDNA鑑定によりインコの仲間であることが判明して、野鳥関係者を驚かせました。

ハヤブサインコの仲間と言われると、確かに横顔はインコ似に見えてきました。

個体A
  

個体B


※音声消去