2021年の鳥納めに選んだ場所は舞岡公園。
ヤマシギを観察すべく、きざはし湿地~大原おき池周辺を探鳥した。
最近のきざはし湿地でのヤマシギの動向だが、夕方になってから目撃されることが多く、先週の夕方に観察した知り合いによると、ヤマシギは少なくとも3個体いるとのこと。
駐車場からきざはし湿地へ向かう途中、宮田池保護区の歩道でヒクイナを発見。
2mくらいの至近距離にいたので、すぐ逃げ去るかと思いきや、私のことより食事に夢中の様子。
肉眼で間近に観察してみると、胴体はムクドリくらいの大きさで意外に小さいことに驚いた。
きざはし湿地に到着すると、夕方を待たずに2羽のヤマシギが2段目の草地で採食行動中(本日観察した知り合いによると、午前中からいたとのこと)。
2羽はそれぞれ体色の濃い個体と淡い個体で分かりやすい。
10か月ぶりの再会を喜びながらの観察となった。
更に大原おき池奥の草地でヤマシギを発見。
ここでヤマシギを見つけるのは、まさに探鳥した!という感じで毎回嬉しい。
本日は知り合いの情報と同じく、少なくとも3個体を観察できた。
他の鳥はというと、きざはし湿地の反対側の草地ではアカハラやツグミと会えるも、結局ヒクイナ・タシギ・クイナは最後までは現れず。
アカハラ(亜種オオアカハラ)
今季あちこちの探鳥地から冬鳥が少ないとの声を耳にするが、舞岡も同じく例年より少ない気がした、観察した時間帯の影響はもちろんあるが。
年末年始の寒波で、冬鳥がこれから増える可能性があるので期待したい。
見聞きした野鳥(観察順)
メジロ、ウグイス、アオゲラ、ヒクイナ、オオバン、アオジ、ヤマシギ3、アカハラ、ヒヨドリ、シロハラ、シジュウカラ、
ハシブトガラス、モズ、コガモ 計14種